新・世界の七不思議 (創元推理文庫)

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  • 東京創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488422028

感想・レビュー・書評

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  • 『邪馬台国はどこですか?』に続く歴史ミステリー第2弾。いつものバーで、バーテンの松永、ルポライターの宮田、歴史学者の早乙女、そして、早乙女が連れてきたペンシルベニア大学教授のジョゼフ。日本史のテーマばかりを扱った前作に対して、今度は世界にはばたく歴史推理。ピラミッドは何のため?ノアの箱舟は本当にあった?などなど、宮田が「聞いたことあるな」程度しか知らない世界遺産の謎を、正確な理解力と豊かな発想で切り崩していく。題材は、アトランティス大陸、ストーンヘンジ、ピラミッド、ノアの方舟、中国は秦の始皇帝、ナスカの地上絵にイースター島のモアイ像。

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    前作と同じくらい、おもしろかったです。よくここまでネタがあるもんだ、と思ってしまいます。特に、ノアの箱舟に隠された「虐殺」の歴史には唸りましたね。秦の始皇帝の人間像も実に面白い。オススメです!

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著者プロフィール

鯨統一郎
一九九八年、『邪馬台国はどこですか?』でデビュー。大胆な歴史解釈から、日本の常識を覆す独自の作品が話題を呼ぶ。以来、歴史だけではなく幅広い題材を用いて、次々と推理小説を発表している。著書に「喫茶〈ひとつぶの涙〉事件簿」シリーズ、「ハウスワーク代行・亜美の日記」シリーズ、「女子大生桜川東子の推理」シリーズ、「歴女美人探偵アルキメデス」シリーズ、『タイムメール』『女子大生つぐみと古事記の謎』『作家で十年いきのびる方法』など多数。

「2022年 『カルトからの大脱出』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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