Tengu: 長編推理小説 (祥伝社文庫 し 8-4)

著者 :
  • 祥伝社
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感想 : 122
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  • Amazon.co.jp ・本 (380ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396334130

感想・レビュー・書評

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  • めっちゃ面白い。でも種明かしはちょっとビミョー

  • 柴田哲孝さんの作品で最初に読んだのが本作で良かった!
    RYU、KAPPAを先に読んでいたら、本作に出会わなかったかも。。
    UMA、、過疎の村、近親交配、絶滅危惧種、、壮大なものが、、
    ストーリーにどんどん引き込まれてしまった。

  • とにかくスケールが大きい。
    通信社に勤務する男っぽいオトコの報われない恋愛と、
    FBI・日本の寒村という閉鎖社会相手の孤独な戦いを描いたミステリー。
    終わり方が、またいろんな意味ですごい。

  • ちょっとエロい。

  • 人間の論理は人間のための物であり、強者の論理は強者のための物である。抗って醜くも生きる姿はどうしようもなく儚い。

  • 非現実的な話だけど意外と面白かった!

  • 同著者のUMAモノとしては先に「KAPPA」を読んでいたのだけれど、あちらとはまた違う結末でした。こういう結末もアリのような、ないような。「KAPPA」のような結末を期待していると肩透かしを食らいます。まぁ、最後まで何が出て来るのかと興味津々で読み進められましたが。過去と現在が何度も錯綜していて、少々読みにくいのが難点。もうちょっと分かりやすく章立てしてくれると良かったのにと思う。

  • B級か?なかなかありえないような驚きの設定なので、そのつもりで。

  • 26年前に起こった連続殺人事件。その調査に乗り出す記者の道平。
    裏にあるのは個人的な恨みなのか、アメリカによる秘密裏の行動か。

    現代と26年前とを行き来しながら、少しずつ明かされる物語。
    肝心なところが最後まで明かされず、読者のページを捲る手を促す。
    ミステリー・サスペンスという形を取っってはいるものの、
    時空・国を越えた親子愛・夫婦愛の物語だった。

    非現実的な内容であれば、とことん行くところまで行って欲しかったのが本音。
    やや中途半端感は否めないが、夢という意味ではこの内容もあり。

  • 主人公はひょんなことから昔、取材した隠里天狗殺人事件を26年振りに再調査することになる。現代と過去が交互に語られるが余りにも頻繁に切り替わる為、酩酊状態で読むと今どちらのパートなのか、よく分らなくなる。前作同様のUMA小説を期待するが天狗の存在感が今ひとつで主人公の回想を中心に話が進む。天狗の正体はバルロワ『幻の動物たち』を読んだことがあるので早い段階で予想が付いた。ユーベルマン博士への言及には思わずニヤリ。最後のオチにはそんなバカなと思った人も多いと思うが、この件に関する科学記事を最近読んだことがある。

    参考)ユーベルマン博士著『未知の動物を求めて』(絶版)。古本屋で見つけたら、“即買い!”です。私は図書館で読みました。

    • ntashimaさん
      【ネタバレ注意!!!未読の方はクリックしないように】関連科学記事http://www.nationalgeographic.co.jp/ne...
      【ネタバレ注意!!!未読の方はクリックしないように】関連科学記事http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20121015002&expand#title
      2012/12/07
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著者プロフィール

1957年、東京都出身。日本大学芸術学部写真学科中退。フリーのカメラマンから作家に転身し、現在はフィクションとノンフィクションの両分野で広く活躍する。パリ〜ダカールラリーにプライベートで2回出場し、1990年にはドライバーとして完走。1991年『KAPPA』で小説家デビュー。2006年、『下山事件 最後の証言』で第59回「日本推理作家協会賞・評論その他の部門」と第24回日本冒険小説協会大賞(実録賞)をダブル受賞。2007年、『TENGU』で第9回大藪春彦賞を受賞し、ベストセラー作家となった。他の著書に『DANCER』『GEQ』『デッドエンド』『WOLF』『下山事件 暗殺者たちの夏』『クズリ』『野守虫』『五十六 ISOROKU異聞・真珠湾攻撃』『ミッドナイト』『幕末紀』など、多数ある。

「2021年 『ジミー・ハワードのジッポー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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