人事部は見ている。

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
2.79
  • (15)
  • (74)
  • (265)
  • (143)
  • (36)
本棚登録 : 1483
感想 : 239
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532261221

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「社員(従業員)は企業にとって労働サービスを提供してくれる契約相手にすぎない。」いつまでも会社に甘えてたら、いつか痛い目に合いそう。
    企業の大小に関わらず人員を管理する人事部の仕事は責任が重い。異動にしても常にそれを判断する材料が目の前にあるとは限らない。それでも組織を効率よく回し、かつ会社の将来も考えなければいけない。
    頑張れ人事部。頼んだ人事部。

  • 可もなく不可もなく。
    これといった記憶もない。

  • 336.4

  • 人事部の仕事の裏側、彼らのもつ悩み、彼らから見た他部署の部長、平社員クラスの人事にまつわる様々な言動について等。経験した人間でなければ分からないであろう様々な話が盛り込まれた一冊。

    一人の人事部員が見れる人数の限界値、一般社員が陥りがちな自己評価3割増しの法則など「ふーん、気をつけよう」というレベルの雑学がいっぱい詰まっている。
    サラリーマンは知っといて損はないんじゃないかなぁ。

  • 人事部の役割や人事、昇進など、外からでは、見えない面が書かれていて面白かった。また、女性の社会進出の進展、働き方の多様化、終身雇用制の崩壊など、人事にも柔軟な対応が要求される時代がきつつあるのを感じた。

  • 「人事」というのは辞令をもらうくらいしか関わりが無いので、色々な話が見れて興味深かった。
    読み物として参考になった。


    人事部員に対するエールが随所に溢れている本だった。

  • 人事部のことがよく分かる、極めて真面目な内容。

  • 具体的施策は少ない。
    ただ、雇用制度や配置・給与体系等の見直しは急務であるよう。
    自身の職場においても改善の余地はある。ただし、表面上ではなく本質を。そして合意に至って改善すべき。

  • 「良くも悪くも古き良き日本企業」の実態を描いているような印象を受けながら読んでいたら、案の定 "これが、伝統的な日本企業の「出世の構造」である。" (P.132)と書いてあって腑に落ちた。とは言え、企業における人事部の見えづらい色々な側面を分かりやすく解説してくれていると思う。そしてつくづく感じたのは、会社の人事部の機能不全…( -_-)

全239件中 71 - 80件を表示

著者プロフィール

楠木 新(クスノキ アラタ)
楠木ライフ&キャリア研究所代表
1954年神戸市生まれ。1979年京都大学法学部卒業後、生命保険会社に入社。人事・労務関係を中心に経営企画、支社長等を経験。47歳のときにうつ状態になり休職と復職を繰り返したことを契機に、50歳から勤務と並行して「働く意味」をテーマに取材・執筆・講演に取り組む。2015年に定年退職した後も精力的に活動を続けている。2018年から4年間、神戸松蔭女子学院大学教授を務めた。現在、楠木ライフ&キャリア研究所代表。著書に、『人事部は見ている。』(日経プレミアシリーズ)、『定年後の居場所』(朝日新書)、『定年後』『定年準備』『転身力』(共に中公新書)など多数。

「2022年 『自分が喜ぶように、働けばいい。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

楠木新の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×