オブジェクト指向でなぜつくるのか―知っておきたいプログラミング、UML、設計の基礎知識―

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  • 日経BP
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822281953

感想・レビュー・書評

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  • オブジェクト指向を上手に説明している本は、なかなか見つからない

  • 2007/06/29 購入
    2007/07/01 読了 ★★
    2014/11/14 読了

  • 「2冊目に読むオブジェクト指向入門書」と紹介されていたことに非常に興味を持った。
    「オブジェクト指向」がソフトウェア開発における魔法のように喧伝されたり、我々COBOL世代にはこれが理解出来なければSE失格の烙印を押されることになるという脅迫観念から何度も理解しようとしたのに挫折をした過去から少し救ってくれた様な気がする。(気がするだけかも知れない)
    「オブジェクト指向」が意味するところは非常に幅広く思われる(実際そのように謳っている本が多い)が、実際はかなり上の方とかなり下の方の2カ所をカバーしているだけで、その中間は対象とされないことがよく分かった。

  • 正確性確保のためか、話が抽象的なので、初心者には理解が進まなかった。

  • インスタンス、メモリ管理がよくわからないPG初心者には最適!java,.NetからPGを始めた初心者は特に読むべき。

  • 先月読了した「[入門]はじめてのオブジェクト指向設計」には書いていないデザインパターン・UML・モデリングなどが記載されているらしいことから、急遽購入を決めて読んでみました。

    サンプルコードがJavaだったことで若干判りにくかったことから星3つに減じています。
    でも、オブジェクト指向が何時生まれ、どういう経緯で今に至っているか、など基本的な事は充分に理解できます。
    世間一般で言われている比喩表現を廃することからその実体に迫ろう、という試みは成功と言えるでしょう。

    今回、読了した「オブジェクト指向」に関する書籍は、一度読んだだけではダメだと思っています。
    読了した後で、自分の中でどうまとめていくか、が問題だろうと。
    今後、この2冊を自分なりにまとめていくことで「オブジェクト指向」を自分のモノにしていければ、と思っています。

  • オブジェクト指向は現実世界をそのままソフトウェアに表現する技術である、というわけではない。最初はこの意味がまったくわからなかった(そもそもなんでこんな問題提起がなされているのかすら掴めなかった)が、読み進めるうちに、少しは筆者の言いたいことが分かった気がする。

    オブジェクト指向の要素はクラス、ポリモーフィズム、継承である。ポリーモーフィズムについてはまだ掴みづらい部分がある。

    オブジェクト指向が従来の言語の欠点を補うものでありソフトウェアづくりをラクにするものであること、プログラミング言語を超えて情報の整理にもその考え方が使われていることなどがおぼろげながらも理解できた。

  • ごく基本的なことが書かれた本。
    オブジェクト指向の考え方、デザインパターン、UML、メモリの仕組み等について基礎的な説明が書いてある。
    初めてオブジェクト指向を学ぶ人にとっては読みやすい本だと思う。

    ただ本格的に学ぶのであれば、デザインパターン、UML、開発プロセスなどのおのおのの専門書を読む必要があると思われる。あくまで初学者向き。

  • 良著です。もっと早くに読みたかった。
    私は、Javaとかをいきなり勉強して分かる人はすごいと思う。cまでは無茶苦茶いじっているうちに何となく分かるようになると思うが、Javaは、「なぜそうなっているのか」が分からないと、わからないように思う。少なくとも私はそうだ。
    だから、こういう解題の本がほしい。もっとほしい。
    とくにUML・・・

  • 120519 紙の本を自炊してPDF化

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著者プロフィール

ウルシステムズ株式会社所属。メインフレームによる金融システムからマイクロコンピュータを使った制御系システムまで、いくつかのシステム開発を経験した後、30代前半でオブジェクト指向モデリングとSmalltalk、(Observerパターンの)MVCフレームワークに出会い、衝撃を受ける。その後、技術コンサルティングの仕事を経て、2001年にウルシステムズのスタートアップに参画し、現在に至る。著書/翻訳書:『UMLモデリングレッスン』(著、日経BP)、『リファクタリング 第2版』(共訳、オーム社)、『レガシーコード改善ガイド』(共訳、翔泳社) ほか

「2021年 『オブジェクト指向でなぜつくるのか 第3版 知っておきたいOOP、設計、アジャイル開発の基礎知識』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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