おわかれはモーツァルト

著者 :
  • 宝島社
3.54
  • (45)
  • (163)
  • (175)
  • (29)
  • (1)
本棚登録 : 1508
感想 : 162
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784299016348

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 榊場くんの再登場は嬉しかってんけど。。。
    トリックと心理描写ともにあんま刺さらんかった

  • あの男が帰って来た!
    待ってました!

    正義心と愛情のあふれる男、
    友人の危機を救いに、
    駆けつけた!

    「才能は神からの贈り物、だから周りの人に分けてあげる物」

    なんだか怪しいな~と思ってた人が、
    やっぱり犯人だった!
    大当たりo(^-^)o

    次回での活躍が、楽しみに。

  • 題名からこのシリーズ最後?と思ってしまったが、そもそも初回がさよならだったのを思い出した。
    今回は盲目のピアニスト榊場に対し、盲目が芝居では?と疑い絡むライターが榊場の練習場で殺害される事件。榊場に容疑がかけられる中岬が登場。なすことすべてがスマートで的を射ており、優しく穏やか。いや、かっこよすぎだろ。。おかげで一気読みしたけど。
    342冊目読了。

  • シリーズの他を読んでなく最初はあんまりでしたが岬洋介が登場してから面白くなりました。
    シリーズ最初から読んでみたくなりました。

  • 岬陽介シリーズ。
    音楽描写が素晴らしいのは分かるけど、いつも長く感じる。ばーっと流し読みしながら、推理が気になり楽しく読了した。犯人はいつも意外なところから出てくるのが面白い中山七里らしさがある作品。

  • (2022/7/29読了)
    このシリーズ最新刊。全て読んだつもりだったけど、あと2冊未読だった。とりあえず、本棚に入れたけど…
    中山さんって、こんなに回りくどい書き方していたっけ?話が動き出したのが、半分を過ぎた頃。
    やっと事件が動き出したのが残り三分の一になってから。
    犯人の最初の登場が不自然で、多分誰もが予想的中。
    思わせぶりでスタイリッシュな感じの建て方も少し鼻につく。
    なのに星二つなのは、未読の2冊を読みたい気持ちもあるから。シリーズは制覇したいよね。。。
    そしてこの本の最後には、次回作の予告がありました。どうしよ。

  • 安定のおもしろさ。悪者に付き纏われ、動機のある人物多数。後半登場する主役が事件を解決に鮮やかに導く。
    細かくは、現場付近で目撃されていないこととか、お互いの嘘の理由が弱かったりするけれど、エンタメとしては鮮やかな展開で楽しい。
    コロナ禍の一時帰国で、いろんな登場人物との繋がりを強めて、次回への種蒔きも感じる。公表されている自作はガーシュインとのことで、結末の行き先がアメリカとの記述アリで、次作はNYなのだろうと推察。

  • 怪しい人は早々にわかった。

  • 犯人となる人物の登場が強引で、結末が分かってしまった。

  • 2016年11月。盲目ながら2010年のショパンコンクールで2位を受賞したピアニスト・榊場隆平はクラシック界の話題を独占し人気を集めていた。しかし、「榊場の盲目は、自身の付加価値を上げるための芝居ではないか」と絡んでいたフリーライターが銃殺され、榊場が犯人として疑われてしまう。事件は深夜、照明の落ちた室内で起きた。そんな状況下で殺人ができるのは、容疑者のうち、生来暗闇の中で暮らしてきた榊場だけだと警察は言うのだ。窮地に追いやられた榊場だったが、そんな彼のもとに、榊場と同様ショパンコンクールのファイナルに名を連ねたあの男が駆けつける――!

    序盤のマネージャー、先生、母親といかにも怪しい感じで描写が続いたのできっとこの3人は違うだろうと踏みましたが、やっぱり最後まで楽しませてくれる犯人当てでした。もしかして御子柴弁護士が?と思いきや綺麗に岬が解決してくれました。合唱でも思いましたが、本当に情に厚いのにブレなくて芯がある魅力的な主人公だなと思います。ライバルですら一目置くような、才能もあふれているのにそれだけではなく周りをなごませて救ってくれる、そんなキャラクターだからこそここまで人気が出るんだろうな。続編も楽しみに待ちたい。

全162件中 51 - 60件を表示

著者プロフィール

1961年岐阜県生まれ。『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、2010年にデビュー。2011年刊行の『贖罪の奏鳴曲(ルビ:ソナタ)』が各誌紙で話題になる。本作は『贖罪の奏鳴曲(ソナタ)』『追憶の夜想曲(ノクターン)』『恩讐の鎮魂曲(レクイエム)』『悪徳の輪舞曲(ロンド)』から続く「御子柴弁護士」シリーズの第5作目。本シリーズは「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~(ソナタ)」としてドラマ化。他著に『銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2』『能面検事の奮迅』『鑑定人 氏家京太郎』『人面島』『棘の家』『ヒポクラテスの悔恨』『嗤う淑女二人』『作家刑事毒島の嘲笑』『護られなかった者たちへ』など多数ある。


「2023年 『復讐の協奏曲』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中山七里の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×