カササギたちの四季

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334927431

感想・レビュー・書評

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  • 道尾先生の作品にしては珍しく軽快なお話!冬の章の話が一番好きかな♬強欲住職かと思ってた住職が実は…って話。
    読後感が爽やかなのもよかったー(*゚▽゚)ノ

  • 明るく楽しいお話し。

    スラスラ読める。続きがあればよみたいな。

  • リサイクルショップ店員2人と女の子の三人組が身近な事件に巻き込まれる話。四季ごとに四つの物語がかかれています。
    今までの作品と比べればインパクトはあまりないけれど、ほのぼのとしていて面白かったです。

  • 儲からないリサイクルショップで働く男性二人が、不思議な事件の真相を暴く?お話。
    中学生の女の子菜美が憧れているカササギを名探偵だとおもわせるため、色々と小細工をするヒグラシ。
    いつも古いガラクタを法外な値段で買い取らせる住職とのかかわりも面白くさらっと読めた。

  • 間違った推理を正すミステリー ちょっと変わってて面白い
    和尚がいい

  • 著者、直木賞、受賞後の一作目。リサイクルショップの日常の中で事件が起きる。難しく書いてはおらず、サクッと読める一冊。

  • 自分を名探偵だと思い込んでいるカササギくん。友人のヒグラシくんが、カササギくんのトンチンカンな推理を先回りして、その推理を補強する証拠をこっそり作る。
    道尾秀介さんの本を始めて読んだが
    ほのぼの系だったのが意外。
    レビューをみると、もう少し重いのがあるみたいなので、今度はそっちをチャレンジしたい。

  • リサイクルショップを経営する華沙々木と日暮、そこに出入りする中学生の菜美。身の周りで起こるちょっとした不可解な事件を解き明かす、ユーモア・ミステリ。

    真備、道尾、凛の3人が活躍するシリーズを彷彿とさせるが、あちらと違って殺人事件や幽霊話は出てこない上に、肝心の探偵役の華沙々木が頼りないのに自信たっぷりという独特のキャラ。ワトソン役の日暮がその間違った推理のフォローをし、あとでこっそり本当の解決をするという一風変わった形式のミステリだ。爽やかで明るく、面白い。重い本を読みたくない気分の時でもこれなら読めそう。

  • 何気無く借りてみたら思いのほか面白かった。
    この作者さんの本、他に読んでみたいな。
    青春してる感じがする。貧乏でもよいのだ。

  • 変わった登場人物が出て来てコミカルな感じのお話。
    男2+女1の登場人物構成だったからなのか、真備シリーズを思わせる作品。

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著者プロフィール

1975年生まれ。2004年『背の眼』で「ホラーサスペンス大賞特別賞」を受賞し、作家デビュー。同年刊行の『向日葵の咲かない夏』が100万部超えのベストセラーとなる。07年『シャドウ』で「本格ミステリー大賞」、09年『カラスの親指』で「日本推理作家協会賞」、10年『龍神の雨』で「大藪春彦賞」、同年『光媒の花』で「山本周五郎賞」を受賞する。11年『月と蟹』が、史上初の5連続候補を経ての「直木賞」を受賞した。その他著書に、『鬼の跫音』『球体の蛇』『スタフ』『サーモン・キャッチャー the Novel』『満月の泥枕』『風神の手』『N』『カエルの小指』『いけない』『きこえる』等がある。

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