- Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
- / ISBN・EAN: 9784264020516
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ウイミック村では鼻を緑色に塗るのが流行している。みんなの真似がしたい、そんな気持ちで鼻を緑色にしたパンチネロとそのなかまたち。ところが緑色にした途端、今度は別の色が流行して…。
安易な気持ちで流行に乗って流行を追って、そこで得られるものは何でしょうね。「近頃パンチネロはほかのだれとも会ってないわよ」という言葉が印象的です。自分のしたことを後悔して、もとの自分に戻るのは痛みが伴うもの。それでも戻れるのなら、それは仕方のないこと。 -
やっぱり絵がかわいい。
懲りずに人に振り回される主人公パンチネロ。
確かに人間もそうなんだよね。
そのなかでどれだけ自分らしくいられるかどうかは難しいな。
そして一度染まった自分を元に戻すのは痛みが伴う。
でもそれは仕方のないこと。
うん、納得。
ぼくはぼくのままでいいんだ
きみはきみらしく -
流行を取り入れることを否定はしない。けれども、流行に翻弄されるのは感心しない。みんなが持っているから…。みんながやっているから…。 みんなと同じ位置にいないと不安だったり、取り残された感覚になったりするのだ…とか、いじめの種になりかねないから…とか。変な世の中になったものだ。「みんなと同じがそんなにいいの?」「君には君の価値があるのだよ」とひとりひとりに語りかけてくれる。