裁判官の爆笑お言葉集 (幻冬舎新書)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 1607
レビュー : 323
  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344980303

作品紹介・あらすじ

「死刑はやむを得ないが、私としては、君には出来るだけ長く生きてもらいたい」(死刑判決言い渡しの後で)。裁判官は無味乾燥な判決文を読み上げるだけ、と思っていたら大間違い。ダジャレあり、ツッコミあり、説教あり。スピーディーに一件でも多く判決を出すことが評価される世界で、六法全書を脇におき、出世も顧みず語り始める裁判官がいる。本書は法廷での個性あふれる肉声を集めた本邦初の語録集。これを読めば裁判員になるのも待ち遠しい。

感想・レビュー・書評

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  • 裁判官の言葉というと、判決に添えられた意見の非常に難解かつ無味乾燥な文章をイメージするが、本書に集められた文章はなかなか味のある「お言葉」が揃っていて面白い。
    表題には「爆笑」とあるが、笑えるものばかりではなく、しみじみと涙を誘うものも紹介されている。
    裁判に興味があるわけではないが、一度くらい傍聴に行ってもいいかなと思った。

  • 「爆笑」感はなかったけど、被告人の態度にチクリに皮肉る言葉や更正を促す温かみのある言葉から、判事(裁判官)の苦労や葛藤を伺い知れた。記憶にある事件を判例に出しながら、用語解説も興味持てた。「量刑相場」って法の下の平等を尊重し、他の同じような事件で判決がばらつかないようにと。検事の求刑の8掛けくらいだそうだ。しかし、求刑に対する軽さを感じた裁判官の思いが稀に求刑超え判決も。「有罪率99%」無罪になりそうな事件は検察は不起訴にするため。「黙秘権」裁判は被告人の自白を信用していない。証拠の積み上げによる判決。

  • 「爆笑」だけでは片付けられない裁判官のお言葉の数々(゜_゜;)あんな事件もあったな~、こんな事件もあったな~と、しみじみと感じながら読み終わった( ´△`)それにしても裁判員候補者に選ばれないな~(-_-;)最近は知人に選ばれた人も聞かなくなったし…(・_・?)

  • 数多くの裁判官の名言、語録を挙げ、その解説をしている。本屋で見つけて、なかなか面白そうだったので、買って読んでみた。

    裁判官の言葉だけ読んでも結構楽しめる。気の利いたことを言う方、心に響くようなメッセージを投げかける方、いろんな判事さんがいらっしゃる。私は久我泰博判事がお気に入り。

    弁護士を目指していたという著者が加えている解説もわかりやすくGood。ところどころに挿入されているコラムも勉強になる。

    一方で、いたたまれないような事件が数多く起き、呆れる被告人が多いことも再認識させられる。日々こうしたことと冷静に向かい合っている裁判官は尊敬に値する。

  • 巻末のやじうま傍聴記も気になる。あと、ところどころ感じる人情味が憎めない。

  • 時間があれば

  • 法廷での裁判官の肉声が面白い!「法の声のみを語るべき」とされる裁判官が,六法全書を脇に置き,心を砕いて口にしたメッセージ。「法という道具を使って,人が人を裁く」ということはどういうことか。思いをはせてみてください。

  • 久しぶりに読み直した。題名に「爆笑」とあるが、そんなことはない。刑事の裁判官に親しみがわく。

  • 軽いタッチで裁判傍聴の書評が書いてあった一冊。裁判官もいろいろですなぁ〜。

  • 裁判官の面白いお言葉が載っているのかと思いきや、爆笑するものは殆どなく、どちらかというと感動させられる箴言が多かったように思います。
    サクっと読めて、まあまあ面白かったです。
    僕の評価はA-にします。

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著者プロフィール

1975年、長崎県生まれ。九州大学法学部卒。フリーの著述家。デビュー著書『裁判官の爆笑お言葉集』(幻冬舎新書)がベストセラーに。雑誌連載、メディア出演、講演活動のほか、小説の法律監修にも携わる。

「2020年 『裁判長の沁みる説諭』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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