学びを結果に変えるアウトプット大全 (sanctuary books)
- サンクチュアリ・パブリッシング (2018年8月3日発売)


- 本 ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784801400559
作品紹介・あらすじ
「激動の10年で最も支えになった本」1位!!
読者が選ぶビジネス書グランプリ2025<特別賞>「10年を彩るビジネス書」
に選ばれました!
シリーズ100万部突破!
説明・アイデア・雑談・交渉など……
すべての能力が最大化する。
日本一情報を発信する精神科医が贈る、
脳科学に裏付けられた、伝え方、書き方、動き方
「メルマガ、毎日発行13年」「Facebook、毎日更新8年」
「YouTube、毎日更新5年」「毎日3時間以上の執筆11年」
「年2~3冊の出版、10年連続」「新作セミナー、毎月2回以上9年連続」
……日本一アウトプットしている医師である、ベストセラー作家・樺沢紫苑が
圧倒的に結果が変わる「アウトプット術」を大公開。
■アウトプットとは? アウトプットの定義
■アウトプットの基本法則
■アウトプットの6つのメリット 他
伝える/挨拶する/雑談する/質問する
依頼する/断る/プレゼンする
議論する/相談する/ほめる/叱る
説明する/自己紹介する 他
上手な文章を書く/速く文章を書く/文章を構成する
速く入力する/気付きをメモする/ひらめく
ノートをとる/構想をまとめる/プレゼンスライドをつくる
引用する/要約する/目標を書く/メールを送る 他
続ける/教える/集中する/チャレンジする
始める/やってみる/楽しむ/決断する/率いる
笑う/泣く「/怒り」をコントロールする
眠る/運動する/危機管理する/時間管理する 他
その1■日記を書く
その2■健康について記録する
その3■読書感想を書く 他
感想・レビュー・書評
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精神科医である著者が、自己成長するためには、インプット中心ではなくアウトプット中心にした方が効率が良いという事、効果的なアウトプットの方法などを、これでもか?と思われるほど微に入り細に入り説いた一冊。
著者は、精神科医でありながら、長年メルマガやYouTubeへの投稿を行い、今はベストセラー作家となっている。
私も、著者がシカゴ在住時代、本の出版にチャレンジされていたころからのメルマガ読者の一人なので、継続的かつ膨大量のアウトプットが成功の基となった経過を見させていただいた。
インプット3に対してアウトプット7が最も効率的、とか、アウトプットに時間が取れないのなら、インプット時間を削ってでもアウトプットすべき、とか、睡眠不足は喫煙よりも有害なので、全ての基本として7時間以上は眠るべき、とか、まずは30点を目指して通しで書いて、それからブラッシュアップしろ、とか、「大全」と命名されるべく、本当にこれ以外のことが書かれている本は今のところないのではないかと思われる情報量です。
私も、こうして、時間がないながらもこの本を読んだからには少ない時間でもアウトプットしなくては、とレビューを書かせてしまう、強烈な力を持っています(笑)。
著者のメルマガやYouTubeですでに知っていることも多く書かれていましたが、これ一冊あったら、迷ったときに困ることはないんじゃないかと思えるお助け本です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アウトプットの効能における総集編という感じで、今まで本で読んだりYouTubeで見たような内容がズラリ。それなりに「使える」本。知っている内容もあるが、おさらいがてら。下記はメモ書きだが、こんな感じのノウハウ本、ハック本である。
読むと言うのは、ただの意味記憶であり、覚えにくく忘れやすい。声に出す、何度も書くとか運動すると言うのは運動性記憶であり、覚えやすく忘れにくい。短期記憶をする海馬から長期記憶をする側頭葉に移動させる必要がある。大体の目安として情報の入力から2週間で3回以上アウトプットすると長期記憶として残りやすくなる。教科書を読むより、問題を解く方が定着しやすい。
悪口を言うとストレスホルモンである。コルチゾールが分泌することがわかっている。また、認知症になる危険性も3倍高い。
