- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784766001716
感想・レビュー・書評
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考え方の整頓。
興味のあるタイトルだったので読んでみました。
色んなエピソードから、筆者の思ったこと、考えたこと、感じたことが書いてあるが、タイトルを念頭に解釈すると、この本は、「様々な事象に対し、どう考えるのか、考えたのか」を筆者の体験の元書かれていることがわかる。
「こんな時、どう考えますか?
私は、こう考えました。」
この本からそんなメッセージを感じつつ、考え方を学びました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
どうでもいいことでも、自分なりの解答が見つかると
考えが整頓されてすっきりする
個人的にはとても共感できる思考プロセス
観点というか、引っかかるフックがおもしろい
この本の内容が私のようにおもしろいと感じる人もいれば、
こんなしょうもないこと本にしてどうするんだ?
と思う人も少なからずいるような気がします -
わたしは、思ったこと、感じたことについて「なぜ」そう感じたのか、ということを突き詰めて行くことが、正直あまり得意ではない。
直感的なタイプだと思うし、タチの悪いことには、その直感に根拠なく自信や確信をもっているようなこともある。
が、佐藤さんはきっと違う。仕事に関しても、日常の生活の中でさえも、自分のこころの反応を、1ミリたりとも見逃さないし、それについて、とことんハラオチするまで考え抜く。
その発想力は、きっとそこに裏付けられている、気がする。
純粋にエッセイとしても楽しい面白い本です。 -
物事は常に核心となる部分だけに本質があるのではなく、その周縁にも種はちりばめられている。
何かを導くための過程にも面白さはあると思った。
デザインはよりよく生きるためのものであり、アートはなぜ生きるのかということ自体から考えるということが面白い。 -
「この文章には、ものごとの輪郭を辿っている面白さがあります。突然ものごとの核心に行くのではなく、その輪郭を歩きながら、考えていることを文章にしているように感じます」あとがきに載っているこの言葉がいちばん的確だと感じました。
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息子が小さいころから好きだったテレビ番組の
「ピタゴラスイッチ」の企画監修されている人の著書だということで
読みました。
藝術大で教鞭をとられているということで
なかなか面白い視点で語られているエッセイだと思いました。 -
共感できるところが多い。丁寧に生活しているからこそ感じられることのように思う。
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いろいろと興味深い角度から物事を観察していて楽しめました。
さっそくブラームスの交響曲1番を引っ張り出して聞いています。
揺れる船に乗るのはは大嫌いだったけど、次が待ち遠しくなりました。 -
日常の何気ない物事に対して、独特の視点で捉えた考察集。元人気CFディレクターというキャリアは別に、気付きと思索の拡がり、深さに感心する。世の中をあらゆる角度から見つめ、考え抜くこと。結果、日常生活は豊かになることだろう。