心霊探偵・八雲 赤い瞳は知っている

著者 :
  • 文芸社
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本棚登録 : 1910
感想 : 287
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  • Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784835583440

感想・レビュー・書評

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  • 面白い!!
    もともと神永さんが書く文章は『悪魔と呼ばれた男』から好きだったのですが、初期のこの作品はまだ神永さんの文体が仕上がっていないのだなと感じました。その違いを読んでいくのも魅力的で面白かったです。
    物語は八雲という青年と晴香という少女(大学生)の出会いから描かれています。私個人は、恋愛小説も好きで読むので、男女の関わりが描かれていると「おっ!」と期待してしまいます。
    シリーズもので、既に完結しているので読破して次は『鬼神幻燈抄』か『ソロモンの偽証』あたりを読みたいです!!
    読んでくださりありがとうございました。

  • 高校生の時に学校の図書だよりに先生のコメントが掲載されていたことがきっかけで作品を知りました。シリーズですが大体1冊で事件が解決するので読みやすいと思います。個人的に八雲より後藤刑事が好きです。
    ただ女性が襲われる話が多いので苦手な方は読まないほうが良いかもしれませんね。
    昔、深夜にドラマをやっていたような気がしましたが実際のところどうなのだろう?

  • アニメも漫画も大好きなシリーズを今日からゆっくり再読していこうかな( 9巻までしか持ってないです )と。その後で文庫本と入れ替えようと考え中です。

    第1作目にして神永さんのデビュー作です。短編集式なのもあり、展開が早くスピーディーにお話が進みます。次から次へと何かしら起こるので飽きませんでした。

    なんだかんだ言って最後の犯人は人間で、生きてる人がいちばん怖いですね。

    それにしてもかなり久しぶりに読みました。思った以上に八雲がツンツンしていて「あれ?こんなにツンツンしてたっけ…?」と何度か考えましたが、してましたね。笑
    ツンツンしていて口が宜しくないのに優しいのがギャップで…昔はハマりましたが今は「優しくなりなよ…」的な目線で読んでしまいます。笑

  • 設定とかは悪くないんだけど…なんか晴香の言動が共感しづらく、八雲を動かす理由として説得力ないな、と思ってしまった。

  • やっぱり1巻が至高にして最強

  • <Shinrei - Tantei YAKUMO>
      
    Cover Design/ Satoshi-Ohba

  • 読みやすい…赤い目に厨二心

  • 幽霊が見える大学生が事件を解決する短編集。

    ・廃屋の肝試し
    →写真に写ってしまった死体運搬中の先生が犯人
    幽霊は運ばれていた女生徒、姉は怒っていない
    ・幽霊トンネル
    →犯人はチャラい合コン男
    トンネル後に男の子を轢いて、ハンマーで殺害
    ・友人行方不明
    →資産家夫人と弟の共犯
    焼けた夫人と思っていたのが友人友人は既に

    犯人は人間で、
    幽霊は事件には直接的には関わらない。
    かと思ったら、トンネルの中では殺されそうになる。

    個人的には、
    ヒロイン晴香のキャラが受け付けない。

  • 廃屋の幽霊騒動「開かずの間」
    交通事故多発のトンネル「トンネルの闇」
    自殺偽装とココアの隠し味「死者からの伝言」

  • 【再読】神永学のデビュー作。そして、心霊探偵シリーズ一作目。デビュー作にして、読みやすさとスピード感がある。

    生まれながら赤い左目を持ち、幽霊が見えてしまう主人公 八雲が、その能力をいかし、事件を解決していくこのシリーズ。

    恋人に見殺しにされた女子大生に、交通事故隠蔽のために殺された少年、遺産をめぐる争いに巻き込まれて殺された女性と、どれも悲しくてやりきれない事件ばかり。
    それでも、八雲によって救われた霊もいるし、逆に思いが届かず彷徨い続ける霊もいる。

    一作目ということで、八雲と晴香の出会いから、後藤刑事や叔父の一心ら主要メンバーも徐々に登場。3つ目の話で、両目の赤い男の話がちらっと出てきたように、シリーズはまだまだ続く。いろんな事件を通して、成長していく八雲たちに期待。

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著者プロフィール

2003年『赤い隻眼』でデビュー。改題した「心霊探偵八雲」シリーズでブレイク。様々なエンタテインメント作品を発表し続けている。

「2023年 『怪盗探偵山猫 深紅の虎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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