ザイオンス効果では、接触回数が増えるほど、人の好感度が高くなることを示す。長く話すより、ちょくちょく話す。
トップアスリートやプロスポーツ選手は、緊張を楽しむ。マウスに電気ショックを流して学習を促す時、適度な電気ショックが学習効果を高めることがわかっている。強すぎたり弱すぎたりすると学習能力が低下する。ある程度の緊張があった方がパフォーマンスはアップすると言う事。
コントロールできると言う感覚を持つだけで、ストレスの影響は消えてなくなる。言うべき事は我慢せずに言わないと。
脳がぼーっとしている状態は、デフォルトモードネットワークが活躍していて、自分の過去の経験や記憶を整理等したり、自分の置かれている状況を分析したり、いろんなイメージや記憶を想起しながら、自分のこれからをより良いものにしていくための準備を整えている。デフォルトモードネットワークが稼働する時間が少ないと、前頭前野の物事を深く考える機能が低下し、注意力、集中力、思考力、判断力、記憶力、ひらめきなどの想像力などが全て低下し、脳の老化も進みやすくなる。 -
「日本一アウトプットをしている精神科医」である著者が、学びを結果に変えるためのアウトプット法を紹介した一冊。
「読む」「聞く」がインプットで、「話す」「書く」「行動する」がアウトプット、と紹介しているように、最初に原則的な章の後、「話す」「書く」「行動する」のそれぞれについて、具体的な方法を紹介しています。アウトプットと言うと、いろいろ大変なことをしないといけないというイメージではありますが、雑談する、相談する、ノートをとる、などとちょっとしたことでもアウトプットであり、そんなわずかなことでもアウトプットすることの必要性を強調しています。確かに、どんなインプットをしても、行動にまで繋がらなければ、何の効果もありません。このあたりは今後も心がけていきたいと思っています。
最後の章でアウトプットを高めるトレーニング法が紹介されていますが、そのうち、日記を書くこと、健康を記録すること、読書感想を書くこと、情報発信すること、あたりは、著者のやり方とは若干違うものの、長年継続できていますので、このブクログの有効活用も含め、今後も積極的に進めていきたいと思います。本書の内容としてもいろいろなアウトプット法が記載されていますので、楽しめると思います。
▼インプットは「脳内世界」が変化するだけ。アウトプットして初めて「現実世界」を変えることができます。
▼インプットはただの「自己満足」。「自己成長」はストプッとの量に比例する
▼情報の入力から2週間で3回以上アウトプットすると、長期記憶として残りやすくなる
▼インプットとアウトプットの黄金比率は、3対7
▼アウトプットの6つのメリット
①記憶に残る
②行動が変わる
③現実が変わる
④自己成長する
⑤楽しい
⑥圧倒的な結果が出る
▼断る技術
①「優先順位」を決めておく
②迷わずに断る
③ケース・バイ・ケースで判断しない
④断りの公式
謝罪(感謝)+理由+断り+代替案の順で誠意を示す
▼想定問答集
10問で70%、30問で90%、100問で99%をカバーするイメージ
▼「書く」ことで、記憶に残る。「書く」ことで、高い学習効果が得られる。
手書きの学生のほうがよい成績を上げ、より長い時間にわたって記憶が定着し、新しいアイデアを思いつきやすい傾向にある
▼「気付き」を得たとしたら、瞬間的にメモをする必要がある。できれば30秒以内、遅くても1分以内
▼「抽象化のアナログ、具象化のデジタル」
抽象的なアイデアを自由に発想する作業にアナログは向いていて、そのアイデアを具体化していく作業にデジタルは向いている
全体を大雑把にとらえるアナログ、詳密、精緻に詰めていくデジタル
▼論文や資料を探すためのツール:Google Scholar、Googleブックス、PubMed
▼記憶においては、インプットよりもアウトプットが重要。できるだけたくさんの「問題を解く」ということが、記憶に残すためには重要である
▼作業興奮(作業を始めてみると、だんだん気分が盛り上がってきてやる気が出てくる)の必要時間は5分
▼この世の中に「失敗」は存在しない。「うまくいかないこと」「不本意な結果」は、「失敗」ではなく、「エラー」
▼アウトプット力を高める7つのトレーニング法
①日記を書く
②健康について記録する
③読書感想を書く
