- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167780036
感想・レビュー・書評
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武士道とは何たるものなのか、早苗と香織のそれぞれの悩みが面白いし共感できる。お父さんかっこいい。
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香織と早苗がそれぞれ別の場所で互いを思いながら困難に立ち向かっていく姿に感動した。武道とスポーツの違い。武士道とはなんなのか。
前作に続き、剣道の世界の深さを知れる作品。 -
香織と早苗、離れていてもつながっていていい感じ。距離があっても、ずっと一緒にいなくても、相手に無理に合わせる必要のない、こういう関係っていいなと思う。続きも読みたい!
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[過去記録]前作で完結という感じだったので、続編はそれなりに出来上がったんだなぁと言う感じ。「武士道」とはどんなものかというところはすごく納得して、印象に残りました。次作は盛りだくさんらしいので楽しみです。
2011/5/25読了 -
前作読んだらもう読まずにはいられないでしょう。
二年生になった二人、早苗は家庭の事情により福岡へ引っ越し。その転校先の強豪福岡南の剣道部のスタイルに違和感を覚えます。
1作目の香織の剣道に対する違和感とはまた違った違和感、そしてそれに早苗は悩むわけです。
うん、こうして書いてみるとすごく稚拙な感じがするんだけど、実際はもっとこう…なんとももどかしくてちょっと読んでて辛くて、でも圧倒的に青春で、二人ともほんとに成長していて、もし私が将来娘や息子ができたら、こういう青春を思いっきりできるようなサポートはなんでもしてあげたい。別に剣道でもゲームでも何でもいい。
最後に早苗が東松に戻らなかったのもすごいジンと来た。
こう、理屈ではなくて、逃げというかなんというか、移っても別に間違いではない中で、意地と言ったらいいのかな、そういうものを信じて決断をしたのが心にすごく響いた。
青春が詰まった彼女なりの武士道がそこにはあった。
そう、理屈じゃないんだよな〰。
速攻でエイティーン読みます。 -
武士道というものに目覚めた前のストーリー
そしてこの巻では、その武士道の実体にふたりの主人公が気づき体得する。
武士道とは、争いを収めるためにある。
武道と勝負至上主義のスポーツの違い、武道と暴力の違い、それらを描き、武士道を浮き彫りにしていくストーリーに、心洗われる。 -
数年ぶりの再読。感想は前作と同様文句なしの青春小説。
ヒロインの成長する様子を、自分の子供のようにハラハラワクワクしながら一気読み。 -
香織ちゃん成長してるーーーーーー
ちゃんと色んなことを受け入れられる人になってるよー
香織にも早苗にも、導いてくれる人がいる、答えを教えてしまうのではなく、よく考えてごらん、って導いてくれる人。これがなかなか絶妙で。
まだこの2人の成長を見られるなんて嬉しいなあ。