蝦蟇倉市事件1 (ミステリ・フロンティア) (ミステリ・フロンティア 50)

著者 : 道尾秀介 伊坂幸太郎 大山誠一郎 福田栄一 伯方雪日

• 東京創元社 (2010年1月27日発売)

感想・レビュー・書評

[moneさんの感想 · 2014年9月30日]

「弓投げの岸を見てはいけない」のラスト、執筆者コメントを読むまで邦夫だと思ってました。真相にびっくり！でも「大黒天」にいたから助かったということなのかな？あと「不可能犯罪係自身の事件」は犯人の動機もアレですが、トリックも大掛かりすぎて真実味がなかったです。面白いことは面白いですが。ラストの伯方雪日さんは初めて読みましたが、こういうノリはわりと好きです。他の作品も読んでみたいです。

[69hachさんの感想 · 2014年7月23日]

暇つぶしには丁度良い程度、と云ったら酷かも
知れませんが…
ちょっとトンデモトリックが多すぎる気がします。
伊坂さんのが若干マシ、
個人的には福田栄一さんの「大黒天」が
好きでした。

[kiyop92さんの感想 · 2014年6月16日]

共作短編集となると、当たり外れもあり仕方無い。しかし、主人公が濱田岳なのは間違いない伊坂作品はテンポ良くGOOD。他作品もそれなりにだった。

[tsuji-kujiraさんの感想 · 2014年3月3日]

若手ミステリー作家が集まった短編小説集。蝦蟇倉市という架空の町を舞台にしたミステリーを5人の作家でつくられていて、伊坂幸太郎、道夫秀介が有名どころ。その中で福田栄一という作家の内容が良かった。結構面白かったのでこんどこの人の小説を読んでみましょう。

[summerleaf82さんの感想 · 2014年2月17日]

読むのにすっごい苦労した気がする
蝦蟇倉ってとこで起きた事件が
いろんな作家によって書かれて行くんだけど
最初が道尾さんな時点で
もう頭の中はパニックw
次に来る伊坂さんも、
伊坂さん目当てで買ったし
伊坂さんらしかったけど
もう！パニック！

読み終わったかわかんないけど
もう読み直す気もしなくて
売ってしまった本

[ayaponさんの感想 · 2013年9月28日]

架空都市蝦蟇倉を舞台にしたアンソロジー。それぞれ簡単に。道尾秀介：流石。期待を裏切らないどんでん返しと完成度。伊坂幸太郎：これまた期待を裏切らない上手さ。大山誠一郎：初読み。なぜだかわからないがものすごーく読みにくかった。福田栄一：大黒様！伊坂作品とのリンク？なかなか良かった。伯方雪日：初読み。格闘技は苦手なのでなんだかな…。個人的には好みじゃないかな。道尾・伊坂の筆力が光る。２も読もう。2011/317

[yuko0802さんの感想 · 2013年9月1日]

とある都市を舞台にしたミステリーアンソロジー。
伊坂幸太郎目当てに借りる。
けど、道尾秀介が一番面白かった。
ミスリードされて、やられたーって感じ。
二作目伊坂幸太郎でてこないけど読んでみたいかも。

[ゆにこさんの感想 · 2013年8月12日]

年に平均15件もの不可能犯罪が起こる街・蝦蟇倉。
この架空の街を舞台にして、様々な作家さんが競作した本。1。

どの話も面白かった。
違う作家さんの話での事件や登場人物が
他の話でも出てきたりして、
ちゃんと繋がりを感じられて面白かった。

1の中では、伊坂さんの相談屋の話がインパクト強かった。

[圭都さんの感想 · 2013年7月15日]

蝦蟇倉市という架空の街を舞台にした競作アンソロジーです。

１話１話は、まあまあの??ミステリなんだけど(^^ゞ

みんなで、ひとつの町並みと暮らし（プラス事件）を作り上げていく…

っていう試みが面白いなぁ♪って思いました(*^^)v

２巻も読んでみるつもりです。

[ｍｒ．さんの感想 · 2013年6月21日]

時間がなくて全部読めなかった

著者プロフィール

1975年生まれ。2004年『背の眼』で「ホラーサスペンス大賞特別賞」を受賞し、作家デビュー。同年刊行の『向日葵の咲かない夏』が100万部超えのベストセラーとなる。07年『シャドウ』で「本格ミステリー大賞」、09年『カラスの親指』で「日本推理作家協会賞」、10年『龍神の雨』で「大藪春彦賞」、同年『光媒の花』で「山本周五郎賞」を受賞する。11年『月と蟹』が、史上初の5連続候補を経ての「直木賞」を受賞した。その他著書に、『鬼の跫音』『球体の蛇』『スタフ』『サーモン・キャッチャー the Novel』『満月の泥枕』『風神の手』『N』『カエルの小指』『いけない』『きこえる』等がある。