Tengu: 長編推理小説 (祥伝社文庫 し 8-4)

著者 :
  • 祥伝社
3.37
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本棚登録 : 790
感想 : 122
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  • Amazon.co.jp ・本 (380ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396334130

感想・レビュー・書評

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  • 初めて読んだ作家。
    先へ先へと進んで読みたくなったので、かなり面白かったんだと思う。
    単なるミステリーとして殺人事件を描いただけじゃなくて、内容が濃くて歴史の勉強になってしまう。
    終盤で犯人は誰だったのかはわかってしまう気はするんだけど、それでもそこで面白さが薄れてしまうのではなくて、最後までちゃんと読んで詳細を知りたいと思わせる書き方はすごいです。

  • 群馬県の沼田が舞台になってる。ベトナム戦争とアメリカと・・・面白かった。

  • ファンタジーではあるが、読み応えはある

  • おんなのひとがかわいそう
    蔵書→処分

  • ここ数ヶ月での最大の拾い物。書店員のオススメらしく目立つところにあったので作者も知らなかったけど購入。読み始めはつまらないハードボイルドかと思ったが、読み進めるたびに引き込まれて行った。SF的要素があるため好き嫌いは分かれるかもしれないけど、私はけっこう好きです。こういうの。

  • UMAを扱った小説は結構トンデモ系が多かったりするんだけど、これはサクサク読めた。それは多分設定と人物描写の緻密さにあると思う。
    舞台が群馬であることの一点のみで買った本だったが、わりに楽しめた。

    9.11がきっかけでクライマックスに至るなど、ちょいちょいおもしろい設定が出てくるのもいい。良書。

  • 内容
    1974年秋、群馬の寒村を襲った連続殺人事件は、
    いったい何者の仕業だったのか?
    26年前の事件を追う、中央通信の道平記者。
    70年代の世界情勢が絡む壮大なスケールで描かれた
    大藪春彦賞受賞作。


    感想
    過去と現代をうま~く書き分けた傑作。
    真犯人は、ややファンタジーな感じがしたが、
    そこにたどり着くまでの展開が、
    有無も言わせぬストーリーテリングでなんとなく納得。

    キーパーソンの「彩恵子」、演じるなら小雪か!?


    オモシロ度
    good job !!

  • 一気に読み終えました。
    こういう風に終わるのもアリだと思います。

  • 途中までは面白かったが、読んでいるうちに気持ち悪くなってしまった。女性にはあまりおすすめできない。
    ひっぱる割には解決があっけなかった。

  • 何回か本屋で見かけていたのですが、なかなか買えずにいたのですが、シリーズで買ってみました。
    内容としては、グロテスクな表現があり、苦手の人には向いてないかもしれません。
    しかし、先が気になって、一気に読み進めてしまいました。

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著者プロフィール

1957年、東京都出身。日本大学芸術学部写真学科中退。フリーのカメラマンから作家に転身し、現在はフィクションとノンフィクションの両分野で広く活躍する。パリ〜ダカールラリーにプライベートで2回出場し、1990年にはドライバーとして完走。1991年『KAPPA』で小説家デビュー。2006年、『下山事件 最後の証言』で第59回「日本推理作家協会賞・評論その他の部門」と第24回日本冒険小説協会大賞(実録賞)をダブル受賞。2007年、『TENGU』で第9回大藪春彦賞を受賞し、ベストセラー作家となった。他の著書に『DANCER』『GEQ』『デッドエンド』『WOLF』『下山事件 暗殺者たちの夏』『クズリ』『野守虫』『五十六 ISOROKU異聞・真珠湾攻撃』『ミッドナイト』『幕末紀』など、多数ある。

「2021年 『ジミー・ハワードのジッポー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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