超ミニマル主義

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  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478108444

感想・レビュー・書評

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  • ▼memo------------------------------------------------------------

    ・佐々木典士:ミニマリスト哲学「好きなモノしかない暮らし、好きなコトしかしない仕事」

    ・超ミニマル主義8か条
     (1)最も大切なことに集中するために、他のすべてを手放す
     (2)身軽さ、自由度の高さ、遊び心が、潜在能力を最大化する
     (3)最短時間で最大効果、最小労力で最大パフォーマンスを
     (4)仕事を愛し、楽しんで働く事で最高のアウトプットを
     (5)心を軽くするために、体の負担と環境負荷を最小化する
     (6)上質な成果を出し続け、持続的に働くために暮らしを整える
     (7)時間に極端なメリハリをつけて初めて、人生は豊かになる
     (8)仕事は究極の遊びであり、働き方は生き方である

    ・筆者が、モノやサービスを選ぶ際の基準はシンプル
     その価格以下のものは、「浪費」
     値段相応であれば、「消費」
     それ以上の価値のとなる場合は、「投資」
     「浪費はゼロ、消費は最低限、投資は最大限を」マイルールに生きてきた。

    ・日本では1年の半分近くの4割がOFF(計150日間)
     ・土日(52週×2)=104日
     ・国民の祝日=16日
     ・お盆休み=4日
     ・年末年始=6日
     ・有給=20日

  • 誰かと競い合い、息を切らせて「山頂=上」に向かうのではなく、呼吸を乱さず自分のペースで「遠く=奥」を目指す。
    20世紀には、誰もが必死に「爆発的な成功」を追いかけたが、21世紀に求められるのは「持続的な成果」。そのためには、健康な体と長期的な視座、持久力のある集中力を獲得し、最高の状態をキープし続ける必要がある。そのための全技法を、包み隠さず公開する。
    まさに、登山のように最小限の装備で、長い距離を快適に歩き続けるための実践的な考え方が「超ミニマル主義」である。

    まさに「余計なコト・モノを手放して身の回りをミニマル化、楽でシンプルな働き方を手に入れるための教科書」。本は分厚いけれど、内容はあらゆるコト・モノをひたすら軽くする方法が書かれています(笑)
    軽くできるのはモノだけじゃないところが重要。不必要に抱えているものを見直すきっかけになりました。

  • 自己啓発系やハックものは読んでよかったと思うものがほとんどないのに、たまに読んでしまう。この本も、あの斎藤幸平が推奨している広告を見てつい手に取ってしまった…結果、やはり大したことは書いていないしすべてのビジネスパーソンに役立つ内容でもない…ので途中から斜め読み。

    持ち物や机まわりは軽くする方がよいこと、アプリは一つしか立ち上げず仕事はシングルタスクで片付けていった方が成果が上がること、人は意外なくらい安易に仕事を振るので引き受けるのは慎重にすべきであること、よい睡眠のために逆算してスケジュールを組むと定時に仕事を終えなくてはいけないことがわかること、など、目新しさはなく職場によっては実現は難しくても、考え方として持っておいた方がいいことも書かれている。
    が、この内容を伝えるのに、この装丁と厚さは要らないはず。写真が多いのだが、著者の生き方の基盤になったという登山やテレワーク環境などの著者自身のの写真だけでなく、ネットのフリー素材的な写真が結構挟まっていてページを稼いでいる。ミニマルじゃないです!

  • 精神性はとてもよく理解できます。
    ほとんどの部分は著者に最適化されたライフスタイルで、読者はそれに引っ張られなくて良いと思いました。
    自分なりのやり方で人生を豊かにするために、「要らないものを捨てる」のが大事。

  • 最後になるに連れて面白い。一点集中、ピンポイントとか、出来ることも多い。
    これがミニマル主義かどうかは疑問だけど、若い時からこんなことかんがえていたとしたらとても変わっている。

  • なかなかできないよー!ってことも多いけれど、言いたいことはよくわかる。
    取り入れたいことは素直に取り入れ、難しいことは参考程度に聞いておく感じ。
    でも、とてもわかりやすくて納得はできた。

  • 元音楽プロデューサーにして執筆家・環境保護アンバサダーの著者による、人生を軽くするための本。
    ノマドワーカーやミニマリストの本は何冊も読んできたが、本書はモノや電子データだけでなくスケジュールやタスクや思考なども軽量化の対象としており、1冊でこれほど幅広い分野をカバーしている本はあまりないのではないかと思う。 (だから上記の通り人生全体を見据えた内容だと感じた。)
    個人的には、服やモノの重量にこだわるというウルトラライト・ハイキングの視点、できるだけ連休を確保するために数年単位で休暇の予定を計画するという発想などが新鮮だった。

  • #2023#5

  • 筆者の体験に基づく仕事術。

    ヒット曲は特定のたった一人のために作られていることが多いということが興味深かった。
    私自身も持ち物を少なくしているが、グラム単位まで気にしたことはなかったので、新しかった。
    ミニマルに引かれて読みましたが、その本自体が重く持ち運んで読むには苦労した。
    お片付けのところで、物のことを「この子」と呼んでいることが、読みづらかった。
    いろんなことを実践されていてすごいなーと思う反面、ルールと素晴らしい習慣がたくさんあってミニマルなのかな?と思ってしまった。
    もしかしたら私が思うミニマルとは違うのかも知れないけど。私の方が生み出すものは少ないけれど、シンプルに生きているかもと思った。

  • 荷物の軽さにこだわる

    人生はどう時間にメリハリをつけたかで決まる

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著者プロフィール

モバイルテクノロジーを活用することで場所の制約を受けないワークスタイルを構築し、
ニュージーランドの湖で半自給自足の”森の生活”を、
年の数ヶ月は世界中で”移動生活”を送りながら様々なプロジェクトを手がける。
Instagram、多数の連載、公式メディア〈4dsk.co〉を通して独自のライフスタイルシフト論を発信。
アーティスト育成と大自然への冒険をライフワークとしながら、複数の企業の役員やアドバイザー、
大学非常勤講師、会員制コミュニティ『Lifestyle Design Camp』学長を務める。
著書に、12万部を突破し若者のバイブルともなっている、『自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと』や、
『モバイルボヘミアン 旅するように働き、生きるには』、『The Journey 自分の生き方をつくる原体験の旅』など。
レコード会社プロデューサー時代に配信を含めて10度のミリオンヒット、CD売上2000万枚を記録。

「2018年 『人生やらなくていいリスト』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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