あなたが世界を変える日―12歳の少女が環境サミットで語った伝説のスピーチ
- 学陽書房 (2003年7月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (65ページ)
- / ISBN・EAN: 9784313812062
作品紹介・あらすじ
1992年6月11日。ブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開かれた国連の地球環境サミット。カナダ人の12歳の少女が、いならぶ世界各国のリーダーたちを前にわずか6分間のスピーチをした。そのことばは、人々の強い感動を呼び、世界中をかけめぐり、いつしか「リオの伝説のスピーチ」と呼ばれるようになった。
感想・レビュー・書評
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あいたたたた。
上が9歳だったけどリアクションゼロ。まったく手応えなく寝息が聞こえてきた。
そもそも気候変動問題や貧富格差からして入ってないので、そこからだよね。こっちの問題意識を植え付けようとしてました。パパの勇み足。
2年後にリベンジ!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
不明
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「1992年6月11日。ブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開かれた国連の地球環境サミット。カナダ人の12歳の少女が、いならぶ世界各国のリーダーたちを前にわずか6分間のスピーチをした。そのことばは、人々の強い感動を呼び、世界中をかけめぐり、いつしか「リオの伝説のスピーチ」と呼ばれるようになった。」
著者等紹介
カリス=スズキ,セヴァン[カリススズキ,セヴァン][Cullis‐Suzuki,Severn]
1979年生まれ。カナダ在住、日系4世。幼いときに両親と訪れたアマゾンへの旅がきっかけで、9歳のときにECOという環境学習グループを立ち上げる。1992年、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロでの「地球環境サミット」へ参加。NGOブースでのねばり強いアピール活動が実を結び、サミット全体会で「子ども代表」としてスピーチするチャンスを獲得。12歳にして大人を圧倒させた感動的なスピーチは、「リオの伝説のスピーチ」として、世界中で紹介。「地球環境サミット」以降、世界中の学校や企業、国際会議やミーティングに招かれ活動、1993年に「グローバル500賞」を受賞したほか、1997~2001年にかけては「国連地球憲章」を作る作業に青年代表として携わった。2002年、米国イエール大学卒業と同時に、NGO「スカイフィッシュ・プロジェクト」を立ち上げる。最初に取り組んだ「ROR(責任の認識)」プロジェクトでは、国際的なキャンペーンを展開。日本のNGOに招かれて来日し、大きな反響を巻き起こした -
ちょうど同じタイミングで読んでた「時代の風音」で、リオデジャネイロの環境世界会議のことも出てきたから、その会議でのスピーチなのか!と偶然にびっくり。(そしてこのタイミングで手に取った自分の引きの強さにも!)
恥ずかしながら、私は環境問題などに殆ど関心を持ってこなくて、今年になってようやく学んでいるんだけど、
30年前に12歳の少女が世界に投げかけた言葉は、今も色褪せず、本質を射抜いていた。 -
◎信州大学附属図書館OPACのリンクはこちら:
https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA62811640 -
第51回アワヒニビブリオバトル「芽」で紹介された本です。
2019.04.02 -
2022.07.31
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ずっと読みたいリストに入ってて、もっと早くに読むべきだった。
このスピーチを教科書やテレビやポスターや、目に入るさまざまなところに置いておけばいいのに。
短いけれど読んでいて泣きたくなる文章。
30年前のスピーチだけど、今またみんなが聞くべきだと思える内容でした。
"今や砂漠となってしまった場所にどうやって森をよみがえらせるのか、あなたは知らないでしょう。
どうやって直すのかわからないものを、こわしつづけるのはもうやめてください。"
このスピーチがあっても環境破壊や貧富の差が止まった気はしないのだから、人間の欲深さは本当に底がないのだなあ。かくいう自分も。
もっと環境について知りたいなという気持ちにさせてくれる一冊でした。
またしばらくたったら読み返そう。
(YouTubeでフルスピーチが聴けました!) -
30年前の国連の地球環境サミットでの
12歳の少女による「リオの伝説のスピーチ」
挿絵がかわいらしく英語での文も載っていて
言葉や想いがストレートに感じられます。
子ども向けですが、涙が溢れる一冊です。