沈黙の狂詩曲 最新ベスト・ミステリー

  • 光文社
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (420ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334913212

感想・レビュー・書評

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  • 15人のミステリー作家の短編が収められている。どの短編も、ああこの人らしいなとそれぞれの個性がはっきりと刻印されていて面白い。出来としては、玉石混交という感じ。川崎草志「署長・田中健一の執念」は馬鹿馬鹿しすぎて、それが逆に面白い。秋吉理香子「奇術師の鏡」、宮内悠介「ホテル・アースボート」は雰囲気があるなあ、上手い。文章が下手だなあと思う作家もいるが、誰かは言うまい。

  • 【収録作品】「三月四日、午後二時半の密室」青崎有吾/「奇術師の鏡」秋吉理香子/「竹迷宮」有栖川有栖/「銀の指輪」石持浅海/「妻の忘れ物」乾ルカ/「事件をめぐる三つの対話」大山誠一郎/「上代礼司は鈴の音を胸に抱く」織守きょうや/「署長・田中健一の執念」川崎草志/「不屈」今野敏/「などらきの首」澤村伊智/「迷蝶」柴田よしき/「蟻塚」真藤順丈/「美しき余命」似鳥鶏/「三角文書」葉真中顕/「ホテル・アースポート」宮内悠介 
     アンソロジーは、知らない作家さんや作品との出会いがあるから楽しい。再読もまたよし。

  • 喧噪の夜想曲のほうがよかった。こちらはあまり好みの作品が入っていなかった。

  • +++
    ミステリーの協演を味わい尽くす!最旬15作家による魅惑のアンソロジー上巻。青崎有吾、秋吉理香子、有栖川有栖、乾ルカ、大山誠一郎、織守きょうや、川崎草志、今野敏、澤村伊智、柴田よしき、真藤順丈、似鳥鶏、葉真中顕、宮内悠介の作品を収録。
    +++

    既読のものもいくつかあったが、粒ぞろいで愉しめる。どれも、どこか、何か、心に引っかかるものがある物語で、軽いタッチではないものの、一遍一遍が短いので、臆せずに読み始めることができる。どこから読んでも間違いない一冊でもある。

  • ミステリ短編集。初読み作家さんも既読作もほぼ好みだったので楽しかった。世の中的には短編集は好まれないらしいけど、自分は好き。

  • 光文社から3年に1度、2分冊で出ている短編ベストミステリ・アンソロジーの、これが上巻。
    たっぷり3年間分のベストであるから、選りすぐりの傑作揃いになっている。有栖川有栖、大山誠一郎、青崎有吾、この大好きな作家名が並ぶのを見るだけで嬉しい。川崎草志は初めて読んだけど気に入った。その他も面白い作品ばかりだった。
    ただ、発表して時間が経っているので、既に作家の単行本やアンソロジーに収録されている作品が多く、半分程が既読作だったのが唯一残念。

  • ミステリーの協演を味わい尽くす!最旬15作家による魅惑のアンソロジー上巻。青崎有吾、秋吉理香子、有栖川有栖、乾ルカ、大山誠一郎、織守きょうや、川崎草志、今野敏、澤村伊智、柴田よしき、真藤順丈、似鳥鶏、葉真中顕、宮内悠介の作品を収録。

  • いろんな作家の。面白かった。

  • 2020/02/04 8読了

  • 短編集 豪華 

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著者プロフィール

★小説家/推理作家。“平成のエラリー・クイーン”の異名をとる、本格ミステリ界の若きエース! 代表作に『体育館の殺人』『図書館の殺人』『ノッキンオン・ロックドドア』など。

「2018年 『ネメシス ♯40』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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