利己的な遺伝子 40周年記念版

  • 紀伊國屋書店
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感想 : 84
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  • Amazon.co.jp ・本 (584ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784314011532

感想・レビュー・書評

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  • 難しかったが、読むことができてよかったと思う本だった。遺伝子レベルで見ると、なぜ利己的な遺伝子なのかということがわかった。

    家族や同族に対する生存機械の行動が、利己的な遺伝子によるものだと納得するなど、この視点から見るといろいろなものが説明できる。

  • あらゆる人にとって必読書だと思う。
    ヒトを含む生物がどうしてそういう行動を取るのか、理解する助けにもなる。
    例えば、男性は女性と違って必ず浮気をするものだとよく言われるが、必ずしもそういうわけではないということも理解できるようになると思う。

  • 旧版を読んだことがあるので2回目.

    生物は遺伝子の乗り物.
    その遺伝子が繁栄することと,その乗り物である生物が生存したり幸福であったりすることは全くの別問題.
    (遺伝子目線では自死を選んだ方が,自分と同じ遺伝子を一定割合持つ母親や兄弟を生きながらえさせた方が繁栄する)

    しかし人間という乗り物は発達した脳という機関により運転手に背くことができる(=避妊具の使用)

  • すごく難解で面白い。遺伝子と文化の類似点には納得しかない。

    つながりがあると思う本は今のところ思いつかないです。

  • 日進月歩の新発見が続く進化と遺伝に関し,40年も前の本がいまなお再版され続け影響力を保っているという単純な事実が驚きである。
    自然淘汰とはいったい何なのかについて,ベースの部分で気づきを与えてくれる本。
    各論では,最初の自己複製子は現存するDNAとは限らないこと,アリやハチのような社会性生物の議論,裏切り者に関する議論がおもしろかった。

  • 請求記号 467.2/D 47

  • 生物は生存機械に他ならないって結構ショッキングです。利他的な行動は遺伝子の生存に有利だから。
    現在の遺伝学者はどういう見解なんだろう。

  • 面白いけど、一生読み終わらなさそうなボリューム感。遺伝子のビークルということはよくわかった。

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著者プロフィール

英国の進化生物学者。世界的ベストセラー『利己的な遺伝子』で知られる。ほかの著書に『盲目の時計職人』『神は妄想である』『遺伝子の川』『進化とは何か』など多数。

「2022年 『これが見納め』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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