あきない世傳 金と銀 源流篇 (ハルキ文庫 た 19-15 時代小説文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758439817

感想・レビュー・書評

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  • 新シリーズ
    主人公・幸が呉服商「五十鈴屋」に奉公へ
    紅屋から嫁いできた菊栄が里帰りしたまま離縁したことで幸の運命は変わるのか?
    続きが楽しみ

  • まあ、プロローグということで、可も不可もなく。でも、ちょっと皆、性格が浅すぎないか? 

  • 商家の話。
    ややゆるい作り。
    奉公に出るまでが長く、バランスが悪い。
    高田作品がはじめてだと、途中で投げ出すかも。

  • 時代は江戸、女子が勉強をするなんてとんでもない!という時代。
    そんな時代に生まれた、向学心の強い学者の娘、幸。
    でも、父親が亡くなってしまい、幸はたった7歳で奉公に出ることに。
    奉公先は、かつての家から10時間ほど歩かないといけない遠方で、着物の生地屋。
    個性豊かな人たちのいる中で、幸はどう成長していくのだろう・・・

  • 2016.09.読了

    みをつくしを思い出し、
    みをつくしの人たちが登場しそうな雰囲気。
    やはり 作風をガラリと変えるのは
    難しいのでしょうし、
    読者も変わるのを期待してないかも

    幸があまり苦労せずに、
    幸せになってくれるといいなぁ

  • また読み始める。面白い、一気読み。
    タイトルから先の展開がだいたい予想されるがそれも楽しみである。

  • 相変わらず、一気に読んでしまう傾向があります。関西エリアのお話なので、より親しみのわく物語でした。

  • 澪つくしシリーズが終わってガッカリしてたら、またすごくシリーズが始まった!!
    学者の娘で知恵、知識を貪欲に吸収したい幸が、経済的な困窮により奉公に出た先で次第に大きく成長していく、ってとこかな。
    早く続きが読みたい!

  • 高田さんの新シリーズ。
    知恵をと望むものの、女が学問をすることが理解されない時代。それでも、家族に囲まれて平穏に生きていたはずの幸。
    思いがけない不幸の連鎖で奉公に出ることになっても、そのひたむきさは消えない。
    三男坊との淡い気持ちに通い合いが成就することを願うものの、いろいろと困難が待ち受けそう。
    他の縁談が襲ってきそうで心配。
    それも、お店を思う善意からやってきそうなのが、いっそう気がかり。
    幸の一生を描く大河ドラマの幕開けといった感じ。
    手元に2巻があるので、間をおかずに読むつもり。

  • また長くなりそうな新シリーズがスタート。というよりも、長くなる前提で構成されたような印象のある1巻。ここで諦めたらダメだ。ダメだぞ。
    大坂商人の商いの話なので、朝ドラを見ていてよかったと思いました。
    2016/7/17読了

  • 一行目:「これ、何て書いてあるのん?」
    高田郁の最新シリーズ。女は、家事をおぼえるようにしつけられる時代の子ども、主人公華。
    だが、知恵をつけたいと切望している。
    奉公に出されたあとも、その聡い頭を認められ、奉公先の跡取りが亡くなったところで、次巻へー
    今回も面白い。一作目にしては、登場人物を出しすぎたか。

  • 図太く。

  • 2016.7.25

  • 五鈴家の女衆になった幸が、商才を発揮して五鈴家を盛り立てていくのか、今後が楽しみ。

  • 3.8
    丁稚の奉公先・五鈴屋で学問に目覚めた幸と、文学的な才能ゆえに居場所のなくなる奉公先の次男坊智ぼん。
    番頭の治兵衛は、幸の才を見抜き目を掛け機会を見て知識を身につけさせる、智ぼんはついに戯作者を目指し家を出てしまう。

  • 新シリーズ始まる。前作より、ちょっと世俗的で下品な出来事が多いように思う。

  • もはや安定の読み易さですね。たしかに続きは気になりますが、みをつくし料理帖ほどではないなー。

  • 高田さんらしいシリーズもの

  • ものが売れなくて、どう売るか模索した時代という点が現代と似ている・・・、というあとがきに、なるほどなぁと思う。
    不幸な身の上となった少女、幸と、奉公先である呉服屋、五鈴屋の話。不幸と言っても亡くしたのは父兄で、母妹は離れて暮らすことになりながらも健在で、「みをつくし料理帖」澪の出だしよりは明るい印象。竹梅ペアと少しずつうちとけていく様子もいい。(お梅どんさん・・・笑)
    幸本人よりは五鈴屋のほうが、放蕩癖のある長男やら仕事しない三男やらで傾きかけていてピンチ。三男・智蔵と幸は惹かれ合いそうだったけど、優秀な幸がダメ長男にめあわされそう・・・?!というところで初巻おわり。
    商いの心得を述べた本「商売往来」がでてきてそれを引用することもあり、とらえようによっては強烈な現代へのメッセージ。そんなつもりはないかもしれないが・・・。

  • 「みおつくし料理帖」で高田郁さんの描く人間模様の虜になりました。新シリーズが始まったと知り、手に取りました。
    やはり、いい!はんなり、柔らかい、人の温かみを感じることのできる一冊です。今後が楽しみ!

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著者プロフィール

髙田 郁(たかだ かおる)
1959年生まれ、兵庫県宝塚市出身。日本の小説家、時代小説作家。元々は漫画原作者で、その時のペンネームは川富士立夏(かわふじ りっか)。
中央大学法学部卒業後、1993年集英社の女性向け漫画雑誌『YOU』で漫画原作者としてデビュー。その後山本周五郎の「なんの花か薫る」に衝撃を受けて、時代小説の執筆に至る。2006年「志乃の桜」で第4回北区内田康夫ミステリー文学賞区長賞(特別賞)を受賞。2007年「出世花」で第2回小説NON短編時代小説賞奨励賞を受賞。そして2008年に同作を含む短編集『出世花』で小説家デビューを果たした。
代表作に、全10巻で300万部を超える大ヒット『みをつくし料理帖』シリーズ。同作は2012年にテレビドラマ化。2013年に『銀二貫』が大阪の書店員らが大阪ゆかりの小説の中から「ほんまに読んでほしい」本を選ぶ「Osaka Book One Project」の第1回受賞作品に選出、2014年にNHK木曜時代劇にて林遣都主演によりテレビドラマ化された。

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