死ぬ前に後悔しない読書術

著者 :
  • ベストセラーズ
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感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584137130

感想・レビュー・書評

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  • 真っ当な"世界"で暮らす
    偉大なもの、崇高なものは、それを教えてくれる
    家畜として死ぬより、人類が到達した場所から、思考回路と眼により世界を再構築する
    読書とはそういうものです

    「たとえ、世界が全体として、いくら進歩したところで、若者は、やはりいつの時代にも、最初の地点から出発し、個人として世界文化の進化の過程を順を追って経験していく以外にないのだ」
    ゲーテとの対話より

  • 情報通はバカになる。読書の本質は危険なもの。分かりやすい説明は危険。長いスパンで考える。古典を読め。読書に答えを求めるな。偉大なものに触れる。非情なものを避ける。自己正当化のための読書はやめろ。名作を読み返せ。濫読から精読へ切り替える。世界文学全集を読め。「ゲーテとの対話」は必読。残り時間を考える。アウトプットは大切。古典を読め。無知で怠惰な人が野蛮を生み出す。

  • 古典的名著を読み、偉人の思考回路に学ぶ事の重要性を著者は訴えている。
    それは今を生きる事の前提条件であり、さもなければ人間は取り返しがつかない事になると。
    なるほどと思う反面、著者の読書活動や執筆活動が必ずしも、知的行為や生産的行為として結実するとは限らないのではないか、との反発も覚えた。
    因みに著者のイチオシは『ゲーテとの対話』です。

  • 書いてある事は概ね正しい。というか、内容的には大学の授業で習ったレベルだし。ただし、実践できない所が人間の怠惰な所で、結局死ぬ前に後悔するんだろうな。

  • ◆きっかけ
    Amazon読みたいリストから移動 2016/8/4

  • 著者の言わんとしていることは、非常にわかるし
    納得できるところもあります。
    読書することの大切さ。その中でも古典や古典的な良書
    を読むことがとても重要であること。
    それをしてこなかった人は、幅というか奥行が感じられない
    人になっているようなことも感じることが多々あります。
    また、ある程度上位の人でも、少し幼稚な部分や身勝手で
    話し方や内容が浅はかな人もいるのは確かだと思います。
    ただ、ちょっと攻撃的すぎる文書や、その文体が逆に
    そういう残念な人の口調と大差がないと思われるところ
    が非常に残念ですし、読んでいて少し気分が悪くなります。

  • 「安易な正解に甘んじてんじゃねぇ」みたいなことが章の終わりに「まとめ」で箇条書きされてるのが自己矛盾的で面白かった。編集者と色々あったんだろうなー

  • 読んでる時はたまたま荒んだ気持ちだったので、乱暴な物言いが心地よく感じられた。が、内容はあんまり覚えてないな。いい大人がなんでもかんでも手に取る濫読なんかするな、古典などの良いとされるものをよく読め、という主張だったけど、その論法だとこの本は誰にも読まれないのではないか。

  • 古典を読むこと!!

  • オススメしまーすいいものを、YKK

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著者プロフィール

1975年、山梨県生まれ。作家。ニーチェの代表作「アンチクリスト」を現代語訳した『キリスト教は邪教です! 』『小林秀雄の警告 近代はなぜ暴走したのか?』『日本をダメにした B 層の研究』(ともに講談社)、『日本人は豚になる:三島由紀夫の予言』『日本をダメにした新B層の研究』(ともにベストセラーズ)ほか、祥伝社新書に『コロナと無責任な人たち』『100冊の自己啓発書より「徒然草」を読め! 』『ニッポンを蝕む全体主義』。『思想の免疫力 賢者はいかにして危機を乗り越えたか』(中野剛志氏との共著、 ベストセラーズ)など著書50冊は以上。

「2023年 『古典と歩く大人の京都』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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