ユア・プレゼント

著者 :
  • PHP研究所
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感想 : 97
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  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569853550

感想・レビュー・書評

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  • 水彩画が美しくて、ポストカードが欲しくなる。
    胸に響いた文章は半々といったところだが、レイアウトとして、無理に丸型に文章を収めたり、文字を逆さまにするのは読みずらくて仕方ない。
    全体的にもう少し統一感が欲しかった。
    この手の詩集は少し苦手だったが、この本は割と良かった。


    体が言うことをきかないって、間違っていた。
    私が、体の言うことをきいていなかったんだ。p31

  • 『マイ・プレゼント』を読んで1年近く経ってました。今回も青山さんのポエムのような文章にU_kuさんの赤の水彩画が素敵。

    最初の「待ちに待った明日」は娘のピアノの発表会を思い出しました…あなたの晴れ舞台に駆け付ける、それが私の晴れ舞台…。

    そして「手放したら次の準備」は青山さん自身の言葉のように感じました。

    『マイ・プレゼント』もそうでしたが、自分が読むタイミングで心に響く物が変わってくる気がします。今の私にもいくつかありました。夜になると開いて、雨音が奏でるメロディにとともに遠くに飛ばしてくれる傘…欲しいなぁ。

  • 青山美智子作品とのことで、期待しすぎてしまったかな、、ぽつりぽつりと刺さる言葉もあるけれどそれほど。色彩豊かなアートとともに言葉が紡がれた鮮やかな本。

  • マイプレゼントと対になる作品。
    今回は赤が基調となる一冊。
    絵と文章、装丁どれも素敵でした。ページをめくるたびに、絵の中にいる小さな女性(女の子?)を探し、見つけると何だかほっとしていた。

  • 美しいアート作品。
    温かい色合いと、やさしい言葉の数々。
    プレゼントにしたい本。

  • U-kuさんの絵に詩のような言葉を合わせて素敵な本に。
    絵の中に時々現れる小さな女性?がアクセントにもなってこの人は何をしているのか何処へ向かっているのかと考えた。

  • ひとりじゃないって歩き出せる気がした赤色。

  • 短編集と思いきや詩集。
    落ち込んでいる時や悩める時に背中を押してくれるような、優しくも力強い言葉に癒された。
    詩と共に目に入るU-kuさんの挿絵も、惹き込まれる色遣いで美しかった。
    先に此方を読み終えたが、My presentも楽しみ。

  • 読了。

  • 『赤と青とエスキース』でタッグを組んだ青山さんとU‐kuさん。
    2022年7月に発売されたブルーを基調とした『マイ・プレゼント』と対になる本作は、華やかなレッドが目を惹く一冊。

    水彩絵の具で描かれた赤を基調とした装画は、時に繊細で美しく、時にダイナミック。
    前作同様、絵の中に存在する少女を見つける楽しさはそのまま。

    青山さんから紡がれる優しい言葉とU‐kuさんの装画がピタリとマッチし相乗効果でより素敵な作品に仕上がっている。

    ネガティブな感情を包み込み前へと進むきっかけをくれる様な作品。

    あなたも私もきっと大丈夫と。

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著者プロフィール

1970年愛知県生まれ。横浜市在住。大学卒業後、シドニーの日系新聞社で記者として勤務。2年間のオーストラリア生活ののち帰国し、上京。出版社で雑誌編集者を経て、執筆活動に入る。第28回「パレットノベル大賞」佳作を受賞。デビュー作『木曜日にはココアを』が、第1回「宮崎本大賞」を受賞する。『お探し物は図書室まで』で2021年「本屋大賞」2位に、『赤と青とエスキース』で2022年「本屋大賞」2位に選ばれる。他の著書に、『鎌倉うずまき案内所』『ただいま神様当番』『月曜日の抹茶カフェ』『マイ・プレゼント』(U-ku氏との共著)『月の立つ林で』『リカバリー・カバヒコ』等がある。

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