世界最高の話し方――1000人以上の社長・企業幹部の話し方を変えた! 「伝説の家庭教師」が教える門外不出の50のルール

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  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492046777

感想・レビュー・書評

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  • とても参考になる、取り入れて実践すべき方法がたくさん載っている。
    これを実践したら、自分も人の心を動かすことができそうだし、プレゼンのスライド作りもシンプルで分かりやすいものが作れそう。

    ① 話し方は何歳からでも劇的に変えられる。なぜなら「才能」ではなく「スキル」だから。
    ② コミュニケーションで大事なことは、「何を言うか」よりも「相手をどんな気持ちにさせるか」
    ③ 「なぜなら」を付け加えるだけで、意外なほど説得力が増す。
    ④ 常に「私は〜」ではなく「私たちは〜」と言う。
    ⑤ 聞き手が思っている感情をくみ取り、代弁する。
    ⑥ 相手に絵を見せるように話す(エモロジカルな話し方)
    ⑦ プライドを捨てて、馬鹿になる。カッコつけると逆に上手くいかない。
    ⑧ 最初の30秒がカギとなる。ここで聴衆との心のつながりができるがどうかが重要。
    ⑨ 何か一つ改善するとしたらズバリ「アイコンタクト」会場の誰かにスポットライトを当てて、その人と会話するようにする。
    ⑩ 自信があるふりをすれば、周りはそのように見てくれる。

  • いつのまにか忘れてしまっていること

  • コミュニケーションにおいて、何を言うかよりも相手をどんな気持ちにさせるかの方が重要
    何を話したかは忘れても何を感じたかは一生残る

    人は自分が聞きたい情報だけ残る
    質問をし、話を聞き、対話をすることがトップのコミュニケーションの要諦
    相手に気持ちよく話してもらうには質問力が重要

    聞き手に関係のあることなら聞いてくれる

    承認、共感、賞賛、感謝
    褒めるときは、すぐに、具体的に、気持ちを込めて
    叱り方は、事実、理由、主観、解決策

    結論、理由、事例、結論の順番で話す

    100万人より1人の顔が思い浮かべられるように話す対象を絞り込む
    キャッチボールのように目線を交わすアイコンタクト

  • 第4章以降は面白いのだが、表層的テクニックもしくはアートのようなマインド指南という両極端に思えた。冒頭で誇大宣伝しているような喋りが苦手なトップエリートが一変した経緯やテクニックが伝わってこない。

    著者の実績は確かのようで、レッスンに通えば効果がでるのであろうが全体が情報商材のLPのような作りで、第4章以降はなかなか面白いのに、惜しい。

  • 二流は口を動かし、一流は目と耳を動かす
    自分の話したいことではなく、相手が聞きたいことを話す

    人は感情の奴隷であり、感情に強く訴えかけることで
    人を動かす事ができる

    自信とはあるように振る舞うことで生まれてくるもの

  • ビジネスマナーの基本を、有名人を例えに具体的に応用してありわかりやすい。

  • 新聞広告で見かけて図書館で借りた。人気の本らしく結構待った。内容は悪くないがなんとなく軽い。

    以下メモ。
    ●人は「自分が聞きたい情報だけ」受け入れる生き物。正しいこと、ファクトを振りかざしても、他人の心は容易には動かない。「興味のある情報」でなければ受け止めてもらえない。
    ●相手の心の扉を開けたいなら、相手の鍵穴に合わせるしかない。自分をアピールしたい、言いたい話を聞かせたい、ではダメ。
    ●あなたが話すときはあなたは知っていることを繰り返しているに過ぎない。でもあなたが聞けば、何か新しい事を学べるかもしれない。ダライ・ラマ。
    ●コロナは大ごとでも地球温暖化や難民問題は身近ではない。大ヒットの法則は「身近な悩みを解決し、お得で、役に立ち、社会的にも影響を及ぼす」もの。
    ●褒め方「承認」「共感」「賞賛」「感謝」
    ●叱り方「事実」「理由」「どう思うか」「解決策を考えさせる」説教や決めつけはダメ。
    ●話がうまい、ではなく、いかに人々の心に寄り添い、動かすことができるか。
    ●スティーブ・ジョブス的な「教官型」からティムクックのような「共感型」へ。支配指示から、目線を同じにして力を引き出す。
    ●非創業系の権力を履き違えた社長が、最も始末に負えない。
    ●トランプ自身には確固としたポリシーはない。「いい人」ではないが支持者を「いい気分」にさせる天才。「支持者の考えや聞きたいこと」を敏感に察知し言語化することに長けている。トランプは支持者にとってのアバターであり、彼を否定することは自分を否定すること。
    ●「いい気分にさせてくれる人」
    ●池上彰と高田明。「でしょうか」「ですよね」問いかけ調が多い。
    ●自己紹介で始めるプレゼンは退屈。
    ●声は、頭のてっぺんに意識をやると高くなり、おへそを意識すると低くなる。
    ●自信があるフリをすること。両手を股間の前で重ねるのは、大切なところを覆い隠しているのは自信がない、不安を隠してある、ととられる。しっかり背筋を伸ばし、広げた肩からすとんと両脇に手を落とした状態か、両手をおへその上で組むのが基本。
    ●思い切った言葉を発することができるのは創業経営者。サラリーマン社長はなかなか言い切ることができない。
    ●「と思います」「と考えています」を止める。
    ●「えー」「あのー」をやめて、ひとときの沈黙を活用する。
    ●言葉を伝えるのではなく、意味を伝える。
    ●誠実でなければ人を動くことはできない。人を感動させるには自分が心の底から感動しなければならない。自分が涙を流さなければ人の涙を誘うことはできない。自分が信じなければ人を信じさせることはできない。
    ●抽象的根性論的ポエムは排除。「やり抜く組織」「事業開発力強化」「スピード感を持って実行力を向上」「構造改革を進める」「イノベーティブな行動」「顧客価値創造」など感情の針がピクリともしないワード。具体的な事例、数値、固有名詞を入れる。
    ●共感は重要だが危険性もある。グループ内の結束を固める一方で「そこに所属しない人を攻撃するようになる」側面がある。一段階高い「共感(普遍的、全人類的)」が求められているのかも。

  • ▶なぜ
    話し方で表現力を高め子どもに力づけさせたい

    ▶どのように
    ・3つにしぼる
    ・問題解決型プレゼン

  • 実践的なコツがまとまっていてわかりやすかった。

    ほめる6:叱る1の割合が良いのは知らなかった。
    叱るときは、事実、理由、主観を伝え、解決策をていじさせる方法を試す。

    プレゼンでは、キャッチボールスタイルのアイコンタクトは出来ていないので実践する。また、語尾が長くなりがちなのでシンプルにする。

  • 分かりやすい内容。派手に表現しすぎで中身が軽く見えるのが残念。

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著者プロフィール

岡本 純子(オカモト ジュンコ)
コミュニケーション・ストラテジスト


「2023年 『世界最高の伝え方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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