- Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796664233
感想・レビュー・書評
-
想像力が広がります。広がりすぎて止まらなくなる。
面白いです。
だいぶ前に読んだけど、印象深い本。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
眠くなります。
「宇宙の姿を科学的に解き明かした結果、宇宙を縁遠く感じるようになった現代の私たち」のために書かれた本。
「宇宙は神様が作った。だから宇宙の大きさには限りがある
。」という教会と「宇宙は神様が作った。だから宇宙の大きさ広さには限りがない。」というニュートン
「神様がお造りになった宇宙は、本当にこれほどややこしいものだろうか」という発想で地動説を説明したコペルニクス。
などなど宇宙を解き明かすときに【神様】がたびたび出てくるのが興味深かった。 -
古代から現代までの宇宙のはなしが、やさしい語り口調で書かれていrます。あまりにもやさしい語り口と、ところどころに挿入されるほんわかとしたイラストのせいで、相対性理論もわかったような気になってしまうかも。秋の夜長にぴったりです。
九州大学
ニックネーム:ほしいも -
佐藤文隆さんが『科学にすがるな』で、
「ビッグバン宇宙論は、ビッグバン、大爆発で宇宙が生まれたんじゃないんだ。その誤解を解くためにあちこちで話してきたけれど、」
というようなことを話していたが、じゃあ何なの? が、わからなかった。
ビッグバンで宇宙が生まれたって信じていたもの。
この本で、正解がわかった。
ありがとう、本を読む順番の神さま!
この後の、『一四一七年、その一冊がすべてを変えた』にも感謝は続く!
p41まとめ
古代人が考えた天と地の形は、大きく三つのパターン
「天も地も平ら」
「天は球、地は平ら」
「天も地も球」
住んでいる場処の風景から発想された。
古代中国では、天は円形(円盤形)、大地は方形(四角形)の「天円地方」と呼ばれる宇宙観。
→思った。日本の古墳って、前方後円墳だけれど、これは関係あるのだろうか??
p94まとめ
ヒッパルコスが、地球の歳差運動を発見。
地球は自転しているけれど、回転の遅くなったコマが首を振るように、自転軸の方向はゆっくり変化している。この首振り運動を歳差運動という。
歳差運動のため、天の北極の位置は少しずつ変化している。
現在の店の北極は、こぐま座のアルファ星のすぐ近くなので、これが北極星。
ヒッパルコスの時代には、だいぶこれからずれてる。
今から約7000年後には、はくちょう座の一等星デネブが北極星。
約12000年後には、こと座の一等星ベガが北極星。
p211まとめ
20世紀、アインシュタインも含めて、宇宙は始めからそのままの形だったと信じられていた。
そこへ、ガモフが
「小さな火の玉だった」「ミクロの卵だった」
という説を唱える。
(これが学界ではのちに、「宇宙は膨張した」→「急膨張した。インフレーション宇宙論」になる)
ホイルが「定常宇宙論」を唱えて、ガモフの考えを
「そんなのはドッカーン(=ビッグバン)理論だ」
と、からかったので、ビッグバン宇宙論と呼ばれるようになったらしい! -
分かりやすいけど、やや入門書としては浅めというかカバー範囲が狭いかも?個人的には別冊NEWTONとかの方が分かりやすいような気がしました。
-
宇宙の95%は正体不明 ―
http://tkj.jp/book/?cd=01642301 -
宇宙についての概念から、古代の宇宙観や天文学の変遷歴史・偉人たちの考え方などなど、非常に面白い。が、中学だと天文学部とか理科部とか高校生が読んだ方が良かったかな。
-
古代からいろんなモデルの宇宙が考えられてきたんだなぁ。ときめく。
-
難しい…(x_x)
筆者は宇宙物理学者。内容は完全に物理の話。
宇宙の成り立ちについて、古代ギリシャから現代にいたるまでの様々な学説を紹介、解説している。
読みはじめは楽しく読んでいたが、段々と物理学の世界に入り、「万有引力の法則」「相対性理論」などと小難しい内容となっていく。
最終章では自説にも触れ、客観性が薄くなりつつあったように思う。諸説の解説に徹するか、初めから自説を展開するかの方が好感が持てた。
宇宙ってまだわからない部分が多いから仕方ないのだけど。
宇宙好きよりも物理好きにオススメ。地学好きなだけでは苦しい本。 -
「宇宙の95%は正体不明!」上を見上げればいつでもそこにある宇宙、でも知らないことがいっぱい。昔の人たちは、宇宙をどのようにみていたのでしょうか?そんな歴史をたどりながら、宇宙のことを考えてみましょう(*^_^*)