クリスマス・プレゼント (文春文庫)

制作 : Jeffery Deaver  池田 真紀子 
  • 文藝春秋
3.58
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本棚登録 : 1036
レビュー : 146
  • Amazon.co.jp ・本 (590ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167661878

作品紹介・あらすじ

スーパーモデルが選んだ究極のストーカー撃退法、オタク少年の逆襲譚、未亡人と詐欺師の騙しあい、釣り好きのエリートの秘密の釣果、有閑マダム相手の精神分析医の野望など、ディーヴァー度が凝縮されたミステリ16作品。リンカーン・ライムとアメリア・サックスが登場する「クリスマス・プレゼント」は書き下ろし。

感想・レビュー・書評

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  • 近頃海外の翻訳ものにはまりつつあるなかでみつけた、読む季節に
    今がぴったりなミステリーの短編集。はじめましての作家さんです。

    タイトルの「クリスマス・プレゼント」は、短編集のなかの一編で
    元々は長編でシリーズ化されているミステリの書き下ろし版でした。
    この場のこんな形でリンカーン・ライムなる名探偵(?)にも初めて
    お目にかかれて嬉しい♪ライムさんの存在がとても気になりだしてます。
    シリーズ読んでみようかな...。

    著書の原作名は「TWISTED」というらしく、これには捻じれた...よじれた...
    のほか、ひっくり返す、どんでん返しの意味も含まれているのでしょう
    数十頁たらずのミステリの中でのどんでん返しが16編続きます。

    よかったと思ったのは
    ・ジョナサンがいない  
    ・ビューティフル
    ・三角関係  
    ・釣り日和  
    ・ノクターン
    ・宛名のないカード
    ・クリスマス・プレゼント
    ・パインクリークの未亡人

  • 「ビューティフル」と「三角関係」に騙されました。この2作品がお気に入り。

  • 一篇、一篇、味わい深い短編集です。短いながらも、よく考えられた短編で、面白いですし、怖い話ばかりです。まさかそんなことが…と思われるようなどんでん返し、実に面白かったですミ(`w´彡)

  • 完成度の高い短編集。
    おなじみのリンカーン・ライム御一行が登場する話しもあり、読み応えのある作品。

    しかし、私は最初のまえがきの中での作者の言葉に何より感銘を受けました。

  • ショートストーリーの中に、どんでん返しを盛り込んだ、驚きアイデア満載の短編集。残念なのは翻訳。堅すぎて、白々しいというか、芝居がかっていてイマイチ入り込めない。文化的背景も分からない部分があるので、作品の良さを100%楽しめたとは言えないのが残念。

  • ジェフリー・ディーヴァーの作品だったので。

    長編のどんでん返しのすごさからいって
    短編も面白いだろうなと予想してはいたが、
    予想以上に面白かった。

    いつもの登場人物に入れ込めるシリーズ物も好きだが、
    色の付いてない人たちが出てくるのもニュートラルに読めて良かった。
    なので、ライムたちが登場した作品が、話としては面白かったが、
    墨絵の世界に絵の具をぶちまけたような違和感があったことは否めない。

    自分としては、一番面白かったのは「三角関係」かな。

  • 「ドンデン返しの達人」による、最初の短編集。

    まだその手練れは熟していないというか、ドンデンというよりは皮肉っぽい。膝あたりまでの落とし穴、ぐらいの感じ。殺しとかストーカーとか陰惨な話が多くて、その辺もちょっとどうかな。

    表題作はリンカーン・ライム物。

  •  全16編からなる短編集。「このミステリーがすごい! 2007年版」で2位になったというだけあって、なるほど、どれも意趣をこらした読みごたえのある短編となっている。あえてベスト3を選ぶと。
    『身代わり』。夫殺しの計画。その顛末は…。
    『見解』。現金輸送車強盗事件発生。目撃証言者と保安官助手の関係、結末はいかに?
    『釣り日和』。息抜きに休日、娘へのプレゼントを約束し、湖に釣りに出かける男。衝撃のラストが!

  • "16の短編集。ジェフリー・ディーヴァーさんの作品を初めて読む。映画化されたボーンコレクターは、好きな作品の一つだが、原作者を意識したことはなかった。
    本書に収められているいずれの作品もひねりのきいた作品ばかりで、最後まで読まないと、どんなお話になるかがわからない。
    私の好きな作品は、「ノクターン」。現代のおとぎ話のような心温まる作品。
    リンカーン・ライムさんが主人公のシリーズを読み始めてもいいかと思った。"

  • 全編を通じて、最後にどんでん返しがある短編集。
    よくある、最後の一行で驚く、系ですが、
    これぐらいの短編でも十分に楽しめます。

    素直に終わらないのは固定として、1回だけでなく2回ひっくり返るような話もあり
    今回はどのパターンかと想像して読むと楽しいです。

  • 頂きものです。外国作家のミステリは初。長編作家のショートショートは一気読み。ビジネスに続きこちらでも新しい領域へのきっかけをもらいました。ハマる深さは未知なれど先ずはこの作家の作品に手を付けます。ありがとうございます。

  • 全ての短編が良質の2時間映画を観ているかのよう。最強の短編集。

  • ディーヴァー三回転半宙返り
    そのまま床にドーン!な、感じ
    ライムシリーズの様なフォローなし。

  • 短編集だが、どれも短い話の中にどんでん返しがあって、上手い!

