- Amazon.co.jp ・マンガ (249ページ)
- / ISBN・EAN: 9784838701070
感想・レビュー・書評
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いま岡崎京子の作品を時系列で読んでいる。この作品から彼女の持ち味がはっきり表れてきたように思う。
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ほぼ俺が生まれた頃の作品だけど、当時どう読まれていたのかがとても気になる。
今読んで過激だなぁと思うけど、当時は当たり前だったのか、はたまたもっと過激に思われてたのかとかとか。 -
岡崎京子と知り合った本。
いつも淋しくなっちゃう。
登場人物は何もたくさん欲しがってないのに。 -
これは…素晴らしい傑作でした、ね! 「ヘルタースケルター」も買ったんですけれども、なぜだかあちらはストーリーが好みじゃないというか、とっつきにくい感じがして敬遠気味…割りと普通な女の子がアレする本作を先に読んでみたのでした。普通の女の子といってもワニを飼っている時点で普通じゃないかもですが…だけれども、僕には普通の女の子に見えました、ね! 社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
あとがきにもありましたけれども、都会に生きる女の子の息苦しさ…生きにくさ…そういったものを見事に表現している! と僕などは思いましたかね。漫画読むの久しぶりなんであれですけれども、ページ数的に少々長いかなー、読むの途中で面倒臭くならないかな…と心配したんですけれども、そんな心配は杞憂、一気に読み進めることができました、ね! 社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
うーん…今後も何度も読み返したい傑作でありましたね。さよなラーメン…
ヽ(・ω・)/ズコー -
後年の暴力的な作品群への助走段階のような作品。
昼はOL、夜はデリヘル[※]嬢、
(※作中では当時の一般的な呼び名「ホテトル」と記載)
マンションでワニと暮らすユミちゃんの
退屈にしてスリリングな生活。
友人の勧めで初めて読んだ岡崎作品だったが、
どっぷりハマッた。
デタラメ三昧みたいなユミちゃんが、
ダブルワークをこなすだけでなく、
きちんと掃除したり料理したりと、
意外に真っ当な生活者であることに好感を覚えたし、
その点にリアリティを感じた。 -
岡崎京子さんの作品はすごくいい。
時代背景は違えども、独特の世界観が面白く、一気に読んでしまった。愛と資本主義。ワニ。鞄。
ワニ飼いたい。 -
「すべての仕事は売春である」と同時に愛である。(あとがき)資本主義世界で愛を売り、それに怯えることも屈することもなかったユミちゃんの物語。ユミちゃんがもうやって来ない幸福を待つラストが、絶妙。
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だれかあたしをたすけて
おねがいです
読むたびに好きなセリフを見つける -
この作者の作品の中で一番好きです。