大奥 (ヤングアニマルコミックス)

  • 白泉社
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本棚登録 : 780
感想 : 74
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592162797

感想・レビュー・書評

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  • 古書で購入して読み。
    完結。途中抜けた巻があるので、もう一回読む。

  • ストーリーが秀逸!

  • あ~、とうとう終わっちゃった……。
    面白かったなぁ~~。

    大河ドラマを毎年観るのだが、幕末モノだと、ドラマの演者と本作のキャラのイメージのギャップが楽しかった。ふくよかなな女性として描かれていたあの方が、ドラマだとおっさんかよwwとか。

    女に政はできん! と西郷は言うけれど、政を行う者が女から男に代わった途端、この国はドンパチドンパチやりだすよね。もうこの時代では作中誰も知らないことだけれど、春日局は“守らねばならぬ徳川”とは、戦のない平和な世だって言ってて、その徳川が終わった途端に以下同文。治済はひとつだけ良いことを言った、男が政に口を出すものではない。(2022-08-24L)

  • 集大成。ただ、ただ、号泣

  • ほんとになぁ…傑作だよなぁ…
    江戸城の会見は笑いつつも圧倒された。西郷の反応もそうくるかー!という感じで上手くよしながさんの手の上で転がされる感じが心地よい。

    瀧山の漂わす不穏な空気はここへ来て心配が現実のものとなる。「許せよ」からの独白が、たった2つの文と、たった一つの絵だけなのに、ものすごい深みと重みを持って心の中に入ってくる。すごい描写力。

    オチも良かったよー。かの人が締めるとは思ってなかった。

  • 西郷隆盛、己言わせておけばコノヤロウ!!ってなってたところを…!
    胸がすく思いでございました。天晴!
    無血開城、よしながふみさんの描く大奥の畳み方が素晴らしくて惚れ惚れ。
    最終巻、やきもきもさせられつつも心に平穏を与えてくれました。
    天璋院様の胸の奥にずっとあったモヤモヤ、少しでも軽くしてくれて一読者としても安堵。

    暗い夜から始まり、夜明けの空を明るい表情で見つめる歴代将軍の表紙も素晴らしかったです。
    カバー下まできっちりデザインされてるの、完結した今初めて知りました!
    魂消た!(って書くの初めて知ったんで使ってみたかった:笑)

    幕末から明治、そして現代へ無理なく続くかのような描写。
    見事な手腕、素晴らしい作品をありがとうございました。

  • 愛が多すぎて受け止めきれない
    有功に瀧山、、流水紋、立ち姿も全て描き方がかんぺき
    登場人物多くて描きわけが素晴らしいけど、眼差しだけはずっとおなじでいる。繋いでいくんだな

    終盤まじ激アツシスターフッドという感じ流石の一言。。
    何巻だったか、疫病が落ち着き始めた頃に
    育児に家事にいっぱいいっぱいの女性が
    「これで私も働かずに済む(夫も働きに出れる)」みたいなこと言ってたのが印象的で、そうそう、本来男女平等とはそういうことなんだよと思った
    自分がしんどい時にバランスを取る、そこに何も理由付けなんていらない。。

    どんな社会構造でも
    必要があろうがなかろうが、枠組みに沿ったロールが与えられてしまうし、「だから男性は/女性はダメなんだ」と言われてしまう。
    今も昔も、そんな逆風にたいし背中を押してくれるのはフィクションだろうがいつだって歴史。。

  • 読者にとってはこの漫画自体が没日録で、没日の時代にあるような今であっても、意志を継承していくことで乗り越えられるっていうような話

  • 本当によくできた歴史lf
    読む前はレディコミ?とあまり期待してなかったが大きく裏切られた
    それぞれの時代を生きた将軍とそれを取り巻く家臣や町人、多くの人の人生を追いかけることができる
    あまりに切ない生き様は、「もし歴史が〜だったら!」と考えて楽しむきっかけになるかも

  • 完結。

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著者プロフィール

東京都生まれ。代表作の『西洋骨董洋菓子店』は2002年、第26回(平成14年度)講談社漫画賞少女部門受賞。2006年、第5回(2005年度)センス・オブ・ジェンダー賞特別賞、第10回(平成18年度)文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。ほかの作品に、『大奥』『フラワー・オブ・ライフ』『愛がなくても喰ってゆけます』『愛すべき娘たち』『こどもの体温』などがある。


「2022年 『きのう何食べた?(20)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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