外資系コンサルのスライド作成術―図解表現23のテクニック
- 東洋経済新報社 (2012年10月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
- / ISBN・EAN: 9784492557204
作品紹介・あらすじ
グラフの作り方、チャートの描き方、スライドをよりシンプルにするためのヒント-エスタブリッシュメントの世界で確立された、グローバルで通用するテクニックの数々を公開。
感想・レビュー・書評
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下記点は納得感があった
・情報を元に示唆を言い切るのは勇気がいる
・示唆や解釈を提示しないということは解釈を相手に委ねる
・解釈を委ねると摩擦は避けられるがメッセージが伝わらない
・自分はこう思う、というポジジョンを取ることが重要
・分析はできるけどポジションを取れないと、次に必要なことが見えてこない
・戦いに勝とうと思うなら主張をシャープにする努力が生まれ、ポジションを取るというのは、アウトプットクオリティに関わる詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
どう見せるか・見せるべきかについて学べるが
その大前提となるそもそも何を見せるか,見せるべきか(中身)については触れられてないので,そこは別の本で.
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示唆を出すというのは、ポジションを取ること、言い切ること、勇気がいること。
「分析はできるがポジションがとれないという人が多い」
"ポジションを取る、という事は逆にポジションを取る人に戦いを挑む、と言うことです。いつも戦いに勝とうと思えばこそ視聴#にする努力が生まれる。ポジションを取る、と言うのはアウトプットここリティの根幹に関わる問題なのです。"
グラフで使う数字は実数値、構成比、指数値
"美術における模写の目的は、そのものを書き写すことではなく、書き写す過程の中で、書き手が何を考え、どのように筆を犯したかを追体験することで、結果的に思考プロセスを鍛えると言う点にこそあります"
→まねる、手を動かすことの大切さ
→スライドイメージも紙でまずは手書き
レスイズモア
→情報過多は情報ゼロと同じ
→利用規約、目論見書
ビクトルユゴーの手紙 レミゼラブル
「?」→「!」
Surprising yet right
意表をつくけど納得
リモコンのボタンの多さ
→フレキシビリティーとユーザビリティのトレードオフ -
作例集も読んで欲しい。
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資料作成術の導入書だが、個人的には二冊目としておすすめしたい。先に概要、作り方を理解した上で本書を読むことにより、さらに多くの例、技法に触れていける。スライド例を紹介した別書を組み合わせるとさらに効果的。
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スライド作成術で1番分かりやすい本。以下の構成要素を押さえることは本当に重要。
①メッセージ
②グラフ/チャート・表のタイトル
③グラフ/チャート・表
④脚注
⑤出所
⑥ページ番号
仕事で触れる資料には、意外と押さえられていないものも多く、自分自身も忘れやすいので常に意識していきたい。 -
山口周さん絡みで読んでみたけど、スライドの作り方を改めて学べた。
スライドの構成要素なんかの基本から、伝わりやすいグラフやチャートの作り方などなど。
まだまだやなと思いました。 -
役立った
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価値のある資料とは?言われてみれば当たり前、でも実践できてるだろうか?
難しいことは書いてないので、社会人になる人は皆読んでおくべき -
著者に興味があって読んだ。
内容は、よく読めばきっと役に立つと思う。
ただ、能書きは良いから、もうちょっとハウツーモノらしい体裁にして欲しいという感じ。
でも、それはそれで嫌なんだろうな。
なんとなく、そう思った。