公園で逢いましょう。 (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
3.67
  • (6)
  • (20)
  • (13)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 111
感想 : 20
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396337018

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 悪くない。世相を切り取り、適切な問題提起のある、読みやすい短編集だと思う。
    けれど今の私にはあまり響かなかった。

  • 公園で集まる主婦(子持ち)の連作小説。
    それぞれの過去から現在を描いているのだけど、まぁあったりまえにみんないろいろあるわけです。
    特別な出来事ではないにしても、単に子供がいて公園にいるってだけでなくね。でもそれはお互い知らない。そして伝えることもない。その場だけの関係だからなのかもしれない。もしくはこの場に過去なんて持ち出す必要もなく、現在だけの付き合いだからなのかな。
    それでも、決して気薄な関係だからはい終了という終わり方ではなく、「いま」を大切にその関係は続いていく。って感じかな。

著者プロフィール

1968年岡山県生まれ。2002年、第8回小説新潮長篇新人賞を受賞した『太陽がイッパイいっぱい』でデビュー。06年『厭世フレーバー』で第27回吉川英治文学新人賞候補、09年『太陽がイッパイいっぱい』で第5回酒飲み書店員大賞受賞。12年『Junk 毒にもなれない裏通りの小悪党』で第33回吉川英治文学新人賞候補。『ニート・ニート・ニート』は18年に映画化された。他の著書に『イレギュラー』『タチコギ』『Y.M.G.A 暴動有資格者』『路地裏ビルヂング』『ヘダップ』『俺達の日常にはバッセンが足りない』などがある。

「2021年 『共犯者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

三羽省吾の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×