- Amazon.co.jp ・本 (373ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309461472
感想・レビュー・書評
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意味不明なコメントのついた意味不明なイラストの羅列。これは自由な想像のための素材。
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英語の図版は下記リンクから見れるので、興味を持った方はまず見てもらいたい。
(ダウンロードも可能)
https://ja.scribd.com/doc/244767179/La-Femme-100-Tetes-The-Hundred-Headless-Woman-1929-Max-Ernst-pdf
シュルレアリスムを知る上で欠かせない一冊。
正直、評価するのは不可能。
なぜなら、とてつもなくユニークで比較対象がないからだ。
本作はロマン・コラージュだ。
素材は古い挿絵盆や博物図鑑や商品カタログなど、既存の図版。
それらを文脈から引き剥がし、意味をこそげ落とし、短いキャプションとともに並べていく。
物語ではない。
想起する連想の連続だ。
決して読み終わることはない。
ふとした時に手を取り、想像力を羽ばたかせる。
そういった一冊。
ぜひとも、体験していただきたい。 -
文庫サイズだが、コラージュ作品の画集
画集ではあるが、本の形式と作品の相性が良い。この形が「百頭女」のひとつの理想的な作品形態と言ってもいい気がする。
内容は支離滅裂なようだが、百頭女やロプロプ、父など、いくつか共通する要素は見いだせる。しかしこれは、マックスさんの脳内の投影のようなものではないだろうか。 -
大型版が読みたくなるけど
楽しかった。
コラージュ見るのも楽しいけど
コラージュみたいな文章もいい
コラージュしたくなるー -
大判本を探す旅に出ます。
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あまり面白いと思えなかった。ひとつの絵に対して1行ぐらいの短い文章で、全体が構成されている作品だったけど、僕にはちょっと合わなかった。シュールレアリズムの雰囲気が好きだと面白く読めるのかも。
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[ 内容 ]
惑乱、私の妹、百頭女。
エルンストの夢幻世界、コラージュ・ロマンの集大成。
今世紀最大の奇書、待望の文庫化。
[ 目次 ]
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ] -
絶望的に絵が小さい→内容は全然分からない。まぁ、あんな髭を持ってればくすぐってみたくはなるだろう→そのおじさんの耳に付いてる四角いのば何?→文頭に戻る
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エルンスト好きだし面白かったけど、文庫だと図版が小さくて迫力が無いし細部が見えづらいのが残念。昔の大型本で見たいけど絶版かな?
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まだまだ私には難易度が高かったか。
でも意外と血みどろの場面が多く、これは見直すべし。