- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784299005304
感想・レビュー・書評
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ずっと読みたかった本。
星のマークがついた猫ミクジの葉っぱのお告げに導かれて、1人1人の世界がガラッと変わっていくのがとてもいい。
優しい気持ちになる7つの短編集。
私も、ミクジに会いたくなりました。
読んで良かったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
青山美智子さんの本に最近はまってます。
1話読み終わるごとに感動して、新しい価値観を見つけて、余韻にひたらせられます。
理想通りにいかないことばかりだけど、それは何かが少し欠けてるってことでそれに気づくのが大切。
それを手助けしてくれるミクジ。
この本がそのミクジのような存在になってくれました。
特にポイントやスペースにそういう考え方があったのか、と感銘を受けました。
少し背中を押してくれたと思います。
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青山美智子さんの小説は一気に読むのではなくて
話ごとに時間を置いて読むのがいいなと思った
タラヨウの葉っぱに猫(ミクジ)からのお告げの言葉がのっている -
このシリーズはほんとにほっこりしてて癒されます。7つのお話の中でも苔好きの少年のお話『マンナカ』が好き。『お探し物は図書室まで』のあの方が出てきます。そんな繋がりもシリーズものの楽しみの一つ。
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ほっこり。生き方のヒントが隠されていて、何かを掴めそうな錯覚に陥る。
ただ青山さん独特の短編構成は飽きっぽくなってしまうので、青山作品は時間を開けて読みたい。 -
天竜文学賞、イヤー味わえました堪能して至福の思いです。神様当番に似てる展開で、やっぱりいいかと ミクジが実在するかどうかも最後に宮司さんが会うのだからきっといる筈だ。たらのは、多分知ってると思うけど手紙になるって初めて知るって事。ジュリアさんがタロットに似てると言うけどこn展開は面白いし色々人が出てきてね、もうなんだか宮司さんの物語になって欲しいです寅さん的な。1番が保健師さんに辞めた先生の話かな、巧妙なイジメに何も見れない能力0の若い担任に 辛かったろうね、岡崎の目を見た=こんな解決法あるんだな
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小さな神社で猫に「お告げ」の書かれたタラヨウの葉をもらう、悩める人たちの短編集。
どこにでも居そうで、少し周りとすれ違っててうまくいってない老若男女たちがタラヨウの葉の言葉を解釈して道をひらいていくので、毎話優しい気持ちになれる1冊。
切手を貼れば配達してもらえる(らしい)タラヨウの葉、見てみたいなーと思って調べたら、どこかで見たことある葉っぱで意外と身近な存在なんだと思った笑