- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344980303
感想・レビュー・書評
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2023/07/02
裁判官の述べた判決文や説諭と言った「判決を言い渡すだけ」と思いがちな裁判官の方々が被告人の心に訴えかけるような法廷外の言葉なども収録されている、裁判官の気持ちの面に触れることができる本。
扱われている内容が刑事裁判の裁判官の言葉がほとんどで、全体を通して結構重たい内容になってると思うけれどなぜこのタイトルになったのか…。
裁判官は判決を言い渡すだけというイメージがあるけれど、やはり裁いているのも人なんだなというのを知ることができると思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
法学部で判例の勉強もしていたけど、勉強ではほとんど出てこない、裁判官の説諭が読めて良かった。あぁ、こんな事件もあったなと思い出しながら読んだ。「爆笑」は言い過ぎやで。
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「私があなたに判決するのは3回目です」
裁判官が公判で発した、(おおむね)判決文の外での一言を集めた本。
「私があなたに〜」が帯に書かれていてあまりのキャッチーさに即ジャケ買いした本。じゃっかんタイトル詐欺感はあるが(笑える台詞は二つ三つ程度だった)、とはいえこれくらい書かないと手に取ってもらえんよな、と思いもするので、まあいいかって感じ。裁判って言うとやっぱり淡々としたイメージがあるけど、なかなか人間味の感じられる言葉が多くて興味深かった。ただなあ。解説の中で自殺された裁判官の方がいらっしゃるのを知って、裁判官の仕事ってやっぱり心労が多いんだろうなあって、しょんもりする気持ちになっちゃった。 -
ちょっと読みづらい構成だった。
あんまり爆笑ではなかったけど、興味深いコメントだった。
裁判って判例に倣って刑期とか決めていくんだね。あまりにもひどい事件なのに軽すぎると思うのはそのせいか。
判事は何色にも染まらないとはいえ、人が裁くから、裁く人の考えがどうしても反映されるものだとわかった。
残された人のためになる道を探っているんだ。
心底軽蔑するような犯罪者も、どうにならなくて一家心中しようとする人、それぞれに対して裁き方の考え方があるようだ。 -
裁判に詳しくなれるが、役に立たない。
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ベストセラーになっているから読んでみた。
裁判官の印象に残ったお言葉をまとめただけの本。何も残らない。 -
爆笑!ではないけど、裁判長の人柄が伺い知れる言葉ばかりでした。
法律を扱う仕事に興味はまっっったく無かったし、できればお世話になりたくないなと思うけど、この本を読んで、裁判長も人なんだと(当たり前)身近に感じることができた。
身から出たサビ、、、心にサビがつかないよう、常に磨いていきたいなと。ありがたいお言葉でした。 -
量刑相場があるけど感情移入してしまう
裁判官の言葉が人間らしくて面白かった。
題名に爆笑が入っているのに違和感を感じた。
筆者の言葉にも違和感を(口悪くなる感じ)