「ほめる」技術

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  • 日本実業出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534034090

感想・レビュー・書評

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  • 役職はない平社員の立場で読みました。
    内容としては、管理職向けの本かな?とは思うが、部下目線でも気づきが多かった

    上司も褒められたい!というのが特に印象的だった。
    役職が上にあがるほど、ますます褒められることが少なくなる…まさしくそうだなと。
    部下発信でアクノレッジメントをやって
    働きやすい環境を作っていきたいと思えた。

    アクノレッジメントを積極的する人間か
    アクノレッジメントを待っている人間か
    前者でいれるように、日々人を観察し、信頼できる人を目指したい。

  • ・企業のマネジャ ーに 「人からどのように働きかけられると 、いちばんやる気があがるか ? 」と聞くと、圧倒的多数が 「任された時 」と答える。アクノレッジメント(=存在承認)の種類に優劣があるわけではないが 、このリサーチを見る限りにおいて 、やはり 「任せる 」はスーパーアクノレッジメント。

    ・任せるのがうまい上司は 、常日頃から部下に何を任せられるのかを一生懸命探している。このレベルにいるのだからこれなら任せられるというものを何気ない観察の中で模索している。このことで失敗しても責任は自分が取れる、もし失敗してもそれは部下の成長にとって大いに役立つだろうというものを探している。とりあえず振ってみる、ではなく戦略がそこには存在する。明瞭に伝え、そして期待も伝える。ちゃんと叱ると相手は 「自分のことを大事にしてそれをいってくれた 」「自分のためにあえて苦言を呈してくれた 」と思える。アクノレッジメントを伝えられたと感じる。あなたは部下を怒っているか、叱っているか、あるいは見過ごしているか?

    ・コーチングの哲学を表現するフレ ーズの一つに 「答えは相手の中にある 」というのがある。上司が一方的に指示を与えるのではなく、少し我慢して部下に問いかければ 、実はそこにすばらしい答えが眠っている可能性があるのではないか 。

    ・最近 、ドクター、看護師など、医療の世界でコーチングを学ぶ人が増えてきている。特に重視されている点は 、ドクターがコーチングの手法を生かしながら 、どういう治療を施すのがいいのかを最終的に患者さんに決めさせると 、経過が良くなるケースが多いということ。治療法を選定させると 、一方的にドクターが治療法を決定する場合に比べて、患者が早期に回復するというリサーチが出ている。相手に治療方法を決めさせることには 、さまざまな意味合いがあると思うが、おそらく何よりも大きいのは 、患者が自分の判断をドクターが信頼してくれているという想いを抱くことにある。

    ・上司に対してもアクのレッジメントを与える・・・一に報連相 、二に報連相 、三四がなくて五に賞賛。報連相 (報告 、連絡 、相談の略 )は上司に 「あなたのことを信頼しています 」 「頼りにしています 」ということを伝える最も効果的な手段。皆さんの上司は皆さん以上に賞賛に飢えている。なんでも構わないからほめてみる。

  • 定期的にこういう本を読んでる気がする。
    自分のマイクロマネジメントぐせを直すには、行動と習慣化しかないことは分かっているのだが、今ひとつ信頼し切れてないのかなあ、、

  • Kindleの安すぎるセールで購入。この手の本ってば読んだ上でのやりすぎは見透かされてしまいそうなリスクがあるとはいえ、人として本能的に大切な人間関係の築き方ってば平たくいうとアクノレッジメント、っていうワードで定義できるなと共感できるし200円程度で大きな気付きと学びのある本。

  • コーチングのぷろが教える、人を褒めるスキルの本。 相手のタイプによって着眼点を変え、相手を存在を認めて、こまめに褒めていくことで人間関係をスムーズにしていく。
    大変参考なった、あとはどれだけ実行していけるかだろうと思う。

  • 【速読】こないだ読んだコーチング入門の補完として一緒に読みました。前提となる部分(上っ面ではなく本気でいい所を探す)は当然同じなのですが、ここで技術的に踏み込んでいるのは人間のタイプ分けと、それらへの褒め方。そういえばムッツリした人にやたら褒めても響かないわけで、人によってくすぐられる部分てのは違うんでしょう。いまはここまでいく段階でなく、相手の答えを待てるか、というレベルなので(つい言いたくなる)、これはまた後ほど機会があれば。

  • いろいろなことが繋がって行くことを理解するに至った

    アクノリッジメント

    人を承認することの重要性と 人の力を利用する環境の整備

    ある意味ファシリテーションに繋がる部分があり、チームのモチベーションを上げる方法論とリーダー、マネージャーとしてのあり方が面白かった。

    この世の中には二種類の人がいる。一方はすきあらばアクノリッジメントしようとしている人で、もう一方はアクノリッジメントされることを待っている人

    私はたぶん今までは後者だったはず、しかし そう思うからこそ他人も後者のはず

    であれば、私は前者になれるように気をつけるべきだと思う。

    明日からどこまでできるか!! やってみなければ!

  • 褒めるの苦手です。自分が褒められて育てられたことが、あまり無いからだと思います。
    怒られっぱなしの人生でしたから。

    社会人になっても、基本的には怒られて、なにくそ!っとがんばってきたタイプなので、いざ、自分が上司になり、非常に苦労しています。

    とりあえず、本を読んで勉強しようと、読みました。
    なかなか、役に立ちそうです。とりあえず、書いてあることをそのままやってみています。

    物語形式部分があったりするので、すっと中身は入ってきます。

  • 相手をしっかり見る、観察する
    タイプに合ったモチベーションのくすぐり方がある
    とにかく声をかけて気にしてあげる
    あいさつ
    別れの挨拶をしっかりしてあげる

  • 人は皆、ほめられて育つ。

    努力、理屈、結果…。タイプによってほめるポイントは違う。

    コーチングのひとつ。

    人の欲望の中で自分ひとりではどうすることもできない欲望。
    それは、他人からほめられること。

    ほめられる人間とほめる人間。どちらの人間になるべきか。

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