④情報発信する
⑤SNSに書く
⑥ブログを書く
⑦趣味について書く
<目次>
CHAPTER1 アウトプットの基本法則【RULES】
CHAPTER2 科学に裏付けられた、伝わる話し方【TALK】
CHAPTER3 能力を最大限に引き出す書き方【WRITE】
CHAPTER4 圧倒的に結果を出す人の行動力【DO】
CHAPTER5 アウトプット力を高める7つのトレーニング法【TRAINING】 -
基本、18時以降は働かない
月10本以上の映画鑑賞
月20冊以上の読書
週4から5回のジム通い
月10回以上の飲み会
年30日以上の海外旅行
睡眠時間は毎日7時間以上
他SNSの更新毎日
執筆活動セミナー主催等のアウトプット
という精神科医の著者
ここまでは凄いけど、正直世界が違うし、胡散臭い(笑)
ベストセラーだから読むけどね…
最近のこの手のビジネス書は驚くほど内容が似ている
そろそろ自分の中でも飽和状態になりつつあるので、情報の取捨選択が必要だと感じる
かつその情報が淘汰されて残ったものを実行していこうと思う
というわけで自分に関心があるモノだけをピックアップ
○教科書をじっくり読むより、問題をどんどん解いていこう
〜こっちのが楽しいから、今までのやり方で良いと安心
○インプット→アウトプット→フィードバック(なぜうまくいった?なぜ失敗した?次に何をする?)これが理想
〜フィードバックを全くやっていなかったのでこれは実践したい
○雑談は「長く話す」より「ちょこちょこ話す」内容より回数のほうが重要
〜雑談が苦手、かつ「無駄な会話」とすぐ思ってしまう…ようするにコミュニケーション能力が低いので、少しずつ心がけようと思う
○本当にやりたいことを優先するためにきちんと「断る」
断りの公式「謝罪+理由+断り+代替案」
〜昔に比べ断れるようになってきたが、まだまだかなぁ
つきつめると自分の優先順位が明確でない部分があると思われる
○自己紹介する
「短いパターン」「長いパターン」を用意
・誰にでもわかるように話す
・差別化ポイントを盛り込む
・数字を盛り込む
・ビジョンを盛り込む
〜特に必要に迫られていないが、やってみる価値を感じる
しかし差別化できるところなんてあるのかなぁ…
数字…⁉︎た、体重⁉︎ 年齢⁉︎(泣)
うーん
○営業とは「売り込む」のではなく「価値を伝える」 商品特性よりも、「どんな得があるか」を伝えよう
★ここでこの本の紹介文(具体例)がある
・精神科医の、脳科学、心理学的根拠に基づいた、再現性のあるノウハウ
・図解入り。読書が苦手な人も直感的に理解できるわかりやすさ
・基本2ページ完結でどこからでも読める。気楽にすきま時間で読める。何度でも読めるから効果抜群
・読んだその日から実践できるハードルの低さ。読んだその日から効果を実感できる即効性
〜凄いですね
あらゆることを言葉にしてあらゆるものをうまく使えるって
訓練ですね
ちょっと感心してしまったのでピックアップ
○感謝によって分泌する脳内物質
・ドーパミン(幸福物質)
・セロトニン(癒しの物質)
・オキシトシン(リラックスの物質)
・エルドルフィン(脳内麻薬、究極の幸福物質)
〜そんなに素敵な物質達が出るとは…
「ありがとう」が足りてない
とくに身近な人達に…
実践します!
○ 1冊の本から3つの気づきを得る
○脳の棚卸しをしてやるべき事は3つに絞ろう
○集中する
ながら作業は非効率
タスクの切り替えにより脳に猛烈な負担がかかるとともに脳の処理能力が低下する
人間の脳は同時に処理できるのは3つ前後と言われる
〜どうしようもない飽き性で、仕事も同時にいくつもをやってしまうので、これは変えたい
何事も3つくらいまでが良さそう
TO DOも、目標も…
○ひらめきのプロセス
・準備…問題と格闘する
・孵化…問題を脇に置いておく
・ひらめき…アハ!体験
・検証…ひらめきが正しいか検証する
問題と徹底的に向き合った後は、来るべき時をぼーっと待とう
〜仕事が行き詰まったり、オーバーフローするとトイレに逃避するのだが、ここでよく頭が整理される!
こういうことですね!
○思考の軌跡は、1冊のノートに全て残す
・見開き2ページに収める
・レジュメにメモしない
・細かくノートを取りすぎない
・気づきを3つ書く
・ To Doを3つ書く
〜これいいな!
ノートまとめって難しい
どうしても細かく取りすぎる
やっぱり3つまで!
