裁判官の爆笑お言葉集 (幻冬舎新書 な 3-1)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 3208
感想 : 431
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344980303

感想・レビュー・書評

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  • 爆笑という言葉で手に取る
    爆笑では済まされないお言葉が多々
    爆笑じゃないじゃないか!と怒るというよりは
    しみる感じ...

    でも生徒に紹介したら怒られそう!?

  • 「ストレスがたまっていたから」としゃあしゃあ答える人たちに、裁判官のお言葉が届いているのか?分からないけれど、尽力する裁判官の方々のお仕事ぶりに感動。全然爆笑する類いの本ではなかった。それにしても、裁判官って若いのね。

  • 爆笑しなかった
    というより笑った部分が一個もなかった笑

    裁判官の評価は判決や和解を出した数の多さに集約される そのためスピーディに終わらせるのが出世への近道だが説諭によって伝えたいことを伝えることもある

  • 雨の日電車の中でサクッと読む。裁判官の言葉だけ。ずいぶんと上から目線だなと思いつつあったりまえかと、自分で突っ込む私。「傘の先って尖っていなきゃいけませんか」これが1番印象に残った。いまだに尖っているよな。危ないよ。丸でも良いよな。あっあとタクシーの運転手さんの事ずいぶんと差別している裁判官居てびっくり。訴えても良いレベル。でも負けるか。

  • 爆笑、とあるけど私にとっては非常に考えさせられた本だった
    裁判の傍聴に行ったことがある。この本からはそのヒリヒリ感とか人の人生を決める重みが伝わってくる
    真摯な人間対人間の会話に心を打たれた
    確かに法廷での出会いも縁なのかも
    死ぬより辛い目とは、苦しみ、反省し、恨まれながら生きることなのかもしれないと思った

  • 読んでよかったと思います‼️
    題名の通り爆笑、とはいかないもののクスッと笑える内容なのかな、と思いましたが、裁判所についての知識も結構あって面白かったです。正直お笑い要素はそこまでかなと思いました。判事一人ひとりの個性が出たお言葉は、「司法権の独立」には無い被害者加害者双方に刺さる裁ち方だなと思いました。(日本語ヤバで申し訳ないm(_ _)m)

  • 厳密にいうと再読。もう15年も前の本なんだなあ。ジェンダーに関しては少し進んだか。今読んでもすごい。この本からこういう話が出てきたんだよねえ。

  • 「爆笑」というタイトルとは裏腹に、真面目な筆致で書かれた本だ。集められた裁判官の「お言葉」(判決言い渡しの際などに言われた肉声)そのものに、そこはかとない滑稽味が漂ってはいるけれど。

    とはいえ、つまらないわけではない。十分に面白い、よくできた本である。裁判制度についての勉強にもなる。
     
    見開きごとに一つの「お言葉」が紹介される構成。
    右ページには「お言葉」と裁判官の氏名などのデータが記されるのみなので、パッと見はスカスカだ。

    著者は、本書が初の著作だという若手ライター。司法試験に何度も挑戦して挫折した経歴の持ち主であるため、司法記者ならぬ「司法フリーライター」を名のっている。

    ライターの本能というか習性として、「余白嫌い」ということがある。ページがスカスカになってしまうことが我慢ならず、文章でその余白を埋めようとするのだ(書籍中心に仕事をしているライターは、とくに)。

    かりに私がこの本の著者だったなら、右ページをスカスカにするこのような構成に断固反対しただろう。

    また、著者はタイトルに「爆笑」の二字を入れることにかなり抵抗したそうだ。だが、編集サイドに強引に押し切られてしまったのだとか(※)。

    《「『爆笑』だけはやめてください!」と先方に泣きつきましたが、けんもほろろでしたね。
     幻冬舎の皆さんには、本当に感謝していますが、タイトルだけが残念です。たしかにインパクトは抜群だけども、笑えるもんも笑えなくなるでしょう》(著者のブログより)

    ※業界外の人は誤解しがちだが、本のタイトルを決める際、最も大きな権限をもつのは著者ではない場合が多い。タイトル一つで売れ行きが大きく変わるものだから、「営業部の意見」で決まることも多いのである。

    たしかに、本書がベストセラーになった理由を後付けで考えるなら、スカスカのページ構成と、タイトルの「爆笑」の二字こそが大きな要因だろう。
    いまどきの平均的読者は、ページがぎっしり活字で埋まっているような本は敬遠してしまうのだろうから。 

  • 面白いものもあったが、期待したほどではなかったかな。。
    ただ、裁判官という仕事について、少し理解が進んだ気がする。

  • 裁判官の言葉も良いし、解説も良い。ただ本の題名と内容が合ってないし、著者の皮肉めいな下手なジョークが入ることで、本全体の品格が下がってる。出版社の担当を変えるか、ダメなら出版社自体変えたほうがいい。もっといい本が書ける人だと思う。

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著者プロフィール

1975年、長崎県生まれ。九州大学法学部卒。フリーの著述家。デビュー著書『裁判官の爆笑お言葉集』(幻冬舎新書)がベストセラーに。雑誌連載、メディア出演、講演活動のほか、小説の法律監修にも携わる。

「2020年 『裁判長の沁みる説諭』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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