イノベーション・オブ・ライフ: ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ
- 翔泳社 (2012年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798124094
作品紹介・あらすじ
最高の人生を生き抜くために。"Thinkers50"で第1位を獲得したクリステンセン教授のハーバード・ビジネススクールの最終講義。
感想・レビュー・書評
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いろいろメモする箇所が多かった。
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60歳になって読みましたが、社会人になる時に読んでいれば自分の人生は変わっていたかもと思いました。どなたが読まれても為になる本だと思います。
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図書館にて借りた本。
ビジネスの理論から抽象化して家族や人生の目的について考えてみた本。クレイトンクリステンセン教授の気概を感じることができる本。
多くの印象に残る名言があった。
「マネジメントは崇高な職業のひとつ、一人一人の生活ひいては人生にも関わる責任ある仕事」
「仕事において給料を追い求めても所詮苦しみを和らげるに過ぎない、自分が心から愛する職につくべき」
「自分の資源(時間)の配分方法を考える」
→短期的に必要なことをすべきだが、長期的に必要なこともする(読書など)
「最終的に成功した企業の93%が当初の計画を断念している」
→つまり常にPDCAを回して行動しなければ成功はない
「子どもと話すときは、大人と同じように話すべき」
「倫理的な問題に対して、絶対に妥協するべきではない、一度の妥協が崩壊につながっていく。」
最後にあなたが人生を評価するものさしは何かを問われた。
自分にとって、現時点では「子どもが成人したときの状況で決まる」にしたいと思う。著者は常に評価できるものさしを想定しているだろうが、私は長期的な観点のものさしを用いていきたい。そうすることで満足することなく改善を繰り返していけると考える。 -
自分の人生に向き合う機会を与えてくれる。
第一部が心に刺さる。
優秀な人ほど仕事に精を出しすぎて人生の真の目的を見失なう。なぜ、自分は働いているのか、将来的に何がしたいのか、自分の中で生きる目的を持って仕事に励めば違う視点で物事が見えてくるのではないか。自分が愛するキャリアを探しつづけること。 -
経営戦略を人生(キャリア、家族、モラル)に当てはめて考える。若干中弛みがあるかもしれないが、軽くて深くてよい本。明日、改めて振り返りたいと思う本。
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人生に目的を持つ。自分の人生を評価するものさしを持つ。「何を考えるか」ではなく「どう考えるか」。「自分が本当になりたいのは、どのような人間だろう?」という問いかけに答えるために献身する。
人生に目的を持つべきだし、目的は成り行き任せにしてはいけない。自分の血と汗と涙をどこに投資するかという決定がなりたい自分の姿を映し出すようにする。生活においてもアウトソーシングしすぎないという例で挙げられていたASUS vs DELLの話は興味深かった。