量の制限て大事だ
○「要約力」=「思考力」
Twitterでトレーニングする
Twitterは140字まで
制限時間5分以内で終わらせる
〜Twitterはやらないがこういう訓練は真似したい
○決断する
「ファーストチェス理論」
最初の判断と言うのは、かなり正しい
ワクワクする方を5秒で選ぶ
最初に思いついた方を優先する
〜それほど優柔不断ではないが、こう言って貰えるとなんか気が楽になる!
○眠る
・ 6時間睡眠を14日間続けると、二日間完全に徹夜した時と同程度の集中力低下をきたしている
・ 1日7時間の睡眠をどんな仕事よりも優先する
〜耳にタコができるほど睡眠が大事と聞かされ、自分でもわかっているがなかなか7時間死守できず…
なんとかしたい!!
○インプットの時間を減らしてでもアウトプットする時間を確保する
〜アウトプットの有益性は十分わかったが、わかってもインプットの楽しさってやめられない!
例え人として向上しなくても楽しいことはやめられないなぁ
『アウトプット力を高める7つのトレーニング法』
①日記を書く
・ポジティブ日記を書く
・質や量でなく、毎日書く
・制限時間を決める
・非公開から公開に
②健康について記録する
・体重の記録
・その日の気分
・睡眠時間
③読書感想を書く
・「ビフォー」+「気づき」+「TO DO」
これに肉付けをしていく
④情報発信する
・内面の変化としてフィードバック効果、アウトプット力アップ、現実の変化として人が集まる、評価がアップする、仕事の依頼が来るなど
⑤ SNSに書く
⑥ブログを書く
⑦趣味について書く
・マニアックな記事ほど反応は高い
さすがに精神科医だけあり、根拠や情報元がしっかりしていて説得力がある
完全にインプット人間なので、参考になる部分だけ活かせばいっか…という感じ
アウトプットが素晴らしいのはよくわかるが、静かに自分の中で慈しみながら生活したいので(笑) -
⚫︎得たこと、やろうと思ったこと
・なぜアウトプットをするのか?
アウトプットでしか現実は変わらない。
現実世界をより良いものに変えていくため。
・書く→脳活性化(脳幹網様体賦活系RASが活性化)
・目標はちょい難にする
期限をつける、具体的行動に落とし込む
・自己紹介作成
30.60秒バージョンをつくろう
差別化、数字、ビジョン(共感を生む)
・ジャーナリング
本、映画、スポット、グルメ
・得た知識をgive &giveの精神で。
-
何かを人に教えたり発信することで、その理解度が上がるという話は有名だ。
私が読書の記録を付けている理由もそれにある。本を読み終えた当時の感想を振り返ることができるだけでなく、人に発信する(見てもらえるかはともかく)感想を書こうと意識するだけで、自分が何を本から学んだのか改めて整理ができるからだ。
勉強や記憶の定着に、アウトプットは必然。
であればアウトプットの本を読み、その内容をアウトプットすることができれば、とても有意義なのではないか。安直な私はそう考え、本作を手に取ったのだった。
本作ではCHAPTER1にてアウトプットの基本原則を学び、CHAPTER2以降は具体的なアウトプットの方法(話し方・書き方等)を解説していく。
まず、CHAPTER1ではインプットとアウトプットの定義からそれぞれの効率的な学習比率、アウトプット後のフィードバックの重要性などを説く。アウトプットを「覚えたことを出力すること」というあいまいなレベルでしか理解できていなかった私は、すでに考えを改めることになった。
とりわけ驚いたのは「インプットとアウトプットの黄金比は3:7」という部分。一般的に物事を覚えるときにはインプットをしがちだと思うのだが、知識を詰め込むだけでは効果が薄いという。
声に出す・何度も書くといった運動神経を使った記憶は「運動性記憶」と呼ばれ、なんでも一度覚えると忘れにくいとか。確かに、自転車の乗り方や学生時代に取り組んでいたスポーツの動きを忘れていないだろうと問われれば、この理論には納得するほかない。
Chapter2以降に記されているアウトプットの方法についても、80項目の具体的な例が挙げられており非常にわかりやすい。
特にChapter5『アウトプット力を高める7つのトレーニング法』については、無理なく日常的に挑戦できるトレーニング方法が記されていたため、早速実践(アウトプット)していこうと思う。 -
最近ビジネス書を読み始めたのですが、「アウトプット」の重要性が書かれているものが多く、「アウトプット」の本は、もう読まなくてもいいかなと思っていました。
でもすごく売れているみたいだし、先月末にブログ登録したばかりなので、「アウトプット」の〆として、やっぱり読んでおこうと思い購入しました。
