- Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488422028
感想・レビュー・書評
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前作「邪馬台国はどこですか?」の姉妹編。古代史の世界的権威であるジョゼフ・ハートマン教授は、同じ歴史学者の早乙女静香に連れられて、うらぶれた場末のバー「スリーバレー」を訪れる。ここで数々の熱い歴史バトルが繰り広げられてきたことを、彼はまだ知らない・・・。ハートン教授と静香の京都旅行を前に、連日行われた議題は以下の通り*アトランティス大陸の不思議*ストーンヘンジの不思議*ピラミッドの不思議*始皇帝の不思議*ナスカの地上絵の不思議*モアイ像の不思議バーにはスクリーン・液晶プロジェクター、モニターが新たに設置され、カクテルの腕前や料理の種類も格段にレベルアップ。前回ほどの驚きと衝撃は感じらなかったものの、誰もが知っている程度の知識でも世界の歴史ミステリを楽しめる内容となっている。「僕は馬鹿だった・・・」に続いて宮田が論理展開するスタイルが定番化。ハートマン教授の京都行きと、こんな常識外れのバーを経営するオーナーの正体とが最後に残った謎。
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<DIV style="background-color : white ;color :black ;padding : 8px 8px; border : 1px inset #ddd; margin : 0px 5px;">相変わらずおもしろい、言葉・理屈あそび。ずっと一つのバーで、人物像にふくらみのないまま語り続けられるピラミッド、始皇帝、モアイなどなど。単調な枠組みだからこそ、リクツの面白さが際立つ。</DIV>
<h5>出版社 / 著者からの内容紹介</h5>
東洋の寂れたバーの片隅で、過去幾たりもの歴史学者を悩ませてきた謎がいともあっさり解明されてしまうとは。在野の研究家以上には見えない宮田六郎が、本職の静香を向こうに廻して一歩も引かないどころか、相手から得たばかりのデータを基に連夜の歴史バトルで勝利を収めていく。宮田の説に耳を傾けながら、歴史に興味を持ち始めた若い頃のようにワクワクするジョゼフであった。
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■内容(「BOOK」データベースより)
東洋の寂れたバーの片隅で、過去幾たりもの歴史学者を悩ませてきた謎がいともあっさり解明されてしまうとは。在野の研究家以上には見えない宮田六郎が、本職の静香を向こうに廻して一歩も引かないどころか、相手から得たばかりのデータを基に連夜の歴史バトルで勝利を収めていく。宮田の説に耳を傾けながら、歴史に興味を持ち始めた若い頃のようにワクワクするジョゼフであった。
■感想
ジョゼフ(´・ω・`)カワイソウス。
そして非常におなかがすき、カクテルが飲みたくなる本です。
「<a href="http://booklog.jp/users/glmin/archives/4488422012">邪馬台国はどこですか</a>」に比べると多少精細は欠くものの、トンデモ(別名:ムー)大好きっ子な私にとっては、かなり本気で面白かった。
前作は証拠が文献などからもろもろと出ていたけれど、こちらの本は完全な空想なので、とてもムー寄りな感じです。
そしてそれが面白い。
ただ前述のとおり、「<a href="http://booklog.jp/users/glmin/archives/4488422012">邪馬台国はどこですか</a>」の続編を期待すると、ちょっとがっかり感があるかもです。 -
寂れたバーの片隅で、長い間歴史学者を悩ませてきた謎がいともあっさり解明されてしまう。
雑誌ライターの宮田六郎、歴史学者の早乙女静香、シンポジウムに出席するため来日していた古代史の世界的権威ジョゼフ・ハートマン、バーテンダーの松永…時に激しいディスカッションをしながらも、美味しいお酒と肴をつまみながら、歴史の謎を紐解いていく。
とても面白かったです。
斬新な解釈と物の見方で意味が全く変わってしまうことの驚き…もう目から鱗がポロポロと…
個人的には、バーテンダーの松永さんがツボでした。
何故か?ドラマ『ヒーロー』のマスターを思い出しました。
『あるよ』とは言ってくれませんでしたけど…。
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『邪馬台国はどこですか?』の第二段!!
個人的には、更に読みやすくなった気がします。
このシリーズは、もっと出して欲しいです!
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2005年3月18日読了
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続・邪馬台国はどこですか
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お気軽なミステリー。<br />世界史から謎を7つ選び出し、バーのカウンターで談義しながら新解釈を披露するという安楽椅子探偵型。<br /><br />無理やりな理屈付けとカクテルやおつまみの薀蓄を、一緒にカウンターに座っている気分で楽しむのが正解だろう。
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「邪馬台国はどこですか?」の続編にあたる、「新・世界の七不思議」です。1・アトランティス2・ストーンヘンジ3・ピラミッド4・ノアの方舟5・始皇帝6・ナスカの地上絵7・モアイ像扱っているものが大きくなったせいか、結論に前作ほどの切れ味・衝撃度(私にとって)が少なくなったことが残念。むしろ、歴史の説明を改めてきけたので、それがよかったかなぁ、と思いました♪どなたかの感想にもありましたが、ハートマン教授は、京都に行けたのかしらん・・・
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デビュー作「邪馬台国はどこですか?」において日本の歴史を新解釈した鯨統一郎。
姉妹編とも呼べる今作は「世界の七不思議」に迫っていますw
歴史好きな方からそうで無い方まで、珍回答を楽しみましょうw
世界の見方が変わるかもしれませんw