おわかれはモーツァルト

著者 :
  • 宝島社
3.54
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感想 : 162
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  • Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784299016348

感想・レビュー・書評

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  • 岬洋介シリーズの最新刊。(2021年12月発刊)
    キャラクターありきで読んでいるので面白く感じたけど、ミステリとしてはちょっと安直でイマイチかな。

  • 岬の登場が待ち遠しかった。颯爽と現れたら、お馴染みの名前も出てきて歓喜。そこから解決まではあっという間。もう次が待ち遠しい。

  • 音に対する描写の表現の豊さがピアニストとしての技術となっていて周りの評価に違和感がないのが良いなと思ったのと岬さんの出番をひっぱったぶん一番格好良い登場の仕方で面白かった。

  • 岬シリーズ。かつてショパン・コンクールに一緒に出場した盲目のピアニスト榊場。彼に殺人の容疑がかかる。岬洋介が登場するまで少し時間がかかったけれど、登場シーンはやっぱかっこいいな。ミステリの部分での岬洋介の活躍はあっさりと薄めで少し物足りないかな。二人の天才ピアニストのピアノにまつわる音楽小説といった感じ。御子柴さんの名前が出てきて、もしかして御本人登場かなと楽しみにしたけれど、そうは都合よくいかないものね。

  • 「いつまでもショパン」に登場した盲目のピアニスト榊場が事件に巻き込まれる。
    相変わらず岬洋介はスマートで人情味あふれるヒーローでした。

    タイトルがタイトルだけに心配で、若干騙された感があったけどそれで良かった。

    次作の単行本化が待ち遠しい!

  • ふわっとミステリー。人、死んでるけど。結構嫌な感じのネタのはずだけど。ふわっと、さらっと。
    ミステリーパートよりも、音楽解説部が多く、今回はモーツァルト入門説明小説の様相を呈する。

  • 今回の岬は探偵役に徹したか。前半は盲目のピアニスト榊場が盲目を疑われ、フリーライターの寺下殺害を疑われ、そんな長い説明にはじまり、気がつけば、岬が助けに来るというなんかありふれた展開。今までのように音楽的なものがあまり出てこなくて、少しがっかり。こんなストーリーだと、続きが書けそうな気がするが、前作までのワクワク感がなくて少しものたんないかなあ。続け流のだあれば、今後の展開に期待したい。

  • 図書館で借りた本。
    盲目のピアニスト榊場隆平が、実は目が見えていると言い出したフリーライターが、他殺死体で発見され、榊場が疑われる。

  • 安定の楽しさ

    たぶん、私自身が主人公岬を気に入ったからなんだろうと思う。実在しないような天才で価値観も大いに凡人とは異なる。隙がないスーパーマンなんだけど、なぜかお気に入りになった。

    だから、ミステリーとしてはあまり楽しめないんだけど、予定調和がみたくて最後まで一気読みしちゃうんだよね。

    次回作はガーシュウィンだそうな。岬の活躍楽しみだな。

  • 中山七里さんにしてはあっさりめだったような。エグいのに慣れちゃったのかな、、?
    岬洋介シリーズだけど、岬洋介なかなか出てこない。。でもやっぱりカッコイイんだなぁ。
    動機はわからなかったけど、犯人は最初から何となく怪しかったので、意外性はそれほどなかった。
    ピアノコンチェルトを聴きたくなるね~。

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著者プロフィール

1961年岐阜県生まれ。『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、2010年にデビュー。2011年刊行の『贖罪の奏鳴曲(ルビ:ソナタ)』が各誌紙で話題になる。本作は『贖罪の奏鳴曲(ソナタ)』『追憶の夜想曲(ノクターン)』『恩讐の鎮魂曲(レクイエム)』『悪徳の輪舞曲(ロンド)』から続く「御子柴弁護士」シリーズの第5作目。本シリーズは「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~(ソナタ)」としてドラマ化。他著に『銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2』『能面検事の奮迅』『鑑定人 氏家京太郎』『人面島』『棘の家』『ヒポクラテスの悔恨』『嗤う淑女二人』『作家刑事毒島の嘲笑』『護られなかった者たちへ』など多数ある。


「2023年 『復讐の協奏曲』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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