流しのしたの骨

著者 : 江國香織

• マガジンハウス (1996年7月1日発売)

感想・レビュー・書評

[matsuri90さんの感想 · 2007年1月9日]

江國作品で一番好き。お隣さんに一家はほしい。

[ゆうさんの感想 · 2006年12月16日]

一度借りた時ちっとも読みすすめられなくて返してしまった本。もう一度借りてみたらすんなり読めた。心がささくれ立っている時こういう日常のなにげない生活を読みたくなるのだと思う。

[yururiraさんの感想 · 2006年11月7日]

「たとえお隣でも、よそのうちは外国より遠い。」

まるでおとぎ話のような、ある一家の物語。
この世界に入ってみたい、としみじみ思えた作品。（きっと、すごく太る…）

[4月生まれさんの感想 · 2006年10月16日]

冬の、あたたかくて奇妙な物語。律みたいな弟がほしい。

[ちりんさんの感想 · 2006年10月9日]

世間一般から見ると、かなり変わった家族。でもとても幸せな家族。あたたかい家庭ってこんなかな、と思いました。そして兄弟も欲しくなってしまいました。

[あいすさんの感想 · 2006年9月6日]

秋冬にぜひ。
家族の話です。食卓の準備に落ち葉を拾いに行ったり・・・情景を思い浮かべてしまう作品。
個人的に小さな弟の律が好きですねｗ

[れいこさんの感想 · 2006年8月20日]

みんな、どんな人間も、ちょっとずつ世間に馴染めていない。

そんなもんだと私は思う。

[あさみさんの感想 · 2006年8月12日]

4人の兄弟と両親の物語。
終始淡々と、ほんわかした空気が流れます。
最近の江國作品の原点、といった感じ。

[liecoさんの感想 · 2006年8月8日]

なんてことはない、ちょっとおかしな家族の話。出てくる人たちみんなが好き。読むと幸せな気持ちになれるので、何度も何度も読み返しています。

[mm＋さんの感想 · 2006年7月15日]

どうにも仲良し家族ものに弱い。どこまでも優しい話です。「小さな律」みたいな子、私もほしいよ。

著者プロフィール

1964年、東京都生まれ。1987年「草之丞の話」で毎日新聞主催「小さな童話」大賞を受賞。2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞、2004年『号泣する準備はできていた』で直木賞、2010年「真昼なのに昏い部屋」で中央公論文芸賞、2012年「犬とハモニカ」で川端康成文学賞、2015年に「ヤモリ、カエル、シジミチョウ」で谷崎潤一郎賞を受賞。

「2023年 『去年の雪』 で使われていた紹介文から引用しています。」