シングルファーザーの年下彼氏の子ども2人と格闘しまくって考えた「家族とは何なのか問題」のこと

著者 :
  • 河出書房新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309028705

感想・レビュー・書評

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  • 前作に続き読了。家族の在り方と仕事についての内容。考えさせられたり、共感したり、相違点を見つけたり。丁度、子供に清濁を教えるのは難しい、自分の価値観や判断基準が果たして本当に正しいのか?と考えていた所だったので、筆者の子供との関わりについては興味深く拝見。

  • 高円寺の花田さんの本屋さんで購入。お店にいらしたご本人にサインを頂戴いたしました。サインと共にオバQのイラストが添えてあり、その時は「なぜオバQ?」という疑問が。でも、本を読んでいて解決。「なるほど、そういう深い意味が、、、」
    花田さんのピュアさで、「子育てとは」「家族とは」と真摯に向き合っていて、子育てがもらや終了した(と思っている)私も新たな視点が得られたような。子育て中、こんなに深く考えていなかった自分を省みる機会になりました。

  • 前作がとっても面白かったので、
    早速図書館で借りました。
    やはり、本と共に生きている方。
    この本でも、彼女のその時の状況に合わせた本が紹介されており、メモメモメモ。

    個人的に、パン屋の本屋での働き方が
    めちゃくちゃ好きです。羨ましくてため息でました。
    花田さんの本を読むと
    もっともっと本が読みたくなるし
    本屋さんで働いてみたくなる。

    ・・・
    読みたいと思った本

    大島弓子 バナナブレッドのプディング
    江國香織 落下する夕方
    田房永子 母がしんどい
    かあいがもん お父さんの日記
    ダニエルタメット ぼくには数字が風景に見える

  • 何か大きなことが起きるわけではないが、登場人物の心情の変化と、花田さんの思考が繊細に描かれており、人の繋がりの不思議さとあたたかさ、面白さを感じる。
    家族に悩んだとき、立ち止まったとき、読み返したい。

  • 花田さんの柔軟な考え方に目からウロコだった。
    もし自分だったら頭ごなしに「それダメだよ。」って言ってしまうようなできことも花田さんは「これって指摘するべき?受け入れるべき?」と子供に真摯に向き合っている。

  • 親になった時にまた読みたい本。

    菜々子さんが家族に向き合い、仕事に向き合い、考えることを妥協しない姿に感銘を受けました。

    自分にも子どもができたら、どう向き合っていくかすごく考えさせられたし、失敗してもいいなとも思えた。

    家族の形に、正しいも間違ってるもないっすよね。

  • 前作がサクサク読めて面白かったので今回も花田さん作品に挑戦してみることに。

    【新しい家族の在り方】にぐっと迫ることができた。多様な形があっていいと思う。それを認める社会でありたい。
    また、花田さんの、試行錯誤しながら2人の子供と距離を縮めて行く過程が面白かった。

  • 花田さんの出会い系の本がかなり面白かったから、もう一冊同じ著者の本を読んでみた。
    一冊目よりもかなり文章が上手くなっていて引き込まれるように読んだ。
    ブレイディさんのエッセイと同じ空気を感じる。

    私も1人親家庭に対する偏見を持っていたので、本に出てきた従姉妹の発言を全部否定する気持ちにはなれない。
    悲しいけど今後も著者は同じ様な目にあうだろうと思う。
    偏見や差別があるのはある意味で仕方のないこと。特にこの国では。

    それでも著者の結婚に対する独特な考え方は、すごく腑に落ちる。
    私もパートナーに対して特別な好意はあるけど、権利を全て奪いたい独占したいとは思わない。浮気をされたらそれは悲しいけど。
    関係が近ければ近いほど、自分の支配下におき、コントールしたいと、つい思ってしまいがちだから、この考えは肝に銘じておかなくてはと思う。

    この本で紹介されていた本はどれも魅力的な本ばかりでまた積読本が増えてしまた。この本の執筆時点で、著者は日比谷HMVの店長だったが、2022年2月に閉店が決まったそう。
    やはり本屋とCD屋のコラボは難しいのだろう。著者の次の転職先が気になる。

  • 出会い系サイトの本が面白かったので読んだけど、こちらも面白かった。
    人と違う考え方でもいいよねって思える。
    人に勧めたい本。

  • 現在はどうなっているのかな。

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著者プロフィール

1979年、東京都生まれ。「ヴィレッジヴァンガード」、「二子玉川蔦屋家電」ブックコンシェルジュ、「パン屋の本屋」店長を経て、現在は「HMV & BOOKS HIBIYA COTTAGE」の店長。

「2020年 『シングルファーザーの年下彼氏の子ども2人と格闘しまくって考えた「家族とは何なのか問題」のこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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