購入してよかったです。「アウトプット」の重要性を書いた本は多いですが、この本は、「アウトプット」するための「方法」が、詳しく書かれています。(タイトルからして『アウトプット大全』ですし)
私は、書評レビューの初心者なので、CHAPTER3の書くの38の「速く文章を書く」とCHAPTER5のトレーニングのその3の「読書感想を書く」が一番参考になりました。
「速く文章を書く」の一つ目は「時間を決めて書く」こと、二つ目のコツは「構成を決めてから書く」だそうです。
「読書感想を書く」では、「10分で読書感想を書くテンプレート」が参考になりました。
今回、早速このレビューでも使っています。
『アウトプット大全』だけあって、書くだけではなく、話すことや行動すること(運動や睡眠まで)載っていて、まさに「アウトプット」の百科事典。使えるところからどんどん使って活用させていただきます。 -
■サマリー
・アウトプットとは、話す、書く、行動すること。
・アウトプットとインプットの比率は、7対3。
・人が成長し、変化するにはアウトプットが不可欠。
・上記は勉強、仕事に留まらず、人生全般に対する
構え。
■読む前
・アウトプットが大切なことは、頭で理解している。
・具体的、効率よくアウトプットするには
どうするか。
・この疑問に対する答えを見出すことを目的にし、
読み進めることにした。
■気付き
・話す/言語化する。→誰かに教える、情報発信する。
・書く。→ブクログによる読書感想
・行動する。→チャレンジのないところに成長なし。
・ちょい難の目標(頑張ればギリ達成か)を繰り返す。
・アウトプットの具体的な行動
読書感想文、日記、SNSによる情報発信がベター。
■TO DO
ブクログは、アウトプットの一つである。
過去、読んだ本を惰性的にブクログに登録していたが、ある時、全く本の内容が記憶に残っておらず愕然とした。まさに無駄な時間。
そこで、評価と感想の構成を見直すことに決めた。
具体的には、本のサマリー、読後の気付きor心に響いた内容、所感である。
本書を読んで、今後、読む前の思い、そして所感には気付きに対するアクションをより具体的に盛り込むことにしようと感じた(特にビジネス書)。
小説の場合でも、自分の人生に置き換えた場合の構えをイメージすれば、アクションに落とし込むことはできる。
読書自体はインプットなため、アウトプットとインプットを7対3にすることを意識したい。
-
「アウトプットしないインプットは意味がない。3冊読んで0冊のアウトプットよりも、1冊読んで、1冊アウトプットの方がいい。アウトプットしない限り記憶の定着がないので」とのこと。
読みっぱなしにせず、ここに感想を書くぞ〜! -
【感想】
うーん
ツラツラとテクニックだけが書き並べられていて、あまりまとまって頭に入らなかった。
まぁ「大全」というタイトルなので、「薄く広く」の内容になってしまったのだろう。
個人的には、「インプットよりアウトプットが大切」という意見には非常に同意できる。
やはり行動を起こさないと何も変わらないし、畳水練で終わってしまうだろう。
インプットしたことを実行してなんぼだと、とても思った。
ただ、インプットも侮ってはいけないと思う。
インプットにはデトックス効果がある。
色んな知識や情報に触れるだけでモチベーションも上がるし、判断の材料が増えるのはイイことだと思う。
ただ、上記の通り、インプットで終わってしまったら勿体無いし、何も、記憶にすら残らないよねー・・・
インプットとアウトプットは両方重要だなと個人的に思った。
【内容まとめ】
0.圧倒的に結果を出し続けている人はインプットよりアウトプットを重視。
知識を詰め込むインプットの学びだけでは、現実は変わりません。
1.インプットだけでは現実的な変化は何一つ起きません。
アウトプットという「行動」をして初めて、現実世界に対して変化や影響を与える事ができる。
2.「書いて覚える」「声に出して覚える」だけで、「運動性記憶」として記憶する事ができる。
体で覚える(運動性記憶)と忘れづらい。
筋肉や腱を動かすと、その運動は小脳を経て海馬を経由し、大脳連合野に蓄積されます。
小脳を経由するので、経路が複雑になり、多くの神経細胞が働くことで記憶に残りやすくなる。
3.インプットとアウトプットの黄金比率は3:7
インプット時間の2倍近くをアウトプットに費やすよう意識
4.「長く話す」より「ちょくちょく話す」
ザイオンス効果「接触回数かま増えるほど、人の好感度は高くなる。」
コミュニケーションは、内容よりも回数が重要!
