- Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344406100
感想・レビュー・書評
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14歳で脊髄小脳変性症という難病にかかり21歳までの日記が綴られている。
今まで当たり前にできていたことができなくなる。
それがどれほど辛いことか。
神様、病気はどうしてあたしを選んだの?この言葉にぐっとくる。
それでも最後の最後まで一生懸命生き続けた。
共感できる部分もあり悲しい結末だったけど今元気でいられることに感謝すべきだと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
感動と涙。自分の悩みや抱えてる問題の小ささを思い知った。前向きに頑張ろうという勇気をもらった、大切な一冊。
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何度読んでも泣ける作品。ありきたりだが、この作品を読むと毎日を大切に生きようと思える。
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2012-106
ドラマ化もした本。
病気と戦いながら、それでもまっすぐ生きようとする強さを感じた。 -
目次:14歳―わたしの家族、15歳―忍びよる病魔、16歳―苦悩の始まり、17歳―もう、歌えない、18歳―本当のことを知って、19歳―もうダメかも知れない、20歳―病気に負けたくない、21歳―生命ある限り、病と闘い続けた亜也へ
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読まれることを意識していない日記でありながら、表現力に富んだ文章に圧倒された。生活能力の大半が衰える中、思考を維持する大脳が活発であり続けたのは幸せなことだったのだろうか。
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こういう作品って、私は
5つ星を付けないと申し訳ないように思ってしまうのですが
でも素直な感想として、星2つ。
泣きもしなかったし
感動もしなかった。
多分これは作品の良し悪しではなくて
単純に私と亜也さんの人間としての相性だと思う。
ただ、彼女が確かに存在したこと
彼女が沢山の涙と共に闘っていたこと
その事実には文句なしで5つ星です。
んー。
単純に私の性格の問題ですかね。 -
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内容は気になるが途中で断念。日記形式の作品はやはり苦手と認識させられる。読了せず。 -
【△/♯/β】
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確か、中学の進学祝に父親が買ってくれた一冊。著者本人の生き様というか、人生を一分一秒でも無駄に出来ない。地道に、ただひたむきに、『生きてくってこういうことなのかな』って思わせてくれる作品だと思います。
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病気と戦う方の視点ではなく、看病する側の視点で読んでた。
その点では、正直物足りない。もっとドロドロしているべきだと思う。
かろうじて、あとがきの中で、重病人の看病に耐えかねた家政婦が次々と交代するという、ドロドロしい話が出てくるのだが、そこだけだ。
母親の態度が立派すぎる。仮に自分の子供が同じ境遇に陥ったとして、同じ態度が取れるかどうか。
まあ、本作品の中では、父親はほとんど出てこないのだけど。
親子というのはそこまで強いものなのかなあ、などと思うこの頃。 -
障害の受容について。
彼女は20歳になるまで、日々悪化していく自身の障害を受け入れられなかった。
ただのお涙ちょうだいな話として読むのではなく、この本から何を学び取るか考えながら読むのが最も大事だと思った。 -
亜也さんのような強さも、
母・潮香さんのような強さも私は持ち合わせていないけれど、
明日に向かって前を向いて歩いていくことを忘れないようにしたいと思う。 -
何年か前に購入して読んだのを久しぶりに読む。
最近、またちょっと体調が悪く、気持ちが沈んでしまって勉強や就活に身が入らない。
この本はあまりにも辛い闘病生活が綴られているため、励まされたりするものではないけど、自分のことや家族のことについてもう一度考えるきっかけをくれる。
また木藤亜也さんにちょっと助けてもらう。 -
意識はあるのに表現できずに生きているという辛さ。どうにかできないものか、真剣に思いました。
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庭に咲くカンナをながめて君恋し
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責任感の強い人だったんだなあ。切なくて、ページをめくるのがちょっとつらかったです。
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本当に悲しくよくがんばったと思う
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日記46冊をまとめたもの。。
想いがつまっている。生きている価値を考えさせられた。
幸福について考えさせられた。
「こう決断を自分に下すのに、少なくとも、1リットルの涙が必要だったし、これからはもっともっといると思います。」