裁判官の爆笑お言葉集 (幻冬舎新書 な 3-1)

著者 :
  • 幻冬舎
3.24
  • (81)
  • (264)
  • (554)
  • (120)
  • (27)
本棚登録 : 3209
感想 : 431
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344980303

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 染まることなく裁きを行わなければならない中、人間らしさが感じられる発言の数々、おもしろいです。

  • 裁判官が判決後に発する被告人に伝えたい一言集。裁判官の人柄が見える気がした

  • 判事も人。感情が揺さぶられどうしても一言言ってやりたいと思うこともあるのだろう。思っていた以上に、裁判が人情味溢れるものなのだと思った。

  • たまにニュースでみる裁判官の説諭(お言葉)について興味深く思っていたので、この本を選びました。
    お言葉もですが、その言葉を吐くに至った事件については知っているもの知らないものを含め、こんな事件があったのかとあらためて思い出しました。ひどいことするなぁ。
    そして人を裁くのも人(裁判官)であることの難しさも書かれており(気持ち的には重い刑にしたいけど、他の判例の量刑とのバランスをもって判決を出している)、それを補足する形で裁判官の言葉が生きていると思いました。
    途中のコラムで無罪判決や量刑を検察官の意図通りにしない裁判官は不自然な異動が見られる。とあり、三権分立、司法権の独立ってなんだろうなぁと思わされました。

  • さらっと読むには、やはり、裁判は厳しい世界。

  • いい意味でタイトル詐称。気軽に手に取り、裁判官の言葉を感じて欲しい。
    法律は突き詰めれば0か1のデジタルなものだが、判決ではそれに加え、人生経験豊富な裁判官の人柄も反映されることを知った。
    AIで裁判が機械化する未来があるかもと想像していたけれど、少なくとも裁判官は人間が全うすべきと思う。

  • 2023年に二度目の読了。

  • 知らない世界への興味関心を満足させてくれた。裁判官って、ものすごく頭脳明晰で、さらに人間らしく相手の気持ちを推し量ったり、思いやったりする優しさも必要な素晴らしい職業だと思いました。
    また読みたい。

  • 裁判の難しさを知れる本。極刑が妥当だと思っても十分に裁ききれないのが現実だと改めて知ることが出来ました。
    裁判官によって特徴があって、それぞれの被告人や世間に向けての言葉がとても胸に刺さりました。いつか裁判を傍聴してみたくなりました☺︎
    ただ、他の方もおっしゃっているように、「爆笑」とは少し違うかなと思いました。自分はタイトルとのズレを認識した上で買ったので良いのですが、そうでない方からしたら全体としての評価が下がってしまいそうで残念です(..;)

  • 2007年発行で少し古い本だけど面白かった。裁判官も人間なのだなぁと。有名な事件というよりも、こんな事件があったのかぁと思うものが多い。児童虐待など読んでいて心が痛くなるものもあった。注目は裁判官の言葉なので、事件を深掘りしてはおらず、比較的サラッと読める本。

全431件中 41 - 50件を表示

著者プロフィール

1975年、長崎県生まれ。九州大学法学部卒。フリーの著述家。デビュー著書『裁判官の爆笑お言葉集』(幻冬舎新書)がベストセラーに。雑誌連載、メディア出演、講演活動のほか、小説の法律監修にも携わる。

「2020年 『裁判長の沁みる説諭』 で使われていた紹介文から引用しています。」

長嶺超輝の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×