5.営業とは「売り込む」のではなく「価値を伝える」ことである。
売ることが目的ではなく、価値や本当の魅力を正しく伝える事が営業の本質。
6.樺沢流ノート術
①1冊のノートに全てまとめる。
②気づきを3つ書く。
→発見や学び、気づきを必ずメモする!
③To Doを3つ書く。
→現実を変えるためには行動を変えないといけません。気づきを行動に変えること!
【引用】
圧倒的に結果を出し続けている人は決まって、インプットよりアウトプットを重視しています。
知識を詰め込むインプットの学びだけでは、現実は変わりません。
p18
インプット=入力
アウトプット=出力
インプットだけでは現実的な変化は何一つ起きません。
アウトプットという「行動」をして初めて、現実世界に対して変化や影響を与える事ができる。
p22
・体で覚える(運動性記憶)と忘れづらい。
筋肉や腱を動かすと、その運動は小脳を経て海馬を経由し、大脳連合野に蓄積されます。
小脳を経由するので、経路が複雑になり、多くの神経細胞が働くことで記憶に残りやすくなる。
→「書いて覚える」「声に出して覚える」だけで、「運動性記憶」として記憶する事ができる。
p28
・インプットとアウトプットの黄金比率は3:7
インプット時間の2倍近くをアウトプットに費やすよう意識しましょう。
p30
・フィードバックをきちんとする。
アウトプットの結果を見直し、次に活かす。
うまくいったときも、失敗したときも、その「理由」を考えよう!
p46
・メラビアンの法則
→視覚情報が55%、聴覚情報が38%、言語情報が7%
言葉の意味内容そのものよりも、視覚と聴覚を重視する。
p58
・「長く話す」より「ちょくちょく話す」
ザイオンス効果「接触回数かま増えるほど、人の好感度は高くなる。」
コミュニケーションは、内容よりも回数が重要!
p60
・自分自身に質問をする
勉強を開始する前に、「何を学びたいか」を自分に問いかけ、脳にインストールする。
p64
・「ギブアンドテイク」より、「ギブアンドギブ」の精神
「返報性の法則」
→人は親切にされた場合、その親切をお返ししないといけないという気持ちが湧き上がる。
人に何か頼み事をするときは、一方的に依頼するのではなく、まず自分から相手のために何かをする、相手に与えるというギブの精神が必要!
p70
・プレゼンする。
緊張は味方である!
緊張を楽しむこと。
ある程度の緊張があったほうが、パフォーマンスはアップする。
p103
・営業とは「売り込む」のではなく「価値を伝える」ことである。
売ることが目的ではなく、価値や本当の魅力を正しく伝える事が営業の本質。
p114
・RAS…脳幹から大脳全体に向かう神経のネットワーク、司令塔。
アウトプットの基本は「話す」と「書く」だが、書くことで注意がそこに集まり、脳が活性化する。
p122
・落書きをする。
落書き=記憶力が高まるという驚きの効果。
ただ漠然と聞いているよりも、落書きをしたほうが感情が刺激されて記憶に残りやすい。
p150
・樺沢流ノート術
①1冊のノートに全てまとめる。
②気づきを3つ書く。
→発見や学び、気づきを必ずメモする!
③To Doを3つ書く。
→現実を変えるためには行動を変えないといけません。気づきを行動に変えること!
まずアナログで抽象的な枠組みを作ってから、デジタルな文書にまとめると効果的!
p166
・要約する。
自分が学んだ事、相手の考えや言いたい事など、インプットした情報を要約してアウトプットする習慣をつけた方がいい!
文字数制限などを自分で定めてトレーニングすること。
p208
・やってみる。
→トライしなければ、永久に今のまま。
トライ&エラー。
エラーの原因を調べ、対策をして、再度チャレンジすること。
エラーを恐れずにトライの回数を増やした方が自己成長できる!
著者プロフィール
樺沢紫苑の作品





