- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834080186
作品紹介・あらすじ
東海道土山の宿。あさたろうをおってふたたびあらわれたきゅうりのきゅうべえ。ねぎじるがとぶ!とぶ!4才から。
感想・レビュー・書評
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痛快!
これぞ人情時代劇!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大好きなシリーズ。
言葉のリズムがよく、読んでいて気持ちよくなる。
日本人だな、と思う。
1に比べて巻を増すごとに絵がかわいくなったり、説教くさい内容になったり、回想が多くなったりといまいちと感じる巻もあるが、この9巻はまあまあ好き。 -
その5に登場したきゅうりのきゅうべえが再び登場。
しかし顔色が悪い。
何かあったのか?
と思ったけれども、古漬けのような顔いろの理由は特に明かされず、きゅうべえはあさたろうのねぎじるを今一度浴びたいというのです。
年貢米を襲う一味の用心棒のきゅうべえ。
あさたろうとしては見逃すわけにいかず、ねぎじるを飛ばします。
「あの日あの峠でおぬしのねぎじるを浴びたとき、わしは強く心を揺さぶられた。なんなのだ。これは!!わしの心の中に何かが湧きおこり、武士として、浪人者として生きてゆくことに迷いが生まれた。そして、今一度あのねぎじるを浴びて、わしのこの思いを確かめなくてはと、おぬしを探しておったのだ」
え!?
というわけで、ねぎじるを浴びたきゅうべえは刀を捨て、真っ当に生きることになった(らしい)。
あさたろうとにきちは一味を捕まえお役人さんたちにつき出すが、よく考えたらにきちはお尋ね者であったのだ。
なかなか侮れない展開であったけれど、旅芸人のこももとは、今後どういう関係になるのであろうか。
残すところあとわずか。
落としどころはいったいどこだ? -
良かった