「ほめる」技術

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  • 日本実業出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534034090

感想・レビュー・書評

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  • 早速実践してました!

  • 身にしみる…とほほ(笑)

    コミュニケーションで大事なコト
    相手に真剣になって
    相手のこと一番に考えて
    自分にできることをする(言葉をかける)
    …ときには、そっとしておく

    自分の気持ちにだけ真剣になって
    自分本位な考えで行動するのは
    単なる独りよがりだ

    私生活も
    仕事も
    相手がいてこそ
    自分がある

    意志ある相槌
    何気ない一言
    すばやいレスポンス
    相手に選択肢を

    心がけます!

  • 読みやすく、イメージしやすい例をたくさんふまえて説明している。
    コーチングを薄く広く、応用のしやすい形で知るには良い本。

    「人を動かす」でもあったように
    基本的には「相手に重要感を感じさせることが大事」を念頭において
    コミュニケーションを取ることによって、相手のモチベーションも上がるという考え方。

    例えば、
    ・メールを早く返す
    ・相手に仕事を任せる
    ・アドバイス時には相手に選択権を与える(選択させることによってコミットメントによる実行力の増加も期待できる?)
    ・相手の努力などを観察して認める
    など。

  • タイトルの『「ほめる」技術』というと、なんとなく人をおだてる、持ち上げることや、媚を売るようなイメージがわきます。
    でも、ここで語られる「ほめる」とは、「存在を認める」ことです。

    相手の名前を入れて元気良く挨拶するとか、日頃の感謝の気持ちを言葉やものを通じて伝える、こんなことも「アクナレッジメント(=承認)」の一つです。

    テクニックを習得するための第一歩は、『相手を観察すること』です。とにかく、とにかく、『観察』します。
    そして、それをそのまま相手に伝えます。「毎朝、元気に挨拶をしているね。」と。
    その言葉に自分の感情も入れると尚よしです。「毎朝、あなたが元気に挨拶をしてくれるから、私も元気をもらった気分になるよ。ありがとう。」と。
    それらの言葉を通じて、「私はあなたのことを見ていますよ。」「私はあなたのことを考えていますよ。」「私はあなたのことを大切に思っていますよ。」と暗に伝えているのです。

    騙されたと思ってやってみませんか?
    ギスギス、もやもやしていた人間関係が変わるかもしれません。

  • 何度読んでも感動する素晴らしい本。
    ほめることは難しいことではない。
    著者のエピソードを交え、とても納得のできる内容です。

  • 相手を「承認(アクノレッジ)する」ことについて述べてある本。
    これを実行するだけでもコミュニケーションの取り方が変わってくる。

  • 【要旨】
     誉めることも含めて「アクノリッジメント」(相手の存在を認める行為・言葉)が重要である。以前は根性論でも成長できたが、現在は様々な権威が失墜し、心の底から信頼できない。アクノリッジメントの中には、誉める(誉め方も様々あるが)、任せる(委譲)、相手の意見を求める、謝る、頻繁に声を掛ける、贈り物など様々。
     しかしながら、相手にあったコミュニケーションをしないと意味がない。コーチングでは思考のパターンと外界との関わり方に基づいて、人のタイプを大きく4つのタイプに分けている。「コントローラー」は行動的・野心的で過程より結果を重視する。「プロモーター」は自分のアイデアを大切にし、好奇心が強く、人と活気あることをする。「サポーター」は人を援助することを好み、協力関係を大事にする。「アナライザー」は行動前に情報収集、分析を行い、計画を立てる。完全主義的なところがあり、助言者・コメンテーターのような“傍観者”になりやすい。
     コントローラーに対しては、安易な誉め言葉は「コントロールされている」ように感じられてしまう。例えばその自身ではなく、その人のチームメンバーや雰囲気を誉めてやるとよい。プロモーターは、誉め倒してよい。スポットライトを当ててやることが重要。サポーターは自分が注力したことに対し、無意識のうちに相手に代償を求める傾向がある。正当な評価をしないと逆ギレの可能性がある。アナライザーは専門性に対し、認知し、誉めてやるとよい。

    【感想】
     「ほめる」というのは、通常は上から下に対する行為であるため、末端(ヒラ社員)の自分には縁遠い話である。ただし、コミュニケーションの一環としたアクノリッジメントの必要性は感じる。相手との良好な関係作りのために、どのように相手と接するのか。そのヒントがアクノリッジメントだと思った。

    【目次】
    第1章 人を動かすアクノリッジメント
    第2章 認めること、ほめること
    第3章 たった一言で気持ちは伝わる
    第4章 人によって接し方はさまざま
    第5章 相手にあったコミュニケーションを選ぶ
    第6章 アクノリッジメントで何が変わったのか

  • 「ほめる」ということを代表とする「アクノレッジメント」全般の大切さを教えてくれます。

    「アクノレッジメント」とは、相手の存在を認めるということ。
    それを示す行動には、褒めることだけでなく、普段の挨拶や心遣いも含まれます。

    誰もが認めてほしいと心のどこかで思っている
    だから、相手の存在を認め、安心させることができて初めて、相手が心を開いてくれる

    そういうつい忘れがちなことを改めて認識させてくれました。

  • アクノリッジメントについて書かれた本です。コーチングの視点でかかれています。

  • 最近ちまたではコーチングという言葉がよく出ている。

    本書ではacknowledgすることの大切さを説明する。

    相手の存在を承認することで、やる気を引き出す。

    YouではなくIによる承認の大切さなど、単なるスキルに留まらない。読んでいて自分のよくないところや、これは自分に当てはまるので実践しなくちゃと思うことがあり参考になりました。

    自分はまだ学生で部下などいるはずもないのですが、それだけでなく様々な場面でも実践していこうと思える本でした。

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