  • 手練れた作者でさえも、大どんでん返しのカタルシスには、そこそこ長めの文章が必要だと痛感させる1編です。

  • 短編なのに全てに違ったどんでん返しがあって面白かった。いつも短編集に感じる物足りなさがなかった。
    短くても騙されて面白い、さすがディーヴァー!

    『サービス料として』『身代わり』『三角関係』『ノクターン』『クリスマスプレゼント』『パインクリークの未亡人』『ひざまずく兵士』が良かった。
    あまり好きじゃない短編集で、16本のうち7本も気に入るとは…本当に大満足♪

  • 途中で挫折。

  • 怖かった…!
    後味の悪いものが多い短編集なのだけど、気になって読まずにはいられない巧さでもある。
    表題作は同じ著者の「ボーン・コレクター」などの登場人物が特別出演ということで、ファンにとってはまさにプレゼントだろう。
    私はシリーズ未読だけれど、この一編が一番面白かった。
    やっぱり後味良くないけど…。

  • どんでん返しがあると知人にオススメされて読んだ本。
    海外モノは遠のきがちなのだが、ボーンコレクターの作者と知り前のめりで読んだ。
    短編集で訳者も複数。
    訳によって雰囲気が違ってくるね。

  • リンカーン・ライムシリーズ

  • ジェフリー・ディーヴァーの短編集。表題作は書き下ろしでリンカーン・ライムが主人公。
    どの短編も読者の予想を裏切る結末。叙述モノもあるしハートウォーミングもあるし、痛快なものもあるし、そりゃひでえっていうものもある。
    「クリスマス・プレゼント」
    これがリンカーン・ライムもの

    「ノクターン」
    は良い話だけど、予想を裏切るという展開はない。音楽に詳しい警官の機転、その機転を良い感じに見逃してあげる上司。

    「サービス料として」
    これがホントに記憶に残ってなかった。
    と思ったら、これが面白い。犯罪者を最後に大逆転で陥れるラスト。精神治療というシリアスな導入、精神障害者による犯罪。どうすんだよ、これと思わせて…という構成も良い。

  • ミステリー短編集。外国の作品は名前とか地名とか頭に入りづらいのが玉にキズ。しかしあの手この手のどんでん返しで面白かった。個人的には後半の方の作品の方がいいですね。今度はこの作家の長編も読んでみようかな。

  • ディーバーといえば、ひねったストーリー展開が売りだが、短編もまたいい。
    長編みたいに複雑な展開にはなっていないが、最後にどんでん返しがある作品が多いのは、やはりディーバーならでは。
    ただ、作品の通りにあれだけ間違った犯人を挙げてしまうと、アメリカの警察は怒られるだろう(笑)

  • さすがディーヴァー、短編でもあっさり終わらせない。

  • 図書館の本 読了

    内容(「BOOK」データベースより)

    スーパーモデルが選んだ究極のストーカー撃退法、オタク少年の逆襲譚、未亡人と詐欺師の騙しあい、釣り好きのエリートの秘密の釣果、有閑マダム相手の精神分析医の野望など、ディーヴァー度が凝縮されたミステリ16作品。リンカーン・ライムとアメリア・サックスが登場する「クリスマス・プレゼント」は書き下ろし。

    リンカーン・ライムはさすがです。この短編集の中では一番好きな作品となりました。
    どれがすき?って目次を見返したら池田真紀子さんの役のものが好きだと気がつきました。

    Twisted by Jeffery Deaver

  • ジョナサンがいない
    ★★★☆☆

    ウィークエンダー
    ★★★★★

    サービス料として
    ★★★☆☆

    ビューティフル
    ★★★☆☆

    身代わり
    ★★★★☆

    見解
    ★★★★☆

    三角関係
    ★★★☆☆

    この世はすべてひとつの世界
    ★★★☆☆

    釣り日和
    ★★★☆☆

    ノクターン
    ★★★★☆

    被包含犯罪
    ★★★★☆

    宛名のないカード
    ★★★☆☆

    クリスマス・プレゼント
    ★★★★★

    超越した愛
    ★★★☆☆

    パインクリークの未亡人
    ★★★★☆

    ひざまずく兵士
    ★★★★☆

  • ジェフリー・ディーヴァーの短編集。
    短い中でも相変わらずのどんでん返し。
    予想を裏切られっぱなし。(いい意味で)
    善人と思ったら悪人で、悪人が騙されて‥
    いやー、面白い。
    リンカーン・ライムシリーズ最新作を手に入れたので年末は楽しめそう。

  • 捻りの利いたミステリーの短編16編でわりと普通に楽しめた。あっさりしていて味わいや余韻は少な目だと思う。「三角関係」にはけっこう驚き。好みは「ノクターン」だろうか。池田真紀子氏の訳は読み易くていいですね。私的にはまた長編が読みたくなった。

  • この短編集の原題は「Twisted」なのですが、まさにどの短編も捻りがきいた作品ばかりです。
    どの作品もあっと驚く結末で、本当におもしろくておすすめです。

  • こら凄い。
    最初は何てことのない不通の話なんだけど、
    最後にひっくり返される。
    しかも短編全部。

    よくまあこんなこと考えつくよなー。
    「へー」とか「ほー」とか唸りたい人には超オヌヌメ。

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