- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344036512
感想・レビュー・書評
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「女の人の声が聞こえるんです」。
殺人の罪を認め、素直に聴取に応じていた被疑者が呟いた。
これは要精神鑑定案件か、それともーー。
身元不明の男性が殺害された。
加害者が自ら一一〇番通報し、自首に近い形で逮捕される。
これで、一件落着。
自分の出る幕はない、と警部補・武脇元は思っていたが……。
事件の真相に、あなたは辿り着くことができるか。
伏線に次ぐ伏線が織りなす衝撃のミステリー。
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純粋なミステリとは言えないのではないかと思うが、新鮮な切り口で面白かった。初盤は、殺されたみんみと友人のゆったんのエピソードと、編集者の雪美との関係が判らず、どうつながるのかと思っていたら、そうきたか、という感じでつながっていく。警察ものとしては、到底成り立ちそうにない展開なのだが、その捜査が容認された理由にも、そうだったのか、と思わされて、ちょっと嬉しくもなってしまった。雪美と真由、最強コンビではないか。シリーズ化を期待してしまう一冊だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
エンターテイメントとして、とても面白かった。第一印象、グリグリの警察小説と想像していました。が、いい意味で裏切られました。
これはこれであり、面白かった。3.6 -
死んだ少女、失踪した女、聞こえる女
うーーーーーーーん、見事。
徐々にリンクする感がたまらない。 -
いつもの誉田哲也氏のミステリーのグロい系ではないけど面白かった!よくテレビで未解決事件を霊能者が死者かと交信して解決する!みたいテイスト。現実でもこんな事ができるのならどんなにいいか!!
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本の装丁からは予想がつかない感じの軽い読後感だった。
こういう二人三脚もありかな。 -
タイトルも内容も重みのある
作品なのにさらりと面白く描いている
これは私的には傑作です
タラレバですが
犯罪ってほんと一瞬の感情で
起こりそれによる連鎖も一瞬の感情で
加速するもの
『知ろうとすることが罪』この言葉に
ぐっときました
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幽霊出てくるならなんでもありになってしまう。
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最初、ゆったんと雪美が別だとは、気づかなかった。最後は、パロディー。よもやよもや。