夜蜜晶 (ティアラ文庫)

著者 :
  • フランス書院
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  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829665862

作品紹介・あらすじ

兄の命を救うためファリエットが頼ったのは侯爵ウィンスロア-助けられる唯一の人で元恋人。婚約破棄してきた彼とは二度と会いたくなかったのに求められた身体。屈辱に震えつつ愛撫に身を委ねる。憎んでいたのに感じる指先、もっと熱いものすら欲しくなり-私はまだ彼を愛してる?心揺れるファリエットが囁かれた言葉、侯爵家に伝わる「夜蜜晶」が秘めた淫らすぎる真実とは。

感想・レビュー・書評

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  • 王子様ほのかに鬼畜風味

  • シスコンな兄のお陰でお互いに振られたと思い込んで行き違っちゃた幼馴染みの話。割りと強引にエロい設定にしてる感がある。ウィンスロアがファリエットのサイズをバッチリ把握してた理由になんか突っ込めよファル、とか所々ウィンスロアの言動がおかしいのは笑えた。

  • 幼馴染みのファリエットとウィンスロア。相思相愛で求婚されるはずだったはずが、政争に巻き込まれて、ウィンスロアからの求婚がなく、悲しみにくれるファリエット。

    後半で事実が明らかになりますが、どちらも相手のことをずっと好きだったし、ウィンスロアも何度も求婚していたにも関わらず、なぜかお互いにフラれたと思っていたのは、ファリエットの兄のせいでした。

    ファリエットのためといいながら、格上の相手であるウィンスロアとの結婚は苦労すると勝手に決めつけ、ウィンスロアからの求婚を何度も断る兄。その上で、格下の子爵との結婚をまとめようとするし、ろくでもないです。
    そのせいで命を狙われるはめになったのですけど、ファリエットとウィンスロアが普通に許せたのは、結果オーライだからでしょうか。

    兄のしたことを考えると、ウィンスロアが誠実な人だったのねって、思っちゃいました。

    最後は結婚式のところで終わりましたけど、どっちかっていうと、侯爵家のしきたりみたいな初夜のシーンで終わってもよかったんじゃないかなぁ。

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