- Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309244525
感想・レビュー・書評
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ここでも呼吸法が出てくる。
7:3の思いで頑張ってみよう~詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
元自衛隊の著者が解く心のメカニズム的な読み物。心の強さは、強度ではなく対処法であるとか、トラウマの強弱で記憶を忘却させたり自身に暗示にかけたりする防衛本能の仕組みなど、症例面からの解説が、心の鍛え方で間違っていた思い込みを消去してくれる。長期的にとるバランスやイメージを持つ大切さや、呼吸や姿勢やエクササイズといった短期的に実践できる訓練を組み合わせ、取り組んでいく過程など、インスタントでは達成できないが、その鍛え方が鉄を打つように基礎を作り上げくれそうで心打たれる。
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今までの、自分の頑張りかたが間違っていたんだなと、納得させられた本。
人間いろいろ経験し、成長していくのだから、子どものままの頑張りでは、自分自身にも他人にもやられちゃうってことだなと。
ご自身がうつになっただけあって、説得力もあり。
大人のがんばりを身につけたい。 -
こどもの時は「今は辛いけど、ここを我慢して乗り越えれば、成長できる」という育ち方の人が多い。
でも、大人のストレスは蓄積型。
我慢して、我慢して・・・。
こどもは短期型のストレスが多いけど、大人は長期型が多い。
短期は我慢できるけど、長期は我慢は・・・。
ストレスに短期と長期と分かれて判断するのはいいと思った。 -
日経ヘルスでの連載が興味深く、筆者の方の本を借りてみた。
これはなかなか目からウロコ!
「耐えられる」「自分の欲求を我慢できる」事が心の強さだとするのは、選択肢の少なかった昔、またはこども時代のことで、現在の大人に必要な心の強さは「選ぶ、捨てる、決心する、冷静に自分を受け入れる」ことだという説明から本書は始まる。
それから、こども時代の心の強さに捕われ、現代を苦しく生きている人達へのトレーニングを紹介している。
実際の内容については興味のある方は是非本文を読んで欲しい。
問題は「白か黒か」ではなく「バランス」なのだという著者の言葉は現代の様々な事象にあてはまる気がしてならない。 -
最近、弱い自分も肯定できるようになってきたけどね。
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烏兎の庭 第三部 書評 4.18. 09
http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto03/diary/d0904.html#0418