生徒会の一存 碧陽学園生徒会議事録1 (富士見ファンタジア文庫 あ 3-1-1 碧陽学園生徒会議事録 1)
- KADOKAWA(富士見書房) (2008年1月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829132524
感想・レビュー・書評
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何かと天然な生徒会長がいろいろやらかす本
文章の書き方が特殊で、小説を読んでいるという面倒くささがありません。
中でもパロディネタがたくさんあり、読んでて飽きが来ません。
元ネタを知っていたら思わずニヤリと来るものも多くて楽しかったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
萌えた。
はまった。
最高。 -
話題の一存シリーズ、期待度は高かったがまぁそれなり、という感じ。
随所にいろんな「現在」流行ネタ(ラノベ、アニメ系の)が含まれているので、今しか楽しめない話だなぁと。100%分かる人っているんだろうか。個人的な採点だと八割以上はたぶん分かっているので、結構メジャーネタが多いのか。メタものって好み分かれるから、お好きな人にはたまらないと思われ。出版社ぐるみで遊んでいるのがいい感じ。ネタ元は電撃がおおいなぁ。あとはやっぱり、ハルヒ。
ケロロ(未読ですが)を思い出させます。
こういうタイプの主人公は好みだけど、バランスがいささか悪い。もっと吹っ切った感じにするかもう少しこまめにバックグランドを出さないとだめかも。
ちょっとコウ(悪魔のミカタ)に似てるかなー。 -
内輪ネタ的なのが多いな。なんというか、そういうのって冷めるんだよなー。しかし、最後のオチは読めなかった。そして「こんばっぱ-」はなぜか笑った。一応、続きは読もうかね。四コマ小説…まさにそんな感じ。
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豊富なパロディと、会話だけで進んでいくゆる~いコメディが何とも言えず面白いです。
初っ端から笑いっぱなしでした。
ただ生徒会室で駄弁ってるだけなのに……という不思議な感覚をぜひ体験してみてください! -
生徒会のメンバーのたわいのない日常が癖になる。
あまりライトノベルという言葉は好きじゃないですが、まさにライトノベルといった感じなんじゃないかと思いました。 -
ジャンルはは生徒会室で生徒会メンバーがひたすら雑談を繰り広げるという物語の短編集。こういうなにげない日常をたんたんと描く作品は好き。
しかし、この主人公である杉崎鍵がとてもすごい男だ!
どんなにすごいのかというと……、
●自己分析できる
●空気を読み、その場その場に応じた対応ができる
●相手とネゴシエイトしながら妥協案を提示できる
●話の趣旨を即座に理解し、着地点を明確に設定することができる
●コミュニティーというか居場所というか、全体的な雰囲気作りができる
●相手の発言から相手の思考を理解し、適切な発言ができる
●何が正しくて、何がいけないことなのかわかっている上で行動できる(AKY。あえて空気読まない。空気を読むより更に高い次元、空気を作る男)
●自分の考え方、指針を確立できていて、それを独りよがりではなく、みんなと共有できる
●自分を俯瞰することができる
●議題について客観的視点に立って考察できる
●一方では情熱家で、一方では冷静に判断できる
●話そのものの趣旨を大切にし、軌道修正しようと心がけができる
●話しながら、話の落としどころを考えられる
●現状分析できる
●信頼されている
桜野くりむが生徒会長ではあるけれど、杉崎鍵は本当にリーダー的存在であり、俺も見習いたいと思った。
勿論、これはフィクションであるということを前提にね(笑) -
コメディな中にシリアスを少し入れて…ま、面白かったです。
アニメ版は酷いですが原作は少しマシ…。
と、酷評しますが、読んで毎回爆笑しています。軽いノリが好きなら読んでみるに値する作品ですよっ!!
作者は杉崎です(笑) -
これは最高におもしろかったです。ただ駄弁っているだけなのにパロディーネタがおもしろいです。キャラクターの個性もなかなかのもの。
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駄弁らせるだけでよくここまで話が持つなと感心するけど、駄目だわ。
主人公がぎこちない。
生徒会がメンバーの関係がギクシャクして素直に楽しめない。
暗い雰囲気が漂ってる。
そういう中でギャグやられると逆に苦痛。