まひるの月を追いかけて (文春文庫 お 42-1)

著者 : 恩田陸

• 文藝春秋 (2007年5月10日発売)

感想・レビュー・書評

[wisteria0609さんの感想 · 2013年11月24日]

まひるの月。トラウマ。

[wasuredaさんの感想 · 2013年11月8日]

今の私はこの作品の登場人物の感情部分しか読めなかった。
たしかにどんでん返し。
終わらないのに、勝手に終わらせたからしっくりこない。
やっぱり、静が主人公じゃなかったのはショック。

[haru24haruさんの感想 · 2013年10月26日]

蜃気楼のようでした。

追いかけて、触れることはできても、
手に入れることは易しくないのだな。

[土鳩さんの感想 · 2013年10月1日]

恩田陸を久しぶりに読んだけれど、
相変わらず最後にもやっとさせてくれた。

こんなシチュエーションの旅行、毎日飽きないけど
気が張ったままになっちゃいそう。

舞台となる明日香には一度いったことあるけど、
作中の登場人物の感じたミステリアスな雰囲気を感じずに
ひたすらのどかさを満喫してしまったので、
今度行くときはこの本をもって追体験でもしてみよう。

[みーなさんの感想 · 2013年9月16日]

奈良が舞台ということで。

これはミステリーなのか？
ラストがなんだかこじつけというか、とってつけたような印象。
ううん、再読はないかな、と。

[一ノ瀬さんの感想 · 2013年9月7日]

大人になることで感じる寂しさのようなものが漂っている気がしました。
どうしようもない気持ちとの折り合いの付け方とか考えてしまったり。
昔ながらの風景の中を歩きながらだと、普段考えないような事を考えたりするのかも、と旅をしてみたくもなりました。

[niimiyaさんの感想 · 2013年8月27日]

恩田陸さんの「まひるの月を追いかけて」　を読んだだ

日常の延長線上のミステリー
読ますのがうまいねぇ
毎章の終わりで「えっ！？」って展開ありつつ、次の章へってな感じ
映画ってよりも、連続ドラマ的で面白うござんした

童話がなかなか効果的に挟まれてるのは著者らしくていいですな。
逆に著者の他の作品にありがちな読み終わったあとのモヤモヤ感はあんまりないので、あれが好きな人にはものたりないかもしれん。

あっさり読めて、奈良の観光案内にもなるのでええですよ。

[しみさんの感想 · 2013年8月20日]

この1週間で結構読んだな・・・。
歴史がつまった話でした。聖徳太子辺りの
歴史知識があればもっと深く入り込めたかな。
なんとなくダラダラ読んでしまった。
恩田作品の大人の登場人物はどの人も影があるので、
読んでて悲しくなる。
でも文章が好きなのと、全体的に進め方が好きなので
たぶん恩田作品はまだ読み進めるかと。

[なおさんの感想 · 2013年7月21日]

恩田陸の作品手に取りました。

[echelleさんの感想 · 2013年7月9日]

最初は物語の状況が掴めないが、いつしか次第に自分が旅をしている感覚に陥る。

何故、この人と旅をしているのだろう。
そして旅の先に待っているのは誰なのか。

予想は出来るけど、最後まで理由が掴めない。


読み終えた後には
「こういう旅もあるんだ･･･そうだ、奈良へ行こう。」
と思える一冊。

著者プロフィール

1964年宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』で、「日本ファンタジーノベル大賞」の最終候補作となり、デビュー。2005年『夜のピクニック』で「吉川英治文学新人賞」および「本屋大賞」、06年『ユージニア』で「日本推理作家協会賞」、07年『中庭の出来事』で「山本周五郎賞」、17年『蜜蜂と遠雷』で「直木賞」「本屋大賞」を受賞する。その他著書に、『ブラック・ベルベット』『なんとかしなくちゃ。青雲編』『鈍色幻視行』等がある。