- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532261221
感想・レビュー・書評
-
会社における人事部とはどういうものか、どんな仕事をしているのかと言う内実を語るところから始まり、ともすれば憎まれ役になりやすい人事部の苦心について触れている。
そこから会社内での評価基準や働き方などに話が及び、最後はこれからの人事のあり方について触れている。
これからの「働き方」について参考になりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
企業の人事はどのように決まるのか?人事部はどのような仕事をしているのか?など、謎に包まれた人事に関することの一部が紹介されている。
-
働くことの考え方が変化してきているということが、一番気になる。世界の競争に勝とうという意識がない人もいることは仕方ないことなのだろうか。
-
もっとも管理部門で興味のない部署だったので読んでみた。
他の方も書かれているように、結局何を言いたいか、というテーマがある本ではない。人事部というのがどういう所なのかを自分の職務経験から、外資系・女性総合職などの視点も交えて少し紹介しているだけなので、とある会社の人事部が一体何をしているのか参考例として読むのにいいと思う。
「人事部は知恵と意欲にあふれた人たちを支援することしかできない…」という部分が一番印象に残った。なるほど…と思うところは部分部分にある。 -
人事になって半年経った頃、本屋でふらーっと手に取りました。
そうよね、人事って採用だけじゃないのよね。
会社によっても職務は違うのかもしれないけれど、もっともっと色んなことしたい。やらなきゃ!
まずは自分の任務を果たして、それからです。
迷ったら、読み返そうと思う本になりました。 -
一般の社員がなかなか知りえない人事部の仕事と役割を紹介し、これからの人事部に求められるものを論じた本。
ぶっちゃけ、院生むけの本ではないと思う。出世の論理とかの話もあったけど、よく分からなかった。実務経験のない人には少し難しい本だと思う。将来、会社に入ったら読み返してみよう。その時には「ああ、なるほど」と思えるかも知れない。 -
人事部という部署や仕事がよく分からない人への紹介書みたいな感じだが、僕的にはむしろ人事の仕事を経験した人が共感できる内容だと思う。逆に初心者にとっては、専門的な前提がもとに書かれていたり、これからの人事のあるべき姿など、難しかったのではないか。
全体的に書かれていることは納得できるし、「誰と一緒に働くか」が結構重要である点などは特に印象に残った。 -
著者の行った無数のインタビュー内容の断片をまとめたような文章構成で、現実味はあるものの、散漫な印象。人事部や部員その人と、それを取り巻く他の社員を外から眺めたような本で「だからこうすべき」といった内容ではない。残念。
-
転職もして、所詮、出世にも縁のない者だが、多少の欲で読んでみた。
最も興味を引いたのは、「大手企業の内部管理機構で活躍できる能力」というところ。①上司に対する接し方 ②他部署との調整 ③上司の枠内に収まる能力。これは、次期トップの選定の際にも、影響するとか。
こんな基準で選んでいたら、会社はトップの能力以上には大きくなれないのではと心配してしまう。
まあ、そんな心配はさておき、人事について想いのある人は、参考になる一冊だと思う。