もう、聞こえない

著者 : 誉田哲也

• 幻冬舎 (2020年8月26日発売)

感想・レビュー・書評

[ocha miiさんの感想 · 2022年4月3日]

何とも言えないミスリードばかりで最後まで突っ走り気味。ん？ってミステリーのなかではナイかな。

[まどまどさんの感想 · 2022年3月3日]

傷害致死が発生。容疑者は、中西雪実。被害者は、浜辺友介。その調べに武脇が取り調べる事になった。そして、彼女は、声が、聞こえると言った。ふいに女の人の声が。親友だった足立美波が殺された事件を長い年月を経て編集者になった寺田真由が事件を調べ出しそして命を落とす事になった。そんな彼女が言霊となり雪実と協力する事に。不思議な話だなと思いつつ、福沢諭吉の言霊が現れた時には、何の話と思いました。正しいと思っていた事が人を追い詰める事になり事件になった。そして簡単に引き下がらなかった事でまた事件が起こった悲しい事件だった。

[すずりさんの感想 · 2022年2月6日]

[Hi-roAKさんの感想 · 2022年1月16日]

警察ものミステリーかと思いきや、途中から思いがけない展開に。

誉田作品は姫川シリーズみたいな王道ミステリーも好きですか、こういうファンタジー作品も好きです。

雪見・真由コンビでの続編とか出ればまた読んでみたいな。

[フェルトさんの感想 · 2022年1月13日]

この感じは好きです。

[なぎささんの感想 · 2022年1月11日]

ミステリにあるまじき禁じ手では？そうとわかったら一気に読む気が失せた…。

[ともりぶさんの感想 · 2021年12月15日]

あだ名しか出さずにミスリードさせるパターンか、と思ってたら明かされたとたんに方向性が変わりすぎて唖然とした。どんでん返しとも違う、なんとも落ち着かない展開。土堂までおかしなキャラになってるし。土堂シリーズないのかな。

[pingen3さんの感想 · 2021年12月4日]

自室で男性を殺してしまった出版社勤務の中西雪美
捜査一課の武脇はその難解な事件の事情聴取を担当した
殺されたのは浜辺祐介
知人と呼べるほどの関係でもないと言う
雪美の自供により襲われ正当防衛での傷害致死と判明していく
ただ雪美の言う「女の人の声が聞こえるんです」が事件を難解にする
被害者との関係は？
本当に女の声は聞こえるのか？
声の正体は？
そして常識を超える驚きの事実の連続で過去の事件に繋がっていく

刑事物の展開ながら異質のエッセンスを含んだ異次元サスペンス
次々と意外な人の視点で進む流れにノンストップでのめり込んでいく
とっても面白かったです

[shinpapaさんの感想 · 2021年11月18日]

148帯とタイトルがあかんわ。ジウやストロベリーみたいな暴力いっぱいの話やと思うやん。人は死ぬけど作者の言いたかったことはもっと他にあって、それなら編集者は構成をこんなんにしたら手に取る人が勘違いしはる。と思わず大阪弁になるけど、中身はよう出来たお話しでした。

[bookrokuidさんの感想 · 2021年11月12日]

たぶんね、帯に「衝撃のミステリー」とか書いちゃうから評価が低くなるのよ。”増山超能力師事務所”みたいなエンタメ系の紹介文にすればいいのにね。
全然楽しく読めましたよ。

著者プロフィール

誉田哲也
1969年東京都生まれ。2002年『妖の華』で第２回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞受賞、03年『アクセス』で第４回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞。主なシリーズとして、『ジウⅠ・Ⅱ・Ⅲ』に始まり『国境事変』『ハング』『歌舞伎町セブン』『歌舞伎町ダムド』『ノワール　硝子の太陽』と続く〈ジウ〉サーガ、『ストロベリーナイト』から『ルージュ　硝子の太陽』まで続く〈姫川玲子〉シリーズ、『武士道シックスティーン』などの〈武士道〉シリーズ、『ドルチェ』など〈魚住久江〉シリーズ等があり、映像化作品も多い。

「2023年 『ジウX』 で使われていた紹介文から引用しています。」