- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784806145486
感想・レビュー・書評
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これを参考にしてデスク片付けてみようと思います
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「いつか」には、必ず「いつまでに」と期限をもうける。
「人を責めるな。しくみを責めろ」>都合の悪い物がしまわれる。
線を一本引きなさい。写真を掲示すれば「見える」
「見よう」としなくても「見える」が大事
そうじも仕事の一つ -
2014.2読了
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手持ちの本が尽きてしまったので適当に家にある本を読んでみた。
もうパラパラ開いた瞬間に文字のデカさと行間の広さから大した内容の本ではないなーとほとんど期待してなかったが、期待が低かった分そこそこ楽しめた。
本書はオフィス周りの片づけの仕方をアドバイスしているが、もう少し書き方を工夫すれば家の片付けにも応用できる内容だったと思う。そういう風に書いたらもっと一般ウケしたんじゃないかなって勝手に想像してみる。
個人的に片付けの仕方よりも「百聞は一見に如かず」に続きがあることをしれたことが一番の収穫だったりするw -
”片付け”と言うと
やらなければいけないと思いながら
なかなかできていないという人も
多いのではないでしょうか?
本日ご紹介する本は、
トヨタが培ってきた片づけのマインド、
実践方法について紹介した、
いわば「トヨタの知見」をまとめた1冊です
ポイントは
「工夫の習慣」
片付けの優先順位は仕事の次、
という考えが一般的ではないでしょうか?
トヨタでは、5Sは仕事の一部です。
そして、5Sを継続して行うには
それなりの創意工夫が必要です。
常に新しい仕事に取り組んでいれば
仕事に必要なモノや情報も変わってきます。
それらを、どうすれば効率よく整理整頓できるか
常に工夫し、環境を整える習慣が重要です。
「ムダ」
仕事に必要なものを取り出したり、戻したりすることは
必ず毎日しなければならないことです。
これくらいのムダはたいしたことがないと思っても、
ちりも積もれば山。
ちょっとしたことでも、ムダを取る。
”質”ではなく”量”をこなすことが重要です。
「表示」
誰が見てもわかるように表示して運用することが重要。
特に頭脳労働の仕事では、
自分にしかわからないことも多いので
自分がわかりさえすればいいと考えがちです。
しかし、心理学者エビングハウスの忘却曲線によると、
人間は、1日たつと74%のことは忘れます。
”自分がわかればいい”ではなく
自分はいつかは忘れるものと考えて
”忘れてもわかる”ようになっていることが重要です。
「整頓の基準」
整頓とは、必要なものを必要な時に、
取り出せるようにすること。
トヨタでは、その基準は
”知らない人が30秒で探し出せるようにする”
です。
レベルの基準があると、
改善に取り組みやすいですね。
ぜひ、読んでみてください。
◆本から得た気づき◆
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整理整頓は毎日のこと、ちりも積もれば山となる
モノを持つことはコストがともなうと考えてください
モノの放置があるかないかで、現場、オフィス、社員のレベルがわかる
整頓の基準=知らない人が30秒で探し出せるようにする
きちんと片付いたら、その状態を写真に撮って、掲示しておく
整理・整頓の状態を維持する活動=清掃、清潔、しつけ
ルールを徹底して続けさせていくのが、リーダーの仕事
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◆目次◆
CHAPTER1 トヨタ流「片付け」で仕事が変わる! うまくいく!
CHAPTER2 ムダを減らすトヨタの「整理術」
CHAPTER3 仕事を効率化させるトヨタの「整頓術」
CHAPTER4 トヨタ流片づけが「習慣化」する方法
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◆マインドマップ◆
http://image01w.seesaawiki.jp/f/2/fujiit0202/35b9e2e79341183d.png
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著者のOJTソリューションズは、トヨタとリクルートが共同出資して設立した会社で、トヨタで勤続40年以上の元現場リーダーがトレーナーとしてコンサルティングを行っている会社である。ベテランのトヨタ(元)社員がトヨタ式のスキルを伝授するというスタイルの本を何冊か出しており、本書はその1冊である。
本書のテーマはずばり「片づけ」だ。片づけは雑務などではなく、仕事で成果をあげるために重要なものであるということが主張されている。片づけをすることで、仕事におけるムダを徹底的になくし、それが利益につながるというロジックである。
トヨタの片づけの基本は「整理」、「整頓」、「清掃」、「清潔」、「しつけ」という「5S」。本書では、「5S」の定義が示され、詳しく解説されている。以下で、5Sの定義を紹介する。整理と整頓の違いは、わかっているようでわかっていなかったのですっきりした。
整理 :「いるもの」と「いらないもの」を分け、「いらないもの」は捨てる
整頓 :「必要なもの」を「必要なとき」に「必要なだけ」取り出せるようにする
清掃 :キレイにそうじする。日常的に使うものを汚れないようにする
清潔 :整理・整頓・清掃の状態を維持する
しつけ:整理・整頓・清掃についてのルールを守らせる
本書には、片づけについての考え方やテクニックが満載であり、例えば、「今日必要なもの以外はデスクの上に」といったことや、「『いつか使うだろう』は諸悪の根源」といった指摘などである。「姿置き」と呼ばれる、そのモノのカタチを置き場所に(例えば、シールなどで)表示することで、ちゃんと元の場所に戻せるようにするというテクニックもなるほどなと思った。
私は、どちらかというと、本書を読む前から、職場では整理整頓に力を入れてきたので、そこまで本書によって触発されることはなかったが、整理整頓が不得手な人にとっては、モチベーションもあがるし、テクニックも身につけられるしということで、非常に有益なのではないかと思われる。
ただ、本書の全体的な感想として、もちろん片づけはしないよりもしたほうがいいに決まってるし、していないと仕事がはかどらないとは思うが、片づけをやったからすぐに成果につながるというものでもないんじゃないかという思いも持った。いわば、片づけは仕事で成果をあげることの必要条件だけれども、十分条件ではないのではないかと思う。 -
片づけの基本中の基本。
家庭でも応用できる内容です。
読みやすい文章で、スーッと頭に入り、やる気がわいてきました。 -
東